唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
SERIES E ZOOM 36-72mm F3.5
昨日はマニュアルフォーカスの、それも初期のズームレンズである43-86 F3.5について書きましたが今日はその続編です。
1980年代のNikonには、NIKKORレンズのほかに「SERIES E」と云う廉価版のレンズが存在していましたが、このシリーズには何本かのズームレンズも含まれておりました。
上の写真の左端が昨日ご紹介したNIKKOR 43-86mm F3.5、その右がNIKKOR 35-105mm F3.5-4.5。そしてその隣(右から2本目)がSERIES E ZOOM 36-72mm F3.5、右端がSERIES E ZOOM 75-150mm F3.5です。
SERIES Eレンズは1980年発売のEM用に企画されたレンズで、軽量・廉価が特徴です。レンズの機能としてはAiタイプですが、EMもまたAi対応ですのでレンズの開放値をボディ側に伝えるための「ガチャガチャ」が不要なために「カニ爪」は最初から付いていませんでした。
NIKKOR Zoomとの大きな違いはズーム機構にあります。NIKKOR Zoomはピントリングを向こうに押すと望遠、手前に引くと広角でしたが、SERIES E Zoomは押すと広角(側)、引くと望遠となっていました。このことからSERIES E ZOOM 36-72mm とNIKKOR 43-86とは焦点距離と外見が良く似ていますが、レンズ構成は全くの別物であることがわかります。
SERIES Eの詳細については下記をご覧ください。
http://www.nikon-image.com/enjoy/life/historynikkor/0042/index.html
「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは4月1日に撮影した写真を6点掲載いたしております。花盛りの森の様子をどうぞごらんください。
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