酒は米と水と酵母(その一)

 先日、喜多方で「ほまれ酒造」を訪ねた時の写真から。


 工場内の精米所に掲げられていた説明板。日本酒好きの方は先刻ご承知の、精米歩合について書かれております。「ほまれ酒造」では地元産の酒米「五百万石」が多く使われているようですが、高級酒には兵庫県産の「山田錦」を使用しているとのこと。五百万石は新潟県発祥故に降雪地でも良く育つが、山田錦は熟す前に雪の季節がきてしまうので会津では作れないのだそうです。

 考えてもみれば、日本酒の原料が米であることが、同じ醸造酒でありながらワインよりも廉価に作れる理由なんですね。青果物ではないので長距離の輸送に耐えうるので良い水さえあれば日本全国どこでも旨い日本酒を作ることができる訳ですし、原料の単価としてはブドウよりはずっとお安いはずですからね。


 この蔵をリノベーションした内部が試飲のカウンターと販売所となっております。写真の左手奥には1300坪の日本庭園、正面奥は庭園を望む和室となっています。

 「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは 8月14日に撮影した写真を7点掲載いたしております。やけに雨の多い今年の夏の森の様子ご覧いただければ幸いです。

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

コメント ( 0 ) | Trackback (  )