唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
「Nikon Fの系譜」あらため「歴代Nikon SLR一覧」
より正確には「歴代ニコン一眼レフ・ノンレフレックス製品一覧」です。最初に作った時には「ニコンF一桁の系譜」でしたが、その後に参考情報として中・初級一眼レフを加え、次いでDSLRを追加、さらに今回Zマウントのノンレフレックス機を追加しました。欄も拡張し2030年まで追記できるようにしました。
こうしてNikonのSLR(Single-Lens Reflex camera)製品の歴史を俯瞰して思うのは、F3が21年の永きにわたって現役であったこと、その20年はFとF2を合せた期間よりも、F4とF5を合せた期間よりも長いこと。つまり、Nikon F3こそがニコンの最高傑作であり、Nikonの屋台骨を確立したモデルであると云うことですね。
もう一つ見えてくるのはデジタルカメラの歴史がD1から数えたとしてもF3の歴史と並び、2020年からはそれを超えていくこと。5年後にはF誕生以来の銀塩カメラの時代とデジタルカメラの時代が同じ長さとなること。
DSLRの出現後、まだ銀塩には及ばない、まだ追いついていないなどと云われ続けた時代もあったけれどD3の登場以降はそのような議論はなくなった。つまりその時が、デジタルがフィルムを凌駕した時。それから既に12年。伝統のFマウント登場から59年の後に登場した新世代のZマウントはこれから何年その重責を担うのか、そしてFマウントはあと何年生きながらえることができるのか。
Fの時代にTTL露出計が実用化、F3に至りAEが実用化さてAFモデルも発売されるが(AFはF2時代の1971年にAFニッコール80mmF4.5が試作されている)、F登場時点でフィルムのいらないカメラが登場することを予想した人がいたとは思えない。でもそれは36年後には実現している。一覧の下にある空欄の10年間に果たしてどんなカメラの名が記されるのか楽しみである。
とりとめのない話をグダグダと書いてしまいましたが、本日のメインはあくまでも「一覧」ですので大きな画像でじっくりと読み解いていただけたら嬉しいです。
blog「恩田の森Now」 https://blog.goo.ne.jp/ondanomori には10月28日に撮った写真を8点掲載いたしております。久しぶりに散歩日和となった森の様子をどうぞご覧ください。
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赤字は現所有機ですか!羨ましいです。デジタル機はさすがに代替えが進んでいますね。
私はNikon機はFE(新品購入で現在も可動)とFアイレベル(中古)だけです。90年代後半に中古カメラブームが起きた時にF3(及び派生機種)とかFM系を買いましたが既に無いです。
F3は当時スーパーニコンのキャッチフレーズで高校生の分際では高根の花でした。FEだったら通常進化のFE2とかFAになると思うのですがあいにく80年代はカメラや写真に興味がなかったのでその後のミノルタショック(α-7000登場)も知らなかったしEOSも知りませんでした(苦笑)。
>赤字は現所有機ですか!羨ましいです。
おかげで小遣い帳はずっと赤字です(^^;
DSLRはずっとメイン機と小型軽量のサブ機の二台体制できております。メイン機は3〜5年での買い替えですがサブ機は毎年買い替えていた感じですが、周りに欲しいと云う方が多くて結構効率よく買い替えができました。