唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
78年前
7日が父の3回目の命日でしたので、墓参のために帰省してきました。ちょうど良い機会でしたので、以前から気になっていた写真を複写してきました、それが上の写真。ちなみに右から二人目の梧郎が私の父です。
1939(昭和14)年の年末に撮られた写真です。父は男五人、女一人の六人兄弟の末っ子として生まれました。生前の父からは、六人の兄弟が揃ったのはこの時が最後だったと聞かされておりました。戦争が始まり、次男の敦伯父、四男の志郎伯父が戦死したからです。3年前に五男の父が亡くなり、6人いた兄弟もいまは伯母だけが唯一の存命となりました。
78年と云えばほとんど人の一生と同じ長さですから随分と昔のこととなります。その間に大きな戦争がありました。大地震や原発事故もありました。それによって亡くなった方もおりますが、残った者は脈々とのと命をつないでもおります。3年前に亡くなった私の父の曽孫が4歳と2歳と1歳です。何があってもこうして命は引き継がれて行くのですね。
78年前の写真を見ると、そこには会ったことのない伯父がおり、今は亡き父がいて・・・。何十年か後に私の曽孫が、とうの昔に召天した私の写った写真を見るのでしょうか。そう考えると何とも不思議な気持ちになります。写真を撮るのは好きでも撮られるのは嫌いな私ですが、自分が写った写真も少しは残しておいた方が良いのかもしれませんね。
「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは 5月27日に撮影した写真を5点掲載いたしております。初夏の森の様子をどうぞご覧ください。
上記の通りの事情ですので今週末の恩田の森の撮影はできませんでした。実は、諸般の事情で来週末の撮影も怪しいところです。できるだけ行きたいとは思っておりますので期待せずにお待ちいただければ幸いです。
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