テスター

 昨日、うっかり「某氏は半田ごてを持ち歩いている」と書いたら、「テスターは持ち歩いているが、半田ごてはさすがに携行していないぞ」と云う指摘を頂いた。たしかに半田付けの前に状況を確認する必要がありました。しかし、どうして古書店主がテスターを携行しているかと云うと、書籍買取りの際に表紙と裏表紙間の抵抗値を「古書店専用テスター」でチェックしてその値によって価格を決める、と云うのは真っ赤な嘘です(^^)

 さて、そのテスター。携帯こそしておりませんが、郷秋も持っております。しかも二つ。

テスターの奥は自分で組み立てた真空管式のアンプ。
テスターは、こういった物を作るときの必需品なのです。

 今どきのスターはもちろん小さい方でオフィスの机の引き出しが常置場所です。10年前に購入したものですが、既にこんなに小さくなっていたのでびっくり驚いたものでした。携帯電話よりも小さいくらいですから日常的に必要なお仕事の方にとってはまさに「携帯テスター」ですね。

 黒くて大きな方は50年前に父に買ってもらったものです。メーカーは新しい方と同じ三和電気計測器です。こちらは自宅で使っておりますが、並べてみると40年間の電気・電子技術の進歩が一目でわかります。旧型テスターで一番重要な部品であるアナログ式メーターは、製造のための技術と設備が失われてしまっていて今では再生産は不可能かも知れません。アナログ製品は今となっては貴重品なのです。

 何に使うのかって? 難しいいことには使いません。導通あるいは絶縁のチェック、コンセントに100Vが来ているか、電池の残りがあるのか、何ボルトなのか、そんな程度ですがやはり無いと不便です。携帯こそしませんが、テスターは一家に一台の必需品です。

 「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは 7月31日に撮影した写真を4点掲載いたしております。肝心な120カットが消失したためiPhoneで撮ったトホホな写真ですが、盛夏を迎えた森の様子の一端をご覧いただければ幸いです。

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