漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

2018-01-09 | カゼ・インフル・ウイルス

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インフルエンザやお腹のカゼの患者さんが急増、お腹を冷やさないで

年明けそうそうから、薬局はバタバタ
インフルエンザやお腹のカゼの患者さんが一気に増えました
人ごみに出かけることが多かったからでしょうか

養生法は、
「温かい物を食べ、冷たい風に当たらない」
これ基本です。お腹が冷えたら他の臓器も皆冷えてしまい免疫力も上がりません

てくてく歩いて印旛沼に出てさらに鹿島川をウォーキングしました
自然の中を元気にうろつく分にはインフルエンザをもらったりする心配もありませんからね

鹿島川では、水鳥たちのほかに、カヌー競技の練習に励む若者たちの元気な姿が見られます

「なんで鹿島川っていうの？　鹿島アントラーズの鹿島？」
と練習を見ている女性たちが話しています
身近な川なので疑問に思ったこともなかったのですが、なんでだろう？
鹿島アントラーズは茨城県で、この川は一級河川ですが確か千葉市のほうから印旛沼に流れ込んでいるはず
もしかしたらその昔に鹿島神宮などと結びつきがあったのかもしれません
そんなことをブツブツ考えながら、延々と歩きました　この日は17000歩

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2017-11-15 | カゼ・インフル・ウイルス

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板藍のど飴ブレイク中！

昨日から、板藍のど飴ありますか？の問い合わせが続いて、今日も引き続き。
tweet情報が拡散している模様。

ほとんど初めていらした方です。
よくまあ、当薬局を探してきてくださいました。これからもどうぞよろしく

板藍茶、板藍のど飴は、秋冬の人気商品。
リピーターも多く、わが薬局では口コミで広がってきました。
小さなお子様の健康を守るために、ママ友の皆様に人気です

店頭に例のポスターがあります

⇒のど痛に板藍根
⇒インフルエンザ５つの対策
⇒板藍茶・板藍のど飴

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2017-11-13 | カゼ・インフル・ウイルス

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風邪薬飲めば治ると思っている人に、冬風邪の養生法

昨日は、日曜診療当番医の処方箋対応をしましたが、本当に風邪の人、多いですね。
「病院に行けば治る」「風邪薬飲めば治る」と思っている人が多いです。
処方せん業務を事務的に行っていると、まったく養生や漢方の話題に発展しません。

なので「温かい物を食べて体を冷やさないように」とか言うと、
すごく意外そうな顔をされますが、笑顔を見せてくれます。

養生は、必ずやるべきことなのに忘れられているのでしょうね。

冬風邪の養生は、体力消耗しない、冷やさない、です。
・外の冷たい風に当たらない
・肺や首を冷やさないようマフラーやマスクをする
・冷たいものや生ものを食べない（胃腸を冷やさない）
・鍋料理など体が芯から温まるものを食べる
・夕食は腹八分目で早めの時間に済ませ、早く寝る
・ストレスになることはしない

「板藍茶」と「板藍のど飴」のご用命が増えました！

店頭の板藍茶ポスターがなぜか話題。漢方に慣れてる子は平気で粉を飲みます。自然の味ですから

⇒のど痛に板藍根
⇒インフルエンザ５つの対策
⇒板藍茶・板藍のど飴

2017-11-09 | カゼ・インフル・ウイルス

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もう、風邪のときは漢方の方がいいわ

もう一か月ほど、病院に何度通ってもなかなか風邪が治らないという方に、症状を伺って漢方対策したら
すんなり改善し、「もう、風邪のときは漢方のほうがいいわ」と言ってくださいました

なぜ、すんなり回復したのか？　西洋医学と漢方の違いは何か？

一般感冒薬や病院薬は、風邪の諸症状を抑えますが、「回復力」を高めるわけではありません
症状を抑えて、体が少し楽になったところで、自力で風邪を追い出し、もとに戻さなければならないのです。

体力のある人は、風邪薬がよく効いたーと言うのですが、治したのは自分です。
体力が足りない人は、症状を抑えるだけでは、なかなか回復しないのです。

漢方では、この辺りをしっかりケアします。
寒気があれば温める生薬、ほてりや炎症があれば少々冷ます生薬、粘膜の渇きがあれば潤す生薬、
体力低下があれば、胃腸や肺を元気にする生薬・・・などの配合を考えます

そして養生です。
温める漢方を飲んでいるのに、外に出歩いたり冷たい物を食べたら良くなりませんね。
漢方を知ると、養生することの大切さも知ることになります。

漢方のご常連さんたちは、すでに漢方の知識があるし、症状を電話してくれたりするので、
早めに手持ちの漢方薬を選択してサッと飲み、ちゃんと養生してくれるので、大事にならずに済んでます。

体力が足りないなと思ったら、西洋薬だけでなく漢方養生もしてみてください

トウカエデもそろそろ紅葉　朝晩冷え込むようになりました

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2017-10-16 | カゼ・インフル・ウイルス

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あいうべー（あひるべー）体操でインフルエンザ予防

月曜日になったとたん風邪の人の来局が増えました。
先週からずっと雨模様だし記録的に寒いしで体がついていきませんね。

インフルエンザもすでに流行しているようです。
今朝のテレビで、インフルエンザ予防対策として鼻呼吸を勧めていました。

鼻は外気が入ってくるところなので、フィルター作用と外気を保湿保温して肺に届ける作用があるのです。
一方、口は食べるところですから消化液は出ますが、外気に対しては無防備です。
ですから口呼吸していると絶えず粘膜が細菌感染を起こすのです。
これはアトピーにも繋がることがあります。

で、鼻呼吸をするためにどんなことをするのかとテレビを見ていたら、
なんとあの『あひるべー体操』です。
（私は、あーひーるーべーと言いながらやるのをすすめています）

福岡県みらいクリニックＨＰより。詳しく解説されています

鏡を見ながら、左右に顔が偏らないように行いましょう。
これを10回くらい繰り返して（1分間ほど）ワンセットです。
一分続けると顎の周りがけっこう疲れます。唾液もたくさん出ます。

頬やのどの筋肉を鍛える体操で、これによって顎がだらっと下がらなくなれば、
鼻呼吸ができるようになるということです。
もちろん顔やあごのたるみ解消におすすめですよ。

インフルエンザ対策の生薬、板藍茶や板藍のど飴もご用意くださいね。

⇒アトピーのあなたがふだん実行すると良いこと

2017-01-13 | カゼ・インフル・ウイルス

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カゼはどこから？風寒邪の防御法・葛根湯桂枝湯

強力な冬将軍がやってきたで、特に受験生は大変です。

外気の変動を受けて体調を崩すことがよくありますが、
特にカゼは「昨日、出かけたら・・」と外気にさらされたことがきっかけになりがちですね。
漢方ではこれを「風邪（ふうじゃ）」と呼びます。
加えて今頃は寒さの邪気も重なりますから合わせて「風寒邪」です

邪気にはそれぞれ特徴があり、
風邪は体の上半身から入り込みやすく、
寒邪は寒気とこわばりや痛み、そして水っぽいのが特徴です。
したがって風寒邪を受けると、
首筋から肩にかけての寒気、凝りや痛み、発熱、鼻水、鼻づまり
といった症状が現れることになります。

つまり風寒邪の防御法は、外出時に上半身を外気にさらさず温かくすることです
帽子、マスク、マフラーやスカーフ、背中にカイロ・・・
ひとつ加えるだけでも風寒邪の侵入を防ぐことができるでしょう
もちろん疲労をため込まないことで、充分な睡眠を確保しましょう。
免疫力が充実していれば、邪気は侵襲できません。

風寒邪の侵入を感じたら、代表的な漢方薬は
桂枝湯、葛根湯や小青龍湯ですが、風寒邪を追い払うためにはこれをお湯で溶かして飲み、
そのあと、熱々のうどんやお粥などでさらに身体を温めることです。
決して外の寒風に当たってはいけません。

シロダモの芽もしっかり寒さ対策しているようです

2016-11-14 | カゼ・インフル・ウイルス

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昨日は休日当番でカゼの人がたくさん・カゼを治すのは自身の力

昨日は、休日当番医の処方箋受付業務のため営業していました。
次から次とカゼの患者さん・・・発熱、咳　はたまた下痢嘔吐
まだ湿度があって暖かいせいかインフルエンザはゼロでした。
処方箋ですから、ほぼ西洋薬（とか新薬という）での対応です。

さて、
わが薬局は漢方が主体なので、ふだんのお馴染みさんは、カゼも漢方を使うことが多い。
どちらかというと西洋薬がきらい・・・という人種です。

たとえば最近の咳の症例では、
・喉痛みの後こみ上げる咳。同時に疲労感と気持ちの落ち込みが・・・
　参蘇飲と補中益気湯で2日目には表情も明るく咳もほとんどなくなりました。
・黄色い痰がでてひどい咳、熱もある・・・
　麻杏甘石湯でさっぱりしました。
・年中、喉が敏感で、咳き込みがひどい・・・
　竹葉石膏湯を数日で咳き込みがおさまり、その後衛益顆粒で体質改善中です。

当然、何を食べるかなども漢方養生に含まれますから、漢方処方時はそんな話もします。
巷ではマイコプラズマ肺炎が流行っているというので、
咳がひどかったら病院へ行ってね、と言っているのですが、
漢方服用で、病院へ行く前に回復していただけました。

そしてお客さんと、漢方すごいね～と感心し合うのですが、
それは西洋薬がダメというのではなくて、
漢方も食養生のひとつですから、つまり養生すれば治る力がアップするのです。
治してるのは自身の力ということを実感しますね。

全国実力薬局100選子宝部門

2016-10-25 | カゼ・インフル・ウイルス

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のど痛に板藍のど飴・漢方家ファインエンドー薬局

「霜降初候、霜始めて降る」

朝起きて、寒いなあと靴下を探すようになりました。
気づけば季節はすでに霜降。
つい先日まで、夏日になったりしていたので、
自分の記憶が飛んでいるのかと心配になるほど季節の移ろいが早い気がして焦る。

さて、twitter記事で「板藍のど飴」が人気らしく、
わが薬局にもスマホ片手に訪ねて来られる人が次々。

最近の情報源は皆さんtwitterなのでしょうか。
そう思っても今だなじめず、やっぱりブロガーだ。
ともかく、tweet拡散ありがとうございます。

板藍のど飴に含まれる生薬「板藍根」（ばんらんこん）は、
清熱涼血解毒：インフルエンザなどの高熱・頭痛、流行性耳下腺炎の腫脹疼痛
などに使われたりする生薬で、のどの痛みによい。
のど飴だと、人ごみに出かけるときなどは便利で頼りになりますね。

もしも、寒気や、鼻水、咳などの症状もある場合は、
漢方薬を組み合わせるとうまく改善するので、ご来局時はよくご相談ください。

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2016-05-23 | カゼ・インフル・ウイルス

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銀翹散（天津感冒片）花がたっぷり入った処方・漢方家ファインエンドー薬局

金銀花(スイカズラ）が配合されている漢方、銀翹散（商品名：天津感冒片）
天津感冒片は、銀翹散に羚羊角をプラスして、熱を冷ます作用がアップされています。

成分のうち、金銀花と連翹、荊ガイは、花のつぼみです。おもしろいでしょ。
概して花はほてりを冷ます作用があります。

そしてタンズシ淡豆鼓。タントウシとも読みます。
黒大豆を蒸して発酵加工したもの。黒豆の乾燥納豆ってところでしょうか。

ということで天津感冒片は、
たっぷりの花と黒豆の乾燥納豆と、ゴボウのタネ、キキョウの根、
笹草、ミント、甘い甘草、そして鹿の角を少々削って入れときました、というレシピです。

熱がとれて体がさっぱりしそうなメニューです。
のどの渇くような痛み、咳、熱っぽい頭痛・・・のどにきたらすぐこれを飲むとよい。

金銀花（スイカズラの花）・白い花が咲き、受粉すると黄色くなってから花が閉じる

まだ花がついていない頃のスイカズラにとまるカラスアゲハ（5月上旬）

全国実力薬局100選子宝部門

2016-02-12 | カゼ・インフル・ウイルス

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インフルエンザ・5つの対策

インフルエンザの潜伏期間は１～３日で、筋肉痛やだるさを伴う急な高熱が特徴ですが、
予防接種をうけている場合は微熱の場合もあります。
感染を広めないためにも早めに受診して検査を受けましょう。病院へはマスク必携です。
発熱の後は咳や鼻水などの症状が１週間ほど続きます。
発熱から５日間は感染力がありますので家で静かに療養しましょう。

▼水分補給
粘膜が渇くとウイルスが排出されにくい
体温くらいの温度でちびちび水分補給。抗ウイルス作用のある『板藍茶』はおすすめ。
食事も鍋物、汁物で潤いを補給

⇒板藍茶・板藍のど飴

▼手洗い・うがい・マスク
こまめな手洗いで感染予防。マスクやうがいはのどの乾燥も防ぐ

▼室内換気
換気してウイルスを追い出す。１～２時間に１回行う

▼室内加湿と暖房
湿度50～60％、温度20度前後をキープするとよい
加湿器のほか、植物や水を張ったボールを置く、お湯を沸かすなど

▼栄養と睡眠
バランスのとれた食事で体力をつけ抵抗力を高める
睡眠は体力回復の要、夜は12時前に就寝

⇒インフルエンザ流行レベルマップ（国立感染症研究所）

このあたりはまだ雪景色・宝登山から武甲山を望む