平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
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今回の衆議院選挙について

2005-09-12 12:33:10 | えりかの平安な日々 04~09
 最新の更新履歴を見たら、「義経」と「京都旅行」一色に!!
「これではいけない。」と思ったので、本日は日記を書くことにしました。
日記は、8月14日の高校野球の話題以来なのですよね。これでは「月記」ですね(笑)。
 ただ、今から私が書くことに対しては反対意見をお持ちの方もいらっしゃると思います。と言うより、今回の選挙結果から推察すると、この私の考えに反対意見をお持ちの人の方が多いかも?なので、書こうかどうしようか迷ったのですが、やっぱり書いてしまいますね。不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このように感じた者もいるんだなと言うくらいに受け取って、どうかご容赦下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 さて、昨日の衆議院議員選挙、私も午前中にすませてきました。私の住んでいる地区は二人の方が立候補していたのですが、私の考えで、「この人がふさわしい。」と思った方に一票を投じてきました。
 びっくりしたのは、投票所がとても混んでいたことです。関心が高いのはいいことですが、逆に世論に流される人が多くなるのではないかと心配になりました。

 結果は与党の圧勝でしたね。これだけ与党が多くなると、良い法案も悪い法案も与党だけの賛成で、すんなりと通ってしまうことになります。そして、その法案が十分審議されないうちに通過してしまうのではないかという懸念もあります。そのようなことを考えると、与党が圧勝してしまったことに関してはとても不安を感じます。

 今回の選挙は、「郵政民営法案」に対して賛成か反対かという国民投票だと小泉総理が言っていましたよね。「郵政民営法案が可決されれば改革が進む。国民の生活も良くなる。」というようなことを小泉総理は言っていました。ほんとうにこの後4年間の日本の政治を任せる選挙で、これだけで良いのでしょうか?…。アジア諸国との摩擦が増え、国内にも多くの問題を抱えていると思われるこの選挙の主題が、果たしてそれだけで良いのでしょうか?何となく不安なのですよね。

私の考えでは、郵政民営化より大切なことがたくさんあると思うのです。年金問題を初め、社会保障の問題、外交問題、自衛隊の派遣問題。更に日本にとって最も大切だと思う憲法改正問題。特に私にとっては、障害者の医療費自己負担増は死活問題です。
 「管理人からのご挨拶」を読んでご存知の方も多いと思いますが、私には視力に障害があります。そのため、多くの同じ障害を持っている私の友人達もそうですが、就職先がありません。たとえあったとしても、給料は一般の方の半分くらいです。今回この「障害者の医療費自己負担増」は衆議院が解散したため廃案になりましたが、この選挙で与党が圧勝したことで再び提出され、おそらく通ってしまうでしょう……。

 このように、今の小泉内閣のやっていることは生活弱者に対して特に負担を強いているような気がしてならないのです。広島六区に立候補した堀江さんが立候補に当たって郵政民営化には賛成だし、小泉政治を支持していますと言うように話していました。
極論かも知れませんが、小泉政権下では大企業優遇と思われるような大型金融融資が行われ、逆に弱い人に対しては更に税を取ろうとするようなサラリーマン増税。こんな事では堀江さんのように強い人たちには、確かにとても良い政治だったように感じます。

 私は、実は今回一票を投じさせていただいた候補者の街頭演説を聴きに行きました。その候補者が言っていたのですが、「改革、改革と言うけれど、変えてはいけないものもたくさんあるのではないか。」とのことでした。本当にその通りだと思います。

 私が障害を持っているからかもしれませんが、これからの小泉総理の独裁的な暴走と日本の将来がとても不安です。

 前にも書きましたが、今回の私の意見に対しては反対意見をお持ちの方がたくさんおられると思います。でも、どうしても言いたかったので書いてしまいました。

 とにかくこのような結果を国民が選択したのですから、選ばれた方は私たちの生活が少しでも良くなるよう、頑張って欲しいものです。そして小泉総理には、弱い人々にも優しい政治をお願いしたいと心から思います。


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