平安夢柔話

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楽しい秋の夜ふたたび ~濱田金吾さん大阪ライブ2016年11月5日

2016-11-20 18:31:57 | えりかの徒然なるままに
 11月5日、またまた行ってきました。通算16回目となる濱田金吾さんのライブ。先月も行ったのに~とつっこまないで下さいね。
今回は3回目となる大阪のMister Kelly'sへ。こちらの会場、音響がとっても良いのですよね。しかも今回は音がまっすぐに聞こえてくる位置の席。快適に楽しく観賞しました。

 オープニングは打ち込みのなんちゃって君を使って。生で初めて聴く「Dream Is Alive」。
 この曲はアニメ「アーシアン」の挿入歌。
 実は私、金吾さんがアーシアンの音楽を担当していることを全く知らなくて。というか「アーシアン」というアニメを知りませんでした。
 3年前、思いがけなく金吾さんと再会し、引き寄せられたあとにアーシアンのことを知ったのですが、サウンドトラックは廃盤で手に入らなくて。
 なのでこの曲を初めて聴いたのは2年前、Youtubeの動画ででした。もう嬉しくて嬉しくて、このことをtwitterで騒いだところ、昔、アーシアンが好きだったというフォロアーさん2人に反応して頂きました。そのうちの1人はサウンドトラックのレコードを持っていたそうで。
 それで「えりかさんの好きな金吾さん、アーシアンの音楽を担当していたのね!」とお二人にびっくりされ、会話が盛り上がったのを思い出しながら聴かせて頂きました。

 2曲目もなんちゃって君の演奏で「Cool heart」。私のカラオケのレパートリーの1曲なので、一緒に歌わせて頂きました。 
 でも、会場はちょっとおとなしめの感じ。東京、名古屋、大阪のうち、大阪が一番おとなしいと感じてしまうのは気のせい?

 金吾さんもそれを感じたらしく、曲が終わると、
「どうもここはタイガースの本拠地だからか、アウェイって気がするんだよね。みんな楽しんでる?」
と問いかけてきたので、私、「楽しんでまーす」と大きな声で答えてしまいました。そうしたら「ありがとう」と言って下さって。この瞬間がたまらなく嬉しいのですよね。

 3曲目は岩崎宏美さんに提供した「摩天楼」。こちらも私のカラオケのレパートリーの一つ。8月のグリーンスポットのライブでやって下さってとても良かったので、また聴けるなんて幸せ♪
 で、曲の前に金吾さん、
「宏美ちゃんにはロミオとジュリエットのミュージカルの挿入歌を書いて、それを彼女が気に入ってくれて、そんな縁で曲を書くことになったんだよね」
と言ったので私の頭の中は少し?が。そうしたらどなたかが「ハムレットじゃないの?」と。そうそう、ハムレットだよね。それで会場の何人かが「ハムレットだよ」と言ったので、
「そうそう、ハムレット。でもそんな変わらないよね。」
と金吾さん。たしかに、どちらもシェークスピアだものね。
 そんなわけで始まった「摩天楼」ギター一本の弾き語りながら、少しアップテンポで迫力があって良かったです。ああ楽しい。

 次の曲も宏美さんに提供した曲で、「宇宙戦艦ヤマト」の挿入歌だったとのこと。もしかしてもしかして。そう、こちらも私のカラオケのレパートリーの一つ、「愛の生命」。
 どうやらお隣のテーブルにいらした、大阪ライブの常連さんのちあきさんのリクエストだったらしく、とても喜んでいました。

 さらにその次の曲も提供曲。
「公式サイトのBBSに堂々と書かれてしまったのでやらないわけには行かなくなってしまって」
とのことでした。
  実は私もこの書き込みを見ていて、
「金吾さん、リクエストはHPのコンタクトから直接お願いしますっていつも言っているのに、こんな所に書いて大丈夫なのかな?」
と少し心配だったのですよね。
 実は私、お友達のフェイスブックのページで「次のライブではあれが聴きたい、これが聴きたい」とやりとりしていたら、金吾さんに、「こらこら、リクエストはフェイスブックでは受け付けないよ、HPのコンタクトからこっそりでないとだめだよ」と叱られてしまったことが。
そんな 堂々と書かれてしまった曲は太田裕美さんに提供した素敵な曲、「青空の翳り」。
 それで曲の前に金吾さんが、
「歌いたい人」
と問いかけてきたので、思わず手を挙げてしまいました。この曲もカラオケのレパートリー、音域が広いのでなかなかうまく歌えないのですが、歌詞をしっかり覚えているのでついつい手が挙がってしまったのですよね。
 ちあきさんも手を挙げていて、
「ここの2人」
と金吾さんに言ってくれました。そうしたら
「また今度ね」
ですって。でも万が一、いつか一緒に歌えたら超幸せかも。それまでにうまく歌えるように練習しなきゃ。

 更にその次の曲も、西城秀樹さんへの提供曲、「心で聞いたバラード」。今日はまるでグリーンスポットのプライベートライブのようなスペシャルな選曲ではないの?と思いました。
 しかも私、秀樹さんへの提供曲では、6月の名古屋ライブで聴かせて頂いた「Once again」とこの「心で聞いたバラード」が特に好きなので、久しぶりに聴けて嬉しかったです。

 このあとも、大阪では初めて聴いたなんちゃって君を使った「Listen baby」、
「いつもはバックに助けられているので今日は一人でどうなることか」と言っていた「モーニングコールはマービン・ゲイ」など、なかなかバラエティに富んだ選曲で楽しかったです。こうして1-setは終了。

 2-setのオープニングはにぎやかに格好良く「N.YCity Marathon」。このあたりになると会場もすっかり盛り上がってきて、安心して手拍子したり歌ったり出来ました。
 こうして楽しい雰囲気で始まった2-setですが、嬉しかったのは「American night」。
 この曲は8月のグリーンスポットで、ワンコーラスリクエストでやって下さったのですが、ピアノの弾き語りがとても素敵で、次のライブでは全部聴いてみたい~、と思っていたのですよね。なのでやって下さるとわかったときは思わず「嬉しい~」と口から出ていました。
 それと、「Wasted Summer Love」のピアノでのイントロが素敵でした。この曲は金吾さん、結構気に入っていらっしゃるとか。心して聴かなくては。

 ところで、演奏も素敵なのですが、MCも楽しくて。

 金吾さん今回、椅子が高すぎることをしきりに気になされていて、「あと5センチ低いといいのだけど」としょっちゅう言っていました。
「最近、身長が縮んでいるんだよね。あと10年したらどうなってしまうのか。」
とも。そうか、年を取ると身長縮むのか…。

 それと今回のライブでは思わぬスペシャル企画も。 

 今年、プロ野球のセリーグで優勝したのは広島カープだったので、今回も金吾さんは六甲卸を歌わなくて済みました。
 その代わり、「それ行けカープ」を歌うことになったらしく。
「誰かこれ歌える人いる?」 
という金吾さんの問いかけに反応したのが、広島カープの大ファンのちあきさん。そこで、金吾さんのギターの演奏で「それ行けカープ」をお二人でデュエットしました。ジャイアンツファンの金吾さんがカープの歌を歌っているのが何か不思議な気がしましたが、ご自分のバンドで時々ライブ活動をされているちあきさんの歌を生で聴けて大感激。しかもお二人の息が合っていてなかなか良い感じ。
 そして歌い終わったあと、金吾さん、
「この歌はおかしなメロディーがたくさんある。こう変えた方がいいというバージョンを今から歌うから」
とのこと。
まず、出だしの「カープ、カープ」の部分がおかしいというのですよね。
 確かに金吾さんが変えたバージョン、音が微妙に違う。少しこったメロディーになっているというか。
 それで、会場全体で「カープ、カープ」と合唱しました。もちろん私も。カープファンではないので、「それ行けカープ」を歌っているのが自分でも不思議な気がしました。
 何か納得してしまったのが「はるかに高く」の部分。
「ここは「高く」と音を上げなきゃだめだ。音が下がっているから強そうに聞こえないし、日本一にもなれないんだよ」
 確かに。だからカープは日本シリーズで負けてしまったんですよね。
 このようにとても楽しい企画で、たくさん笑わせて頂きました。ああ、この楽しさを私の文章では完全に伝えられないのがとても残念です…。

 ところで、金吾さんに言わせると、「六甲卸」もおかしなメロディーがたくさんあるそうです。なのでタイガースが優勝したら改良版を歌って下さるんですって。
 と言うことは…。
 ドラゴンズが優勝したら名古屋で「燃えよドラゴンズ」を歌って下さるのかしら?
 今年は野球の話はあまりしたくない中日ドラゴンズファンの私です。一昔前は強かったのになあ。

 そんな楽しい時間もあっという間。2-setもクライマックスに。
 滅多にやらない「Hardboiled Again」も聴くことが出来て嬉しかったです。「この曲を聴きたいのだけど今回は行けませんと書き込みがあったのであえて選んだ」とのこと。私はラッキーだったのね。

 そして2-setのラストは「海風通信」。
 昨年のレポートにも書いたかもしれませんが、初めて大阪でライブをやったとき、金吾さん体調を崩していて、最後までやれるか心配だったのだそうです。そしてラストのこの曲を歌ったとき、やり遂げたという満足感がわいてきたとのこと。貴重な思い出の曲なのだそうです。
 私も昔から今まで、これからもずっとずっと、「海風通信」大好きです。
 それにしても金吾さん、今年も「海風通信」絶好調。感動しました。そしてアンコールへ。

 アンコール1曲目は「May sick」をやるとのことですが、
「弾き語りと新しいアレンジとどっちがいい?」
 うーん、どちらも聴きたいなあ。どうしようかな?と思っていたらどなたかが、
「新しいアレンジってどういうのなのですか?」
「なんちゃって君を使って演奏する」
「それなら新しいアレンジでお願いします」
ということで、なんちゃって君の演奏で「May sick」が始まりました。
 オリジナルのMay sick」はロック調なのですが、なんちゃって君の演奏はAOR調。すごくおしゃれで、いいな、いいなと思いながら聴いていました。何か、このアレンジでCD化して欲しいような。

 アンコール2曲目は「bye bye mrs december」。コーラス部分をみんなで合唱。私はその他の部分も口ずさんでしまいましたが。この曲、不倫の歌?なのですがポップなメロディーで聴いていても歌っていても楽しいです。ああこの時間が終わらなければいい。

 でも、アンコール3曲目、今度こそラストの曲に。
「最後にみんなで歌おう」
ということで、ラストは「September heart」。わあ、今年3回目だ~。嬉しいなあ。ということでこちらも思い切り歌ってしまいました。

 今回はカラオケのレパートリーが多かったし、コーラスで合唱できる曲もたくさん演奏されたので、何かいっぱい歌ったような。
 そして、手拍子も拍手もたくさんしたし。MCでたくさん笑わせて頂きましたし。
 そんなわけでかなり体力を使いましたが、元気いっぱいだったので100%楽しむことが出来たと思います。長時間かけて大阪まで来て良かったと心から思わせて下さったライブでした。
 今回も素敵なライブを聴かせて下さった金吾さん、楽しい時間を共有した参加された皆様、ありがとうございました。

 次回は来月のBITでの年末ライブに友人と参加します。サポートメンバーによるバックバンドにサックスが入るようで、私にとっては初サックス。とても楽しみです。((o(^-^)o))

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページにて、2016年11月5日のライブのセットリストと写真をご覧頂けます。

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