小選挙区で共産党と社民党が当選 沖縄だけだ

小選挙区で共産党と社民党が当選 沖縄だけだ
 
衆議院選挙で共産党は2議席減らし10議席になった。社民党は1議席だった。共産党は10議席の内1議席が小選挙区の当選だった。社民党唯一の1議席が小選挙区の当選だった。奇跡のようなことが起きたのが沖縄である。
 過去の共産党は全ての議席が比例区当選だった。翁長元知事が共産党など左翼と共闘してオール沖縄を結成した。すると比例で当選し続けていた赤嶺政賢氏が小選挙区で当選した。元自民党支持者が赤嶺氏に投票したのだ。今回の衆議員選挙でも「オール沖縄」の元自民党支持者が投票したので赤嶺氏は当選したのである。
 今回の衆議院選挙は立憲民主と共産党が共闘したが、沖縄では元自民党と共産党、左翼と共闘した「オール沖縄」がある。立憲との共闘ではなく、元自民党との共闘で全国唯一の小選挙区当選をしたのである。こんなことが起きるのは沖縄だけである。他の都道府県では起こらない。
 もう一つ。社民党の当選者は一人である。その一人が沖縄で当選した。しかも、比例ではなく小選挙区で当選した。第2区は米軍基地が集中している区である。社大党、社民党が強い。今まで社民党の照屋寛徳氏が勝ち続けた。照屋氏が引退し、後継者の新垣邦男氏が当選した。。オール沖縄がなくても当選していただろう。社民党強し。
 第3区で自民党の島尻愛子氏が当選した。辺野古のある第3区で自民党候補が当選したことに予想外だと報道するマスコミがあったが、マミコミの勘違いがある。辺野古移設に地元の辺野古は賛成である。理由は深刻な過疎化にある。観光で潤っているのは夕日が見られる西海岸だ。東海岸は違う。旧美和村である東海岸の辺野古一帯は過疎化が進んでいる。普天間飛行場が移設すれば経済が復活し、過疎化を防ぐことができる。辺野古移設に賛成だから自民党が勝利したのである。
 辺野古移設反対は辺野古以外の地域で広まっている。辺野古が反対していると思うのは間違っている。ガマフヤー具志堅の嘘に簡単に騙される自民党県連が居るのだから辺野古移設反対が拡大するのは仕方がないことである。
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