ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

認知症にならないために逆腹式呼吸を

2009-04-29 09:41:10 | 逆腹式呼吸
 深夜静かな暗闇の中で、ひとり座禅を行っていますと、体の中を流れる気が脳を快く刺激してくれます。 これだけ日常的に脳細胞を刺激してくれれば、脳の老化も遅れるのではないかと、いつも感じる毎日です。

 肩の力を抜きリラックスし、吐く息をゆっくり吐き、吐く息を体の中へイメージで吐き、吐く息だけに意識を集中する胸式肺呼吸ー逆腹式呼吸を、日常的に行っているだけで、脳の老化を防ぐことが出来ます。

 胡坐を組んだ座禅の姿が理想の姿ですが、椅子に座っても立ちながらでも、呼吸法は出来ます。 

 イメージしながら息をゆっくり吐きますと、自分の思うように体の中の気が動いてくれるのを、感じるようになってきます。 体のなかへ息を吐くようにイメージしますと、自分では分からないのですが、宇宙の気が体の中へ入っていくのです。

 私達の体の中には目には見えないのですが、神経の線に沿って流れる気の道ー径絡があるとされ、吐く息をゆっくり体の中へ吐く事によって、お母さんのお腹から出て以来、使われなくなっていた経絡を刺激し、気の通りを良くするようになって来ます。 

 吐く息をゆっくり体の中へ吐く事によって、気の通りを良くし、結果的に神経の線を刺激します。 神経の集中する脳細胞をも刺激し、恒常的に脳細胞を活性化し続けるのです。 したがって脳の老化を防ぎ、認知症も防ぐことにつながります。
 胸式肺呼吸ー逆腹式呼吸を始めてみましょう。