いつも冠元顆粒などの漢方薬で健康づくりをなさっているご夫婦が来局。
二人とも出身は出雲だそう。
「神様が帰ってくるから」
?、?
10月は出雲の国に日本中の神様が帰ってきて、会議をなさるのだそう。
だから出雲以外は神様がいなくなるので、10月を「神無月(かんなづき)」
そして出雲だけは「神在月(かみありづき)」と呼ぶのだそうです。
この時期にお墓参りをするそうです。
なんだか、うらやましく思った。
「こないだの湿気をとる漢方、買いに来たの。やっぱり湿気に勝たなきゃだめね」
と来店され、その名も 「勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)」 を求められたのは、ふだんから胃腸が冷えやすく下痢しやすい50代の女性。
今日は、モヤがかかっているような重い空気。
梅雨独特の雨が降りそうで降らない、湿気がおもいっきり充満している状態。
「私だけ具合悪いのかしら~? みんな元気そうに見えるのに・・・」
イエイエ、私も今日は手足がだるくて、勝湿顆粒、今朝も飲みましたよ。
「飲むとちょっと体が軽くなるみたい、おなかの具合も楽になるし・・・」
「勝湿顆粒」の処方名は、「かつ香正気散」
効能・効果;夏の感冒、暑さによる食欲不振、下痢、全身倦怠中国では、葛根湯よりよく用いられるそうで、雨が降っていたら、
これを飲んでから出かける、というくらいポピュラーなんだそうです。これからのシーズン、たとえば
冷房に当たりすぎたりして、風邪がおなかに来たのかな~
というときや
湿気と暑さで、胃腸の動きが停滞しているように重だるい
手足が重い
ときなどにすぐ服用するといいですね。ただし、漢方を求めるときは、薬局でよく相談してからにしましょう。
食養生も大切です。
利尿効果があるもの:
そらまめ、とうもろこし、大豆、きゅうり、すいか(白いところ)、
メロン、鮭胃腸を丈夫にして新陳代謝をアップしてくれるもの:
人参、カボチャ、くるみ、ささげ、豆腐、山芋、キャベツ、カボチャもちろんビールなど水分や生もの冷たいものの食べ過ぎには注意しましょう。特に夜間の取りすぎは水がたまるもと。
ウエスト85cm以上は、即、命が危ない!?
みたいな報道が突然TV各局でなされて、驚てしまいましたね。
しかも「メタボリックシンドローム」・・・なにそれ?
なんだかサイボーグにでもなりそうなネーミング。
これ、
もともとは肥満の本場(?)アメリカで問題になっていた話題だったのですが、アメリカの数値をそのまま日本人に当てはめることができずにいました。
それがやっと昨年、日本人向けの数値が発表されたのです。
そこで国民の状況を調べてみたら、なんということか!・・・・
ということで、いきなりニュースになったようです。
で、意味は、
体内脂肪がたっぷりついている状況では、すでに『動脈硬化』はかなり進んでいると考えられ、『動脈硬化性疾患』(脳溢血、脳梗塞、心筋梗塞、動脈瘤、腎硬化症など)発症の危険性は高い。ということです。
報道では『ウエスト』と言っていましたが、『ヘソを通る腹回り』が正解。
だから、『男性の85cm以上』という数値は、中年以降の男性諸氏には、かなり冷や汗ものじゃないでしょうか。
ま、運動や食事、漢方でしっかり血流改善しておきましょう。
詳しい数値はこちらをごらんください→メタボリックシンドロームって何?