ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

鹿沼の友人と蕎麦を肴に焼酎を飲みながら仏教の話をする

2015-05-09 07:20:27 | 友人
 35年来の友人・畔田俊紀さんと、その同級生であり私の友人でもあるAさんに会いに、土曜日から鹿沼に行ってきました。 北千住から特急で新鹿沼まで70分で、車中で話すうちに着いてしまいました。

 いつものようにAさんが駅まで迎えに来てくれていて、早速お昼ごはんを食べに、蕎麦・大越路に行きました。 半年前に初めてここの蕎麦を食べたときには、とても美味しく、当日も3人で6人前の蕎麦を、あっという間に食べてしまいました。

 Aさんは運転しなければならないので、お酒は飲めません。 ここには嬉しいことに芋焼酎のセキトバがあるのです。 野菜の天ぷらと蕎麦を肴に、会話を楽しみながらの酒宴です。

 蕎麦がとても美味しいのですが、広東麺も美味しいというので(板長さんが元中華料理をやっていた)、最後にそれも食し、更にスィーツも頂きました。 云いったん会計を済ませて外に出たものの、蕎麦つゆを飲み忘れ、それを頂きに元に戻りました。 友人は、そんなことをしたのは初めてだといって、あきれられました。

 いつのであれば、どこかへ行って散策するのですが、次なるお店の予約をするべく、車で移動をしました。 幸か不幸か、3時過ぎなのに営業を行っていました。 それではAさんも早く飲酒したいということで、まだお腹の蕎麦の味が残っているにも関わらず、また会食の始まりです。

 Aさんは学生の頃から、仏教の本を読んでいて、普段考えていることを、アルコールの回りが進むにつれ、饒舌になってきます。 その話の中で「残心」と言う言葉について、話してくれました。 Aさんは木造住宅の建築業を行っていますが、人の心に残るような仕事をする大切さを強調し、職人さんたちにも話をしていると言うことでした。

 またAさんは女性に会うと、「愛してます」というのが口癖のようで、その言葉を頻繁に発するようです。 半年前に会ったときにも、そのような言葉が聴こえてきたので、何となく違和感がありました。

 その言葉を、ある銀行でも女性行員に発して、朝礼で支店長が、そのことで話されたようです。 どのようなことが話されたかは不明ですが、相変わらずその銀行で発しているようですから、どうなっているのかは分かりません。

 私は、紋切り型に「愛してます」というよりは、生き生きしていますねえ、とか清々しいとかの言葉遣いに替えた方が良いのではないかと、話はしましたが。

 2番目のお店から、ご自分の家のそばにあるお寿司屋さんに、代行車を呼んで移動しました。 結局、昼の12時から夜の10時まで、会食会が続きました。 さすがに私は、3軒目のお店では、焼酎は遠慮させてもらいました。

 翌朝、Aさんは少しアルコールが残っていたようで、スーパー銭湯に寄って入浴後、お昼ご飯を食べて新鹿沼までの運転は、私が交代しました。 畔田さんも、流石に朝はちょっと深酒の影響があったものの、直ぐに回復して、いつもの調子だったとのことでした。

 Aさんの仏教がらみの話は、私にとっても刺激的で楽しいのです。 私自身は、仏教の勉強はしていませんので、いつ聴いても新鮮なのです。