コロナ対策の欠点を隠すために年代別感染を発表しない県の欺瞞

コロナ対策の欠点を隠すために年代別感染を発表しない県の欺瞞
 県は新型コロナウイルス感染を発表する時は「新たに20代から80代までの男女30人の感染が確認された」と発表する。20代、30代、50代、60代以上というように年代別の感染者の発表はしない。沖縄県以外の都道府県は年代別の感染者を発表するが沖縄県だけは発表しない。
 以前は年代別の感染者発表をしていた。しかし、ある時から発表しなくなった。専門家会議が濃厚接触者であっても無症状者はPCR検査をしないと決めた時からである。
 デニー知事は8月7日にPCR検査の対象範囲を見直す方針を発表した。発熱などの症状が出ていない濃厚接触者の検査について全員実施をやめ、重症化リスクがある人と医療・介護従事者を優先することに決めたのである。
 無症状でも感染させる。だから濃厚接触者は症状がなくても感染リスクが高いと考えられるから徹底的にPCR検査をするというのがコロナ感染を防ぐための鉄則である。
 20代の若者は無症状者が多い。感染の自覚症状がない若者が家庭などで高齢者に感染させる可能性があるから高齢者の感染を防ぐためにも濃厚接触者は全員PCR検査するというのが国の方針であるし都道府県も同じある。ところが沖縄だけは違っている。
 無症状者はPCR検査をしないと県が発表した時、確実に若者の感染者が減るし、それだけ感染者の数も減ると予想して、県と東京の感染者リストを比べようと県の発表に注目していた。ところが県は感染者の年代別の発表をやめて「10歳未満から90歳代までの感染者は・・・・」と発表するようになった。無症状者をPCR検査しなければ確実に若者の感染者は減る。年代別に発表すればその事実が明らかになる。それを隠すために県は年代別の感染者発表をしなくなったのである。
 県の方針に無批判で県の発表そのまま掲載しているのが琉球新報、沖縄タイムスである。県、専門会議、沖縄二紙は沖縄のコロナ感染拡大の共謀者である。石垣市など県の方針に従わないで濃厚接触者全員をPCR検査をする市町村があるのが救いである。
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