仲井真知事と那覇市・名護市は分裂?



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仲井真知事と那覇市・名護市は分裂?


沖縄タイムスの電子版を読んでびっくり仰天である。

名護、那覇議会が埋め立て申請に抗議
 【名護】名護市議会(比嘉祐一議長)は26日の3月定例会最終本会議で、米軍普天間飛行場の市辺野古移設に向け、政府が県へ提出した公有水面埋め立て申請に抗議する意見書を賛成16人、反対9人の賛成多数で可決した。宛先は首相や防衛省、知事ら。県内の関係機関には、提案した議員を中心に直接要請する。
 意見書では「県民や名護市民の頭越しに基地建設を押しつける暴挙にほかならず強い憤りを禁じえない」と厳しく批判。(1)申請の撤回(2)辺野古移設計画の撤回(3)普天間飛行場の即時閉鎖・撤去し、県内移設を断念すること-の3点を求めた。
 与党系会派の仁の響8人、ニライクラブ4人、無会派2人と、野党系会派の公明2人の計16人が賛成。辺野古移設を条件付きで容認する礎之会8人と無会派1人の計9人が反対した。
 また、政府が4月28日に開く主権回復の日式典の開催中止を求める意見書案を賛成多数で可決。キャンプ・シュワブ内で実施されている廃弾処理や訓練の爆発音や振動被害に対して、事前通知や騒音測定などを求める意見書案などを全会一致で可決した。

那覇議会も可決

 那覇市議会(永山盛廣議長)は26日の2月定例会最終本会議で、米軍普天間飛行場の移設先とされる名護市辺野古沖への埋め立て承認申請に抗議する意見書と、政府主催の4月28日の「主権回復の日」式典開催に抗議する意見書の両案を全会一致で可決した。
 式典に関する意見書では「沖縄の犠牲と苦難につながっている『屈辱の日』に式典を行うことは、県民と歴史を無視することにほかならない」とし、開催の再検討を求めた。
 埋め立て申請に関する意見書では「沖縄の民意を無視する許し難い暴挙で、県民より米国の意思を最優先するもので断じて容認できない」とし、沖縄の総意として提出した建白書に真摯(しんし)に応えること、普天間飛行場の県内移設を断念し、早期に閉鎖・撤去すること、オスプレイ配備の撤回など4項目を求めた。
 意見書は首相や衆参両院議長などへ提出する。
.( 沖縄タイムス 3月27日(水)10時1分配信 )

みなさん。この電子版を読んで気づきましたか。
驚いたことに、那覇市も名護市も仲井真知事や県民が主張している「県外移設」を主張していないのだ。
名護市は、(3)普天間飛行場の即時閉鎖・撤去し、県内移設を断念すること。
那覇市は、普天間飛行場の県内移設を断念し、早期に閉鎖・撤去すること。

両市議会は普天間飛行場の閉鎖・撤去を主張しているのだ。
仲井真知事が主張しているのは「県外移設」である。
マスコミや識者も構造的差別をなくすために「県外移設を主張している。
ところが那覇市と名護市は「県外移設」ではなく「閉鎖・撤去」を議決した。
「閉鎖・撤去」と「県外移設」は全然違う。

全国・・・辺野古移設
政府・・・辺野古移設
仲井真知事・・・県外移設
県民・・・県外移設
那覇市議会・・・閉鎖・撤去
名護市議会・・・閉鎖・撤去

県民総意は「県外移設」であるはずだが、那覇市議会と名護市議会は県民総意に反して「閉鎖・撤去」を議決している。「閉鎖・撤去」を主張し続けてきたのは共産党と社民党である。那覇市議会と名護市議会は共産党と社民党の主張と同調し、県や県民とは違う主張をしている。
普天間飛行場の移設方法について対立しているのだ。

これで「県外移設」は県民総意ではなくなった。沖縄の主張は「県民移設」と「閉鎖・撤去」に分裂していることが明確になった。
オール沖縄を主張し続けている翁長那覇市長であるが、翁長那覇市長の足元である那覇市議会が仲井真知事や県民が主張している「県外移設」に反旗を翻したのだ。
オール沖縄を主張する資格が翁長市長にはない。

共産党と社民党は平和憲法を守り、日本に軍隊を置くことに反対している。日米安保を廃棄して米軍基地を日本から撤去することを主張し続けている。
もし、普天間基地を本土のある場所に移設しようとした時、共産党と社民党の本土の組織は米軍基地の設置に必ず反対する。
「県外移設」を容認することは平和主義の看板を下ろすことになるから、共産党と社民党は「県外移設」を容認することは絶対にできない。

「閉鎖・国外撤去」を主張している翁長那覇市長は、共産党・社民党と身も心も同じになった。

タイムスと新報は、普天間飛行場の「県外移設」を主張している県民・仲井真知事と普天間飛行場の「閉鎖・国外撤去」を主張している那覇市議会、名護市議会は主張が分裂していることを指摘するべきである。そして、翁長那覇市長には自民党を脱退して共産党か社民党に入党するのを勧めるべきである。
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