ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

力を抜くー胡坐を組むときにはお尻で上半身を受け止める

2009-04-25 16:05:49 | 座禅
 座禅のときの胡坐組み方について、禅宗のホームページから見ると、両膝とお尻の3点で上半身を維持しなさいと書いてありますが、私はこの方法では両膝に力がかかり、体全体の力をいかに抜くか、抜けるかを考えるときには、よい方法とはいえないと感じております。

 座禅では上半身を筋力がかからないように、直立に維持しながら、長時間胡坐を組む必要があるのです。 私は主にお尻を中心として、お尻全体で上半身を受け止め、両膝はあくまでも直立状態を維持するためだけに、支えるような感じで維持するべきではないかと、いつも深夜の1時間の座禅の雑念として、考えています。

 お尻をちょっと高くして両膝も、上半身の維持の負担がかけるのは、長時間の座禅に耐えられないのではないか思っています。 私自身はまだ続けて3時間の座禅しか、行ったことしかありませんが、そのことによって足が痛くなることはありません。 また痺れることもありません。 胡坐に慣れるまではありましたが。

 頭のてっぺんが天から引っ張られるような感じで、上体を維持します。 腰痛で長時間座禅時間を続けられないと感じられている方でも、上記のような座禅の組み方であれば、1時間以上の座禅は続けられると思っています。 座禅は楽しい。 座禅を楽しんでください。