国家の第一は民主主義である。美しさとか品格はまやかしの国家論である。新聞に掲載されている論文を中心に批判する。
品格より民主そして自由
感染第六波は絶対にやって来ない
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感染第六波は絶対にやって来ない
コロナ感染第六波はやってこない。感染は低い状態のまま続く。完全な感染終焉がいつになるかは定かでないが。日本が外国のような感染拡大をすることは絶対ない。断言できる。
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韓国初の4000人超・ドイツ6万人・オランダ1万6000人超・オーストリア1万人超・ロシア4万1000人超・・・・。世界は感染が驚異的に拡大している。世界が最大拡大しているのに比べ日本は感染が激減している。なんと感染が75人までなり、今年最低の感染を記録した。
専門家は世界の感染が激増しているからやがて日本も感染激増する恐れがあると予想し、日本はそれに対して備えなければならないと忠告している。忠告するだけで日本の感染が激減している理由を解明できないのが日本の専門家である。
12月になれば第六波がやってくる。1万人の感染者が出ると予想したり、1月にやって来ると予想したり、1000人くらいになるとちぐはぐな予想をしているのが専門家である。全然信用できないのが日本の専門家である。
コロナ感染が25000人以上から急激に減り、減った状態がずっと続いているのはグラフをみれば分かる。なぜ激減したかの解明を専門家は誰一人としてできない。外国では日本のコロナ急減は“謎”」として取り上げ、急減の原因はミステリーであると報道している。日本の専門家が解明できないのだから外国にとつてミステリーにしか見えないのだろう。
新型コロナは感染症である。感染症専門家が新型コロナの感染の性質を調査して感染状況を調査すれば感染の原因と感染状況について説明できるはずである。しかし、説明できないのが専門家である。専門家とは言えない専門家が日本の専門家である。
感染が激減していることを説明できる理論がひとつだけある。それが押谷教授の新型コロナ感染論である。上の図表を見れば分かるが日本のコロナ感染は最初からずっと低かった。低いのは押谷教授による感染対策の効果があったからだ。
押谷教授は「新型コロナは感染力が弱い」と指摘している。ほとんどの人は感染させない。感染させるのは一部の人であると述べ、密室のクラスターで感染させるという理論を発表した。
押谷教授が考えたコロナ対策とは感染者と濃厚接触した人全員のPCR検査することと、感染者の感染経路調査をして感染源であるクラスターを見つけるということであった。濃厚接触者のPCR検査で感染拡大を防ぐことができる。感染経路の調査で感染させているクラスターを見つけて感染場所を潰すことができる。この二つのコロナ感染対策を全国の保健所で実施した。濃厚接触者のPCR検査と感染経路調査をやれば感染拡大を防ぐことができる。米国や欧州でコロナ感染が爆発的に拡大したのに日本の感染が低かったのは濃厚接触者のPCR検査と感染経路調査をしたからである。
感染経路調査に弱点がある。調査には調査員と時間が必要であり感染者が多いと調査ができなくなることである。米国や欧州からの入国者に感染者が多く、市中感染感染が広がって感染者が増えたために保健所は感染経路調査ができなくなって放棄した過去がある。
10月には感染が1000人台となった。緊急事態宣言は解除したが飲食店への規制は続き感染者は徐々に減っていった。11月には200人台になった。そうなると保健所は感染経路調査を徹底してすることができ、感染場所のクラスターを見つけて感染をストップさせることができる。そして、ワクチン接種は80%に達しようとしている。
濃厚接触者のPCR検査・感染経路調査・ワクチン接種によって日本は感染が低い状態がずっと続く。そのことは9月の時から分かっていることだ。分かっていないのが専門家・ジャーナリストである。
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