唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
デジタルカメラ市場は確かに縮小している
デジタルカメラのマーケットがここ数年縮小し続けていると云われていますが、改めてCIPA(カメラ映像機器工業会)の統計を見てびっくり。ピークだった2010(H22)年は1億2146万台だった出荷台数が、7年後の2016(H28)年には2418万台と5分の1にまでに減少しておりました(出荷金額は1兆6432億円から7102億円に減少)。今年は更に少なくなることは確実でしょう。
出荷台数よりも出荷金額の減少幅が小さいと云うことは、低価格のコンパクト機の減少が顕著だと云うことを物語っています。そうりゃあそうでしょう。7年前にコンパクトタイプのデジタルカメラ(コンデジ)を持っていた人は、今では一人残らずスマートフォンを持っています。そしてそのスマホには7年前のコンデジよりも高性能なカメラ機能が内蔵されているのですから。
もちろん今どきののコンデジは7年前の物よりはるかに高性能ですが、その高性能がホントに必要かと云えば、決してそうではないのです。スマホのカメラで十分なんですよね。スマホなら撮ってすぐに送れるしね。
まだフィルムカメラが中心だった20年前と比べて、あるいはデジタルカメラが一番売れた7年前と比べて写真を撮らなくなったのかと云うとそんなことは全然なくて、それ以上に皆さんせっせと写真を撮っているんですよね。スマホでね。その写真の使われ方もますます多彩になっています。その多彩さにカメラが付いて行けていないと云うことになるのでしょうか。ユーザーのニーズに応えているのはデジカメではなくスマホの方であることは事実のようです。どうする?カメラメーカー!
と云う訳で今日の一枚は、まだデジタルカメラ市場が右肩上がりであった2008年のNikon COOLPIX S52と、右肩が下がり始めた2012年のCANON PowerShot S110。ちなみにS110は郷秋<Gauche>が持っている唯一のC社製のカメラ(いずれも引き出しの奥から引っ張りだした)。iPhone 7Sのカメラの性能はと云えば、ズームレンスが無いことを除けば、S110と同程度かな。
「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは 5月27日に撮影した写真を5点掲載いたしております。初夏の森の様子をどうぞご覧ください。
先週末の恩田の森の撮影はできませんでした。実は、諸般の事情で今週末の撮影も怪しいところです。できるだけ行きたいとは思っておりますので期待せずにお待ちいただければ幸いです。
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