平安夢柔話

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最高に幸せな3時間 ~濱田金吾さんライブ2017年2月25日

2017-03-04 19:33:51 | えりかの徒然なるままに
 2月25日、またまた行ってきました。3年2ヶ月前から参加し始めて今回で18回目、今回もとっても素敵なライブだったのでレポートさせて頂きます。

 場所はいつもの東京曙橋のBACK IN TOWN。今回のサポートメンバーは昨年10月と同じ、おなじみのParadigm Shift。
 なのでオープニングは金吾さん1人で登場。

「明日、東京マラソンに出る人」
と、金吾さんが会場に呼びかけましたが手を挙げる人はいませんでした。
 実は、東京マラソンの前日ということで最初、いつものホテルが取れず、宿泊場所の予約が紆余曲折、今回のライブに来ることも何度もあきらめかけた私だったのです。でも結局、思いがけなくいつものホテルにキャンセルが出て。なので今回は来れたことの嬉しさもひとしおでした。それはともかく。

 オープニングは岩崎宏美さんに提供された「絵空事」。「摩天楼」のカップリングだった曲で、素敵なバラード。生で聴くのは初めてです。(^^)
 で、どうしてこの曲がオープニングなのかな?と思ったのですが、歌い出しでわかりました。「♪ジョギングの靴の軽さと首に巻くタオルの青さ♪」、うん、なるほど~。

 いつもは金吾さん1人での弾き語りが4曲くらい続くのですが、今回は2曲目からギター担当の松下誠さん登場。
「ビートルズが好きな人」
と、金吾さんが会場に問いかけたので、カバーをやるのかなと予想がつきました。ちなみに私は手を挙げませんでしたが。ビートルズの曲は多分、10曲くらいしか知らないと思うし。決して嫌いではないのですが、洋楽にはうといです。
 手を挙げた人はあまりいなかったのか、
「じゃあ、その人たちのためだけにやります」
ですって。
 演奏されたのは「Something」「While my Guitar Gently Weeps」の2曲。誠さんとのイキもぴったりで素敵。私、金吾さんの洋楽カバーのコーナーも結構楽しみなのですよね。

 ビートルズのカバー2曲に続いて、キーボード担当の松田真人さん、ドラム担当の宮崎まさひろさん、ベース担当の富倉安生さんが登場。
 誠さんのギター、金吾さんのボーカルとアコースティックギターも加わって、始まった曲は、格好良く「cool heart」。私のカラオケのレパートリーの1曲になっているので、手拍子しながらほとんど全部歌ってしまいました。楽しい~。
 続いてこちらもカラオケのレパートリー「listen baby」。歌っていても聴いていても気持ちの良い1曲。

  そして次の曲は、
「濱田金吾のアルバムの中では比較的新しい方」
と言ったので思わずくすっと笑ってしまいました。多分、7thの「fall in love」のことを言っていると思ったのですが、このアルバム、もう30年以上前のアルバムなのですよね。
では、悲しきby player」
と金吾さんが紹介したので、嬉しい♪と思いました。これはじっくり聴かなくては。でも、所々口が動いてしまいましたが。

 その次は定番の「piano man」。
 この曲、途中の「i love you I need you I want you」の部分をみんなでコーラスするのですが、金吾さんと同じ主旋律部分と、高音部、低音部と3つのパートがあるのです。
 で、演奏に入る前にまず、みんなでコーラスの練習。金吾さんは、「好きなパートを歌っていいよ」と言って下さるので、私はその時の気分によってどこのパートを歌うか決めることにしています。今回は高音部を歌ってみました。そうしたら高音を歌った人がとても多かったようで、金吾さん、
「低音も歌ってくれないかなあ」
 というわけでもう一度練習。金吾さんがそう言ったので私、低音部を歌ってみたら、やはりみんな考えることは同じのようで。歌ったあとに会場は大爆笑。
 結局私は、本番では金吾さんと同じ主旋律を歌いました。それにしても楽しい。

そのあとも、素敵な曲が目白押し。
 一番好きな「Bedside moon」が聴けて超嬉しかったです。この曲はリクエストがなければ絶対に歌わないそうで。実は私も2回、リクエストしたことがありますが、1回は弾き語り、もう1回はバンド演奏でやって頂きましたっけ。
 バンドでは初めて聴く「Lonely wind」。この曲は竹内まりやさんも歌っているのですが、アレンジと歌詞が違うのですよね。まりやさんの方が華やかに聞こえるのですが、今回バンドで演奏して下さった金吾さんバージョン、音に厚みがあってとても良かったです。

 このように演奏も素敵ですがMCも楽しくて。特に楽しかったのはメンバー紹介。
 この日は松田さんのお誕生日ということで、みんなで「happy burthday to you」を合唱。ちなみに61歳になったそうです。
 で、金吾さん、
「先生、いつもソロのライブでやっているみたいだから1曲やってくれよ」
ということで松田さんがキーボードで少しソロ演奏。とっても素敵な曲でした。タイトルは「愛の歌」とか。

 そして、筋力トレーニングをやっているおかげで若々しい宮崎産、でも愛称は「宮じい」なのですよね。金吾さんが尊敬するベイシスとの富倉さん、時間を守らない誠さん。みんな個性的で、でも演奏は超一流の4人。このあとのParadigm Shiftのコーナーが楽しみ。

 こうして、久しぶりに生で聴かせて頂いた「Game Is Over」で1-set終了。

 2-setのオープニングはいつものようにParadigm Shiftのコーナーから。
 誠さんが「春の海」と曲紹介したとき、2年前に演奏した不思議で激しい曲がそんなタイトルだったかも?と思いましたが、よく考えたらそれは「春と修羅」でしたね。
 でもタイトルが似ているのでちょっと覚悟しましたが。
 確かに曲のイントロは宮崎さんのドラムから始まったのですが、ドラムというより太鼓のような不思議な音。何か、アフリカの民族音楽のような。
 で、このようにして始まった曲、確かに不思議な曲でしたが、何か聴いていて心地よい感じがしました。

 そして2曲目からは金吾さんのボーカルとアコースティックギターが再び加わって演奏。始まった曲は洋楽のカバーのようでした。初めて聴く曲でしたが、AOR風のおしゃれで素敵な曲。こちらも聴いていて心地よかったです。 
 演奏後の曲紹介によると、10日ほど前に逝去されたアル・ジャロウさんの「Mornin'」という曲だそうです。
 実は私、アル・ジャロゥさんは名前は知っていたのですが曲はほとんど知らなくて。最初の方にも書きましたが洋楽にはとてもうといです。
 で、最近、ラジコプレミアムのタイムフリー機能で聞くようになった、毎週日曜日夜8時からラジオ日本で放送されている、クリス松村の「いい音楽あります。」という、マニアックで素敵な曲がたくさんかかる番組があるのですが、2月19日放送分でアル・ジャロウさんの曲が3曲かかりました。聴いていて、なかなかいいじゃないの(^^)と思っていたのですよね。
 なので「Mornin'」もとても気に入ってしまいました。金吾さん、洋楽カバーも素敵♪

 さて、3曲目からは金吾さんのオリジナル曲。このあとはもう、涙もののセットリストでした。

 まずにぎやかに「Rainy Heart」。そして、しっとりと「夕映えのDownTown Kid
 そうそう昔、だんなさんと一緒にいた頃、「夕映えのDownTown Kid」を聴いていたら、「おまえの好きそうな曲だな」と言われましたっけ。なので、「うん大好きだよ」と答えたのですが。そう、昔から大好きな曲です。

 そして、金吾さんのことを初めて知った思い入れのある「So, I Love you」。今日はこの曲が大好きなファン友さんが会場に来ていらっしゃるので、きっと喜んでいるだろうなあと思いました。
 で、この曲が演奏される前に金吾さん、「今時の若い人はこの曲はわからないだろうなあ」と言っていたのですが、確かに。この曲、電話ボックスとか、3分間の思いを集めてという歌詞が出てきます。大昔、公衆電話で時間を気にしながらおしゃべりした事が何度もありますが、今は携帯やスマホで話し放題ですものね。

 誠さんのギターが格好良い「裏窓」。いつか、この曲を気に入ってくれた、いつもカラオケに一緒に行く友達とライブに来られたら良いなと思いながら聴いていました。

  CD化されていない「君はもう泣いちゃいけない」。今回で聴くのが3回目、素敵な曲です。この曲のCD化希望。

 不覚にも歌い出しまで何の曲かわからなかった「Sunrise-Sunset」。でも大好きな曲。

 そして、多分この時期にはやるだろうと思っていた「東京Come &Gone」。
 これで2-set終了。

 でも、まだ聴きたいよね。
 そんな会場の思いが一つになってアンコールの拍手。
 すると、多分宮崎さんがたたいていたのだと思いますが、拍手と合わせるようにドラムの音が。何か派手なアンコール。
「では、立って演奏しよう」
と金吾さん、始まったのは「midnight cruisin'」のムーンベストバージョン。わあ久しぶり。このバージョン、ブルージーで素敵なのですよね。
 演奏も歌もすごく格好良くて。じっくりと聴かせて頂きましたが、時々口が動いてしまい…。

 曲が終わるとParadigm Shiftの4人が退場。お疲れ様でした。でも、まだまだ聴きたいよね。と言うわけで再びアンコールの拍手。                   

 そこで始まったのが、金吾さんのキーボードの弾き語りで「ondine」。わあ嬉しい~。悲しい曲なんですけれどね。で、これでおしまいなのかな?と思ったら、
「もう1曲やっていい?」
ですって。思わず「やった!」と口から出ていました。
 すると金吾さん、
「あのね、この時期になるとこの曲やってって言っていた子がいてね。」
 あ、そうか、もう1年になるのですね。
 1年前、金吾さんのライブの昔からの常連の方が亡くなりました。こちらの記事にも少し書きましたが、私はその方とは面識はなかったのですが、同じ会場で何度も楽しい時間を共有していたと思うと知らない方のような気がしなくて、亡くなったとうかがったときはそっと手を合わさせて頂きました。

 始まった曲は思った通り、「卒業写真」でした。金吾さんのギターの弾き語りでこの曲を聴くのは今回が2回目、初めて聴いたのも2年前のこの時期でしたっけ。
 で、面識のない私がうるうるしてしまったので、知っている方やお友達の方はたまらなかったと思います。でも何か暖かいものが込み上げてくるような気がしました。

 こうして今回も楽しくて暖かくて素敵なライブが終わりました。最高に幸せな3時間でした。
 金吾さん、Paradigm Shiftの皆様、今回もありがとうございました。

 次回は一月半後、大阪のMister Kelly'sのライブに参加予定です。すでに会場とホテルを予約済み。楽しみです。

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページより、2017年2月25日のセットリストと写真をご覧頂けます。

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