千葉県で風疹が流行しつつあるので、情報を集めてみました。
特に妊娠を希望する女性、およびその家族は風疹抗体のチェックと予防接種の対策を。
⇒千葉県HP(千葉県感染症情報センタ・今週の注目疾患:風疹)
風しんは、妊娠20週頃までの妊婦が罹患すると、風しんウイルスが胎盤を介して胎児に感染し、出生児に「先天性風しん症候群」と総称される障害をもたらすことがある。妊娠を希望する女性やその家族においては、ワクチン接種歴を確認し、未接種の場合は抗体価の測定やワクチン追加接種といった対策が勧められる。なお、妊婦はワクチンを接種することはできない。また、接種後の2ヵ月間は避妊が必要となる。
現在の流行において、就労世代から多くの風しん患者が届け出られている。職場、通勤時や医療機関受診時等の周囲に妊婦がいる可能性があり、流行の継続により当然妊婦が罹患するリスクは高まり、先天性風しん症候群の発生が危惧される。1979年4月2日以前の生まれの男性においては、定期接種として風しん含有ワクチンを接種する機会がなかったことなど、風しんワクチンの定期接種制度には変遷があり、抗体保有率の低い世代がある。2017年度の県内における風しんに対する抗体保有率の調査の結果から、35~54歳の男性の4人に1人は赤血球凝集抑制(HI)法で測定した抗体価において抗体価〔8倍未満〕と風しんウイルスに対する免疫を保有していなかった。また、妊娠を希望する女性やその同居者、医療従事者などは、より確実な風しんの予防のため、十分な免疫を保有していると考えられる〔32倍以上:HI法〕の抗体価が求められる。
⇒千葉県風しん抗体検査
(とりあえずお住まいの保険所にお問い合わせください)
検査の対象になる方は、次の1~5の全項目の条件を満たすことが要件となります。
1.県内市町村に居住地(千葉市・船橋市・柏市を除く)を有している
2.妊娠を希望する女性(19歳以下で未婚の方は保護者同意が必要)
3.過去に風しん抗体検査を受けたことがない
4.過去に風しんの予防接種を受けたことがない
5.過去に風しんにかかったことがない
⇒千葉市:麻疹・風疹予防接種のご案内(2018/08*16更新)
※定期予防接種の対象年齢以外の方への「麻しん(はしか)」「風しん」「麻しん・風しん混合」の予防接種は任意接種となり、接種費用は全額自己負担となります。各医療機関における「麻しん」「風しん」「麻しん・風しん混合」予防接種の実施有無や接種料金については、医療機関に直接お問い合わせください。
⇒ちば医療なびhttp://www.iryo.pref.chiba.lg.jp/
(「目的別検索」→医療機関・地域を選択して「予防接種でさがす」)
特に妊娠を希望する女性、およびその家族は風疹抗体のチェックと予防接種の対策を。
⇒千葉県HP(千葉県感染症情報センタ・今週の注目疾患:風疹)
風しんは、妊娠20週頃までの妊婦が罹患すると、風しんウイルスが胎盤を介して胎児に感染し、出生児に「先天性風しん症候群」と総称される障害をもたらすことがある。妊娠を希望する女性やその家族においては、ワクチン接種歴を確認し、未接種の場合は抗体価の測定やワクチン追加接種といった対策が勧められる。なお、妊婦はワクチンを接種することはできない。また、接種後の2ヵ月間は避妊が必要となる。
現在の流行において、就労世代から多くの風しん患者が届け出られている。職場、通勤時や医療機関受診時等の周囲に妊婦がいる可能性があり、流行の継続により当然妊婦が罹患するリスクは高まり、先天性風しん症候群の発生が危惧される。1979年4月2日以前の生まれの男性においては、定期接種として風しん含有ワクチンを接種する機会がなかったことなど、風しんワクチンの定期接種制度には変遷があり、抗体保有率の低い世代がある。2017年度の県内における風しんに対する抗体保有率の調査の結果から、35~54歳の男性の4人に1人は赤血球凝集抑制(HI)法で測定した抗体価において抗体価〔8倍未満〕と風しんウイルスに対する免疫を保有していなかった。また、妊娠を希望する女性やその同居者、医療従事者などは、より確実な風しんの予防のため、十分な免疫を保有していると考えられる〔32倍以上:HI法〕の抗体価が求められる。
⇒千葉県風しん抗体検査
(とりあえずお住まいの保険所にお問い合わせください)
検査の対象になる方は、次の1~5の全項目の条件を満たすことが要件となります。
1.県内市町村に居住地(千葉市・船橋市・柏市を除く)を有している
2.妊娠を希望する女性(19歳以下で未婚の方は保護者同意が必要)
3.過去に風しん抗体検査を受けたことがない
4.過去に風しんの予防接種を受けたことがない
5.過去に風しんにかかったことがない
⇒千葉市:麻疹・風疹予防接種のご案内(2018/08*16更新)
※定期予防接種の対象年齢以外の方への「麻しん(はしか)」「風しん」「麻しん・風しん混合」の予防接種は任意接種となり、接種費用は全額自己負担となります。各医療機関における「麻しん」「風しん」「麻しん・風しん混合」予防接種の実施有無や接種料金については、医療機関に直接お問い合わせください。
⇒ちば医療なびhttp://www.iryo.pref.chiba.lg.jp/
(「目的別検索」→医療機関・地域を選択して「予防接種でさがす」)