唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
経費削減=競合他社の宣伝
郷秋<Gauche>の元に高松市にあるK大学から資料(ここではどんな資料なのかは差し当たって問題ではないので特に書かない)を送って欲しいというハガキが届いた。郷秋<Gauche>としては商売だから、勿論無料で送ってあげる。さて送り先の住所はとハガキを見るのだが、使い古したゴム印を使ったらしく肝心の町名の文字が潰れて滲んでその上にご丁寧なことに上に消印まで押してあるので判別できない。ところがところが、ハガキの下半分に大学の名前と所在地が校舎の写真と共に刷り込んであるではないですか。ハガキは売価45円の広告付き官製(今も「官製」?)ハガキなのですね。そしてその広告が大学の広告なのです。
あれ?確かハガキの送り主は高松市のK大学だったはずだけれど、広告は徳島市のTB大学(注:トラックバック大学に非ず)。高松市は香川県???あれれ???。何と、高松市にあるK大学が、徳島市にあるTB大学の広告入りハガキを使って資料請求をしてきていたのです。例えばの話だけれど、トヨタがホンダの広告入りハガキを使って客先に展示会の案内を送るか?
K大学というのは国立大学法人の大学だ。わかりやすく言えばかつての国立大学。国立大学も独法化以来独立採算を強く求められているから、事務経費圧縮のために売価45円の広告入りハガキを使ったのだろう。うぅん、経費削減のためにはこういう小さな積み重ねも大事なんだけれど、K大学から見ればTB大学(こちらは私立の大学)はすぐ近くの同業他社。もっと言えば「競合相手」だ。その競合他社の広告入りハガキを使うのはどうだろうな。大学は利潤追求の組織ではないと思うけれど、顧客(受験者・入学者)を獲得するということでは他大学と、勿論競合するだろう。
現場ではハガキ1枚につき5円の経費削減のつもりでも、1枚出すたびに競合他社(他大学)の宣伝をしているわけで、経営者だったら、ちょっとヤバイことをしていると思うんじゃないかな。もっとも国立大学法人だからそんなことをしているわけで、私立の大学だったら絶対にありえないだろう。例えばの話だけれど、慶應義塾大学が、早稲田大学の広告入りのハガキで高校生にキャンパス見学会の案内を出したりしたら、やっぱり笑われるよな。独法化なんて言っても、結局のところ「親方日の丸の国立大学」から抜け出せないんだろうな。

今日の1枚は、柿の木の下で咲きほこる山白菊(ヤマシロギク)。白い花の間でポツンと咲いている赤い花は、まだ咲いていた彼岸花。
[ 撮影: すみよしの森 ]
あれ?確かハガキの送り主は高松市のK大学だったはずだけれど、広告は徳島市のTB大学(注:トラックバック大学に非ず)。高松市は香川県???あれれ???。何と、高松市にあるK大学が、徳島市にあるTB大学の広告入りハガキを使って資料請求をしてきていたのです。例えばの話だけれど、トヨタがホンダの広告入りハガキを使って客先に展示会の案内を送るか?
K大学というのは国立大学法人の大学だ。わかりやすく言えばかつての国立大学。国立大学も独法化以来独立採算を強く求められているから、事務経費圧縮のために売価45円の広告入りハガキを使ったのだろう。うぅん、経費削減のためにはこういう小さな積み重ねも大事なんだけれど、K大学から見ればTB大学(こちらは私立の大学)はすぐ近くの同業他社。もっと言えば「競合相手」だ。その競合他社の広告入りハガキを使うのはどうだろうな。大学は利潤追求の組織ではないと思うけれど、顧客(受験者・入学者)を獲得するということでは他大学と、勿論競合するだろう。
現場ではハガキ1枚につき5円の経費削減のつもりでも、1枚出すたびに競合他社(他大学)の宣伝をしているわけで、経営者だったら、ちょっとヤバイことをしていると思うんじゃないかな。もっとも国立大学法人だからそんなことをしているわけで、私立の大学だったら絶対にありえないだろう。例えばの話だけれど、慶應義塾大学が、早稲田大学の広告入りのハガキで高校生にキャンパス見学会の案内を出したりしたら、やっぱり笑われるよな。独法化なんて言っても、結局のところ「親方日の丸の国立大学」から抜け出せないんだろうな。

今日の1枚は、柿の木の下で咲きほこる山白菊(ヤマシロギク)。白い花の間でポツンと咲いている赤い花は、まだ咲いていた彼岸花。
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