波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

白スピ倍増計画

2014-06-14 00:01:56 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
白黒茶々家では先月、9回目の箔のウチの子記念日を迎えることができました。 その際には、たくさんの方からお祝いのコメントをいただいて、とても感謝しています。これまで、私はワンコのほうでは箔一頭に愛情を注ぎ、注がれてきたのですけど、スピ仲間の方たちと交流しているうちに、ふとあることを考えるようになりました。
「多頭飼いって、どんなだろう?」
手間暇はかかるようになっても、きっとそれ以上の喜びや楽しさをもたらしてくれるような気がします。それに、ワンコ同士の絡みを見るのも、面白そうですし。



そんな今年の2月に、けいママさんが殺処分寸前のスピッツを保護し、その子にゆめちゃんという名前をつけ、新たな家族として迎え入れられました。そのゆめちゃんを健康診断に連れていったら、なんと妊娠していることが発覚 そして3月12日に、けいママさんに見守られながら、彼女は1男5女の計6頭の仔犬を出産しました。

その仔スピたちは、ゆめちゃんの愛情を受けながらすくすくと育っていきました。 それと同時に、新たな家族のほうも募集するようになり、手を挙げる方もちらほらと出てきました。そんな彼らの成長日記を見ながら、私はこう言いました。
「チビちゃんたち、カワイイね。ウチでも飼いたくなっちゃった」
それを聞いた箔母さんは「はい?」突然何を言い出すんだ というような口ぶりでした。確かに、生き物を飼うのには、それなりの覚悟と責任が伴うということも分かっているつもりです。だからといって、すんなりと引き下がるワケにはいきません。
そんな私に、彼女は「(飼うのには)それなりのプランはあるの?」と聞いてきました。「それは………」ないこともないのですけど、まだまとまっていないだけです。いや、彼女を賛成に導く突破口は、そこにあるのかも知れません そうしたら、彼女を説得&納得できるような計画書を書こうではありませんか 私はさっそく頭の中を整理し、そいつを文章にまとめていきました。 しかも、手書きで。



まずは「箔の後継者を育てたい」とか「箔との絡みを見てみたい」といった飼いたい理由を具体的に箇条書きにしました。 その中には「箔が死んだときのダメージがやわらぐ」という切実なものもありました。 このようなことはあまり考えたくないのですけど、箔は現在10歳で、確実に犬生の折り返し点を過ぎています。その箔に万が一のことがあったら、私はおそらく立ち直れないでしょう。 そのとき、私のそばにもう1頭白ふわがいたら、10のダメージが8か7ぐらいに減るかも知れません。

いいことばかり書いていたら説得力がなく、「現実を見なさい 」と言われてしまうので、デメリットのほうも包み隠さず記しておきました。 もちろん、それらの解決策も同時に考えておきましたよ
例えば「散歩や手入れなどの世話にかかる時間は、2倍になるところを合理化で1.7~1.6倍に短縮」など。さらに、毎年高額の出費となるフィラリア対策は、安い錠剤タイプを扱っている動物病院に切り換えるというのも含まれていました。それって……… そうです 3話前の日記の「ワケあって今年からはそうは言ってられないようになってしまいました」とは、このことを言っていたのです。 これだけ説得材料を用意しておけば、箔母さんも真剣に考えてくれるでしょう。 そして、計画書を提出した翌日に、彼女からの回答がありました。

しかし、箔母さんは最初から難しそうな表情をしていますよ。いいお返事を期待するのは、厳しいかも。 「白黒茶々さんが立てたプランは、突っ込みどころが満載なんだけど………」「ひいぃっ……… 」「箔の(毛の手入れの)仕上がりにはいつも満足してないんだけど、スピッツはあの白くてふわふわな毛を維持しなければならないんだよ 」いきなり太い釘を刺されてしまいました。 確かに、おっしゃる通りです。彼女はさらに続けました。「もともと、(仔犬を)飼うことには反対ではなかったよ。飼いたければどうぞ、お飼いなさい」「えっ、いいの?」 これは意外な展開でした。「白黒茶々さんのことだから、私の同意を得るまでの間に仔スピたちがいなくなったらどおしよ~ とか、気が気じゃなかったのでは?」さすが箔母さん、すべてお見通しです。 そうと決まったら、さっそくけいママさんにお知らせしなければ 果たして、この時点でまだ進路が決まっていない仔犬ちゃんはいるのでしょうか?

間もなくして、けいママさんからお返事がありました。気になるその内容は……… 「白黒茶々さんのところなら、いつでも逢えるし万々歳です 」とありました。それから仔犬のほうは、むらさき君(男の子)と水色ちゃん(女の子)がまだ飼い主が決まっていないそうです。ちなみにそれらの色は、生まれたときに個々を識別するために、首輪等につけられたものです。私は、女の子のほうを希望しておきました。



そういえば、私はワンコを仔犬の頃から飼ったことは、かなり長い間ありませんでした。 ちなみに箔がウチに来たのは1歳3ヶ月のときで、もう犬格やしつけはできていました。仔犬といえば……… 今から20年以上も前に実家のほうで、ハスキーのリキを迎え入れて以来ということになります。もともと大きい犬種なので、生後3ヶ月の仔犬の頃から大きかったような気がするのですけど。 当時私は大学生で、夏休みにその実家に帰省したときにリキを飼うことになったのでした。そのあと、遠く離れた下宿に戻ってしまい、次に逢ったときにはかなり大きくなっていたので、彼が成長する過程は見ていないのですよ。
それから女の子のワンコを飼うのは、それよりさらにさかのぼって昭和にまでいってしまいます。 女の子は、がさつで少年のまま大人になっていく男の子とは勝手が違うのでしょうね。



それから、私は春のスピクラ展の会場で、すでに多頭飼いしている方からお話をうかがってみることにしました。 ウチと同じように、男の子の先住犬がいるところに、女の子を迎え入れられた方をメインに聞いてみれば、きっと安心材料をもたらしてくれるに違いありません。
どころが「ちょっと神経質な先住犬が、病気になってしまった」とか「あとからやって来た子に対抗して、以前より甘えん坊になった」とか、あまりいいお話を聞くことはできませんでした。 ウソでもいいから、「今では2頭飼ってよかったと思っている」と言ってくれ~
※ウソはいけませんよ。それからまさかとは思うのですけど、諸先輩方の話を聞いて「やっぱり飼うのをやめた」なんて言うことはないですよね?(編集部注)



とにかく、飼う環境や手間暇より、先住犬の箔との関係のほうが重要ということになります。 とはいっても、それはやってみなければわからないことでもあります。
それだけでは不充分なので、私は図書館からワンコの飼い方本を借りてきて、基本から勉強、いや、多少は心得があるので、確認をしておきました。 仔犬は純真無垢で、私たちの心得次第ではいろんな色に染まりますよね。なので、特に最初の対応は重要です。



それから、けいママさんは「名前が決まっていたら、そのように呼ぶようにします」とも仰っていました。箔母さんやたつぴも「何て名前にする?」と聞いてきたので、私が命名してもいいみたいですね。 いちおう名前のほうは考えてあるのですけど、本ワンの顔を直接見て、彼女の了解を得てから呼びたいので、それまで伏せさせていただきます。けいママさんやウチの家族には、そのように言っておいたのですけど、大々的に発表したときに「そんな名前、ヤダ」なんて言われたら、どぉしよ~ いろんな意味で、ドキドキしています。



水色ちゃんとのご対面&お迎えをしに、けいママさん宅を訪れるのは今週末の予定です。その際の箔のリアクションなど、今から楽しみにしています。


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コメント (24)
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