ガマフヤー具志堅の嘘がまかり通る沖縄 なぜか

ガマフヤー具志堅の嘘がまかり通る沖縄 なぜか

2021年4月15日の県議会で、

1 悲惨な沖縄戦の戦没者の遺骨等が混入した土砂を、埋立てに使用しないこと。

の意見書が全会一致で採択された。全会一致ということは自民党県連の議員も全員賛成したということだ。意見書は衆議院議長、参議院議長、 内閣総理大臣、外務大臣、厚生労働大臣に送られた。
ガマフヤー具志堅隆松の「戦没者の遺骨が混入した土砂が埋め立て地に利用される」の嘘は県議会で本当であるということになったのである。信じられないのは自民党県連がガマフヤー具志堅の嘘を本当であると認めたことだ。南部の鉱山の砕石が埋め立てに使用できなければ辺野古の埋立てに支障が出る。ガマフヤー具志堅は埋め立てを阻止する目的で嘘をついたのだ。自民党は埋め立てを阻止する目的の嘘に賛同したのである。
南部戦跡の鉱山の遺骨が混じった土砂を辺野古埋め立てに使用することが真実であると県民を信じさせた県議会全会一致である。県民だけでなく国民をも信じさせた。自民党県連はガマフヤー具志堅の嘘が真実だと思わせることに加担したのである。自民党が意見書採択に反対していればガマフヤー具志堅の嘘が真実であるように拡大することはなかった。

ガマフヤー具志堅は2017年明治学院大で講演した。講演で米軍飛行場建設が始まった辺野古には、いまだ多くの戦没者の遺骨が放置されたままだと述べ、辺野古埋め立ては戦没者の遺骨の上に軍事基地を作ることであり、戦死者への冒涜であると述べている。これは真っ赤な嘘である。
辺野古は戦場ではなかった。だから捕虜収容所をつくった。ガマフヤー具志堅は感染症や栄養失調などによる民間人の死亡者が続出していたという記録が残っていることから、多くの遺骨が残されたままだと述べている。嘘である。
辺野古は戦場ではなかった。だから、捕虜収容所であった。死んだ人は墓をつくって埋められた。戦後は遺骨を新しい墓に移した。辺野古の遺骨を放置することはなかった。それに埋め立て予定地は沿岸の海である。収容所じゃなかったし、墓もなかった場所である。沿岸の海に遺骨があるはずがない。しかし、ガマフヤー具志堅は遺骨の残る海を埋めて軍事基地をつくるというのである。大嘘つきである。4年前にも辺野古に関係した大嘘をどうどうとついたのがガマフヤー具志堅である。
なぜ嘘をつくのか。理由ははっきりしている。ガマフヤー具志堅は辺野古に米軍飛行場建設をさせたくないからだ。ガマフヤー具志堅は建設を中止させたいのだ。中止させるには建設反対の市民を増やし、政府に断念させることである。中止させる運動を広げたい。だから、戦死者の遺骨の上に辺野古基地を建設していると嘘をつき、遺骨の混ざった土砂を埋め立てに使用すると嘘をつくのである。嘘をついてでも辺野古米軍飛行場建設を阻止したいのだ。ガマフヤー具志堅が辺野古移設反対活動家であることは明確である。活動家だから辺野古移設反対派を拡大するために嘘をつくのである。

ガマフヤー具志堅の嘘を暴いて遺骨の混ざった土砂が辺野古の埋立てに使用されないことを県民に明らかにする立場にあるのが自民党県連である。ところが自民党県連はガマフヤー具志堅の嘘に賛同したのである。

県議会の全会一致のお墨付きを得たガマフヤー具志堅は土砂使用反対運動を拡大していく。日本武道館周辺でのハンガーストライキ、署名運動、次期衆院選で沖縄選挙区からの立候補予定者を対象に、名護市辺野古の新基地建設に伴う本島南部地域からの土砂採取計画の断念を国に求める考えがあるか尋ねる公開質問状の提出、岸田文雄首相にも同様の質問状を送った。
自民党県連が最初にガフヤー具志堅の嘘を暴き批判すれば南部の土砂問題はとっくにしぼんでいた。ガマフヤー具志堅をユクサー(嘘つき)具志堅呼ばわりするができた。しかし、自民党県連は批判するどころかガマフヤー具志堅に賛同した。辺野古移設反対運動を保守側から盛り上げたのが自民党県連である。
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