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漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
http://kampo.no.coocan.jp/

神無月と出雲

2006-10-10 | 漢方的話題
「今月は出雲に帰らなきゃ」

いつも冠元顆粒などの漢方薬で健康づくりをなさっているご夫婦が来局。
二人とも出身は出雲だそう。

「神様が帰ってくるから」

?、?

10月は出雲の国に日本中の神様が帰ってきて、会議をなさるのだそう。
だから出雲以外は神様がいなくなるので、10月を「神無月(かんなづき)」
そして出雲だけは「神在月(かみありづき)」と呼ぶのだそうです。

この時期にお墓参りをするそうです。

なんだか、うらやましく思った。

便秘を考える(脾気虚の漢方対策)

2006-09-06 | 漢方的話題
1週間たっても排便がない

しばらくぶりで便意があっても、ころころっと少し出るだけで
終わってしまう。すっきりと出っきらない。

しっかり食べてない(朝は時間がなくて、夜食べると太る気がする)
というより食欲があまり湧かない

便秘薬を飲んでも、ぱっとしない

最近、顔までむくんでしまう。

このような状態は、主に「気虚」(ききょ)体質に起こりやすいもので、
つまりは、力不足で動きがにぶい状態といえる。

胃腸の元気をつける(脾気虚対策):
基本的には、「補中益気湯」
お腹の冷えや手足の冷える人は、補中益気湯の代わりに「人参湯」
漢方とは少し異なるが、「レオピンファイブ」も良く効く。
はじめのうちは、加えて漢方系の便秘薬を組み合わせるが、
胃腸の力がアップしてきたらしだいに便秘薬のほうを減らして行く。

漢方系便秘薬(潤しながら腸を動かす漢方処方)
便がカサカサしている場合は、麻子仁丸、潤腸湯を
排便状況を見ながら量を加減して組み合わせる。

便の材料となるものが必要:
しっかり食べなければ便の嵩が少ない。
最近は食事を抜いている人も多い。
食物繊維(野菜など)オリゴ糖(腸内細菌のえさ)のサプリメントも。

便秘薬の使いすぎに注意

便秘の話(血虚を補う漢方薬で)

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梅雨時のけだるさ対策・水はけを良くする食べ物

2006-07-07 | 漢方的話題

「こないだの湿気をとる漢方、買いに来たの。やっぱり湿気に勝たなきゃだめね」

と来店され、その名も 「勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)」 を求められたのは、ふだんから胃腸が冷えやすく下痢しやすい50代の女性。

今日は、モヤがかかっているような重い空気。
梅雨独特の雨が降りそうで降らない、湿気がおもいっきり充満している状態。

「私だけ具合悪いのかしら~? みんな元気そうに見えるのに・・・」

イエイエ、私も今日は手足がだるくて、勝湿顆粒、今朝も飲みましたよ。

「飲むとちょっと体が軽くなるみたい、おなかの具合も楽になるし・・・」

「勝湿顆粒」の処方名は、「かつ香正気散」
効能・効果;夏の感冒、暑さによる食欲不振、下痢、全身倦怠

中国では、葛根湯よりよく用いられるそうで、雨が降っていたら、
これを飲んでから出かける、というくらいポピュラーなんだそうです。

これからのシーズン、たとえば

冷房に当たりすぎたりして、風邪がおなかに来たのかな~
というときや
湿気と暑さで、胃腸の動きが停滞しているように重だるい
手足が重い
ときなどにすぐ服用するといいですね。

ただし、漢方を求めるときは、薬局でよく相談してからにしましょう。

 

食養生も大切です。

利尿効果があるもの
  そらまめ、とうもろこし、大豆、きゅうり、すいか(白いところ)、
  メロン、鮭

胃腸を丈夫にして新陳代謝をアップしてくれるもの
  人参、カボチャ、くるみ、ささげ、豆腐、山芋、キャベツ、カボチャ

もちろんビールなど水分や生もの冷たいものの食べ過ぎには注意しましょう。特に夜間の取りすぎは水がたまるもと。  

湿気と体の深い関係

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便秘の話(血虚を補う漢方薬で)

2006-06-17 | 漢方的話題
「最近、ほとんど便秘薬がいらなくなったんです。2日に1回は自然にでるようになったんですよ。相談してみてよかった~。」

と来店された女性は、何日排便がなくてもあまり違和感がないというタイプの便秘症。ただ心配だからとりあえず下剤で出しておく、というやり方を何年も続けてきたそうです。

この方のような人は、比較的多いようです。

乾燥したコロコロ便で腸内のすべりが悪く、ちょこっとづつしか出ず、すっきりしないタイプです。
あまり便秘薬に頼りすぎないほうがよいタイプでもあります。
参照)便秘薬の使いすぎに注意(悪循環性便秘)


そこで
「血虚」を補う漢方薬を利用していただきました。

参照)血虚の症状
飲みやすい漢方薬だったのと、「体によさそう」という実感があったようで、
コツコツ続けてくれました。


その結果
当初は穏やかな作用の生薬下剤も少しずつ併用していたのですが、
だんだん減らすことができたのですね。

腸を元気にすることで、長年の便秘から立ち直れたのです。


う~・・・って便意を催してそして、スキッと出る、って気持ちいでしょう。
(実感こもって)そ~なんですよ~

ちょっとマニアックな会話だったかもしれない



NASHにDASH食(メタボリック関連で)

2006-06-14 | 漢方的話題
「ナッシュ」に「ダッシュ」を。TV番組「ダッシュ村」の話ではありません。
(でも、そんな生活をすれば体にいいので、まったく無関係ではないかもしれません)

覚えやすいのでこう書いてみました。

「DASH食」(高血圧にならないようにする食事療法)

最近アメリカで考案された食事内容。英語の名前を省略してDASHです。
現代の食事に不足しがちなミネラルを摂取して、飽和脂肪酸を減らすのが目的だそうで、内容は、野菜や果物、木の実、魚などを多くとり、牛肉や豚肉、甘い菓子やソフトドリンクを控えるというもの。

日本食を想定すれば、特に珍しくもないかもしれませんが、あえて「ダッシュ食」と名づけてくれるとやる気が湧くというもの。

これに、毎日20~30分の汗ばむ程度の運動、禁煙、ついでに減塩すれば、生活習慣病もこわくない。

高血圧と内臓肥満に注意を(共同通信社・最新医療情報より)


「NASH」(非アルコール性脂肪性肝炎)

これは数年前に新聞記事に取り上げられちょっと話題になった内容ですが、特に内臓肥満が引き金となることなので、メタボリックシンドロームと関連性が深い。

お酒をたくさん飲まないのに起こってしまう肝炎のこと。
年代的に特徴的なのは、男性の40歳未満と女性の50~60歳代が多いこと。

おそらく、女性の場合は、女性ホルモンの減少とともにコレステロールの代謝が低下し内臓肥満型(いわゆる隠れ肥満型)傾向になることも影響しているのではないかと思われます。
更年期になると高脂血症になる理由

また男性の若年層も食事の偏りなどによって内臓肥満型が増えているらしい。

脂肪肝は一般的にはガンなどに移行することはないと思われているが、NASHの場合は肝硬変や肝ガンへと進行してしまうそうです。

やはり運動と食事の改善が有効とのこと。

注意必要な非飲酒者の肝炎(共同通信社・最新医療情報より)


漢方的な発想で分析すると、

「肝は血を蔵す」(かんはけつをぞうす)
「肝は疏泄を主る」(かんはそせつをつかさどる)
 
肝臓は血液の貯蔵庫であり、さまざまな代謝反応の流れの要所でもあるので、ここに無駄に脂肪などを溜め込んでは、肝臓はしっかり機能しなくなる。
血を養い、血流を改善しておくことが大切。

血流を改善したほうが良い症状
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佐倉城址公園の菖蒲

2006-06-05 | 漢方的話題
今年桜を見に行った公園で、花菖蒲が見ごろになりました。
(あまりにも絵みたいな写真になってしまいましたが・・・)

で、また漢方的な話をすると、
花菖蒲とよく似た名前の石菖蒲。
葉は菖蒲のようにするりと伸びているのですが、がまの穂のような花穂が
伸びます。学名Acorusはかわいそうに「美しくない花」という意味だそうです。
しかし、その根が漢方材料となります。
開竅薬といって、閉ざされた気持ちや意識をパッと開く作用があります。
中国の処方の中では用いられています。


同じ公園で「センダン」の木に花が咲いているのを見つけました。
この木は、秋になると秋空の蒼さに映えて輝くような黄金色の真ん丸い実をたくさんつけてくれます。
こんな、淡い紫色の繊細な花をつけるとは驚きました。




血流測定会・有難うございました

2006-06-01 | 漢方的話題
先週の血流&体成分分析測定会は、おかげさまで大盛況のうちに終了しました。

中年以降は、筋肉の減少が目に付きました。
筋肉不足で、新陳代謝が落ちて血流もゆっくりになってしまうので、漢方対策や食事の改善と同時に運動も必要なようです。

夫婦ともに運動マニアだと自称する50代後半の女性に教えていただきました。
(この方は「冠元顆粒」や「婦宝当帰膠」も服用されていて、測定結果はほぼ満点でした。)

いわく、
『肩より上に腕を上げる運動を毎日おこなうと
 上半身の筋肉を鍛えることができる
 女性は特に上半身の筋肉が落ちやすいので
 この運動はおすすめ。
 洗濯物は、高いところに干すこと』 
だそうです。

肩の筋肉が落ちると、頭痛や肩こりを起こしやすくなります。
ダイエット嗜好の若い女性もぜひ、筋肉運動をやってほしいですね。

土曜日は奥様に連れられた(?)男性軍でにぎわいました。
「メタボリックシンドローム」を気にしている方が多かったです。
実際、体重は標準でも体脂肪率が高い「隠れ肥満」タイプがちらほら。
やはり、あの統計は現実らしい。

女性と比べて、いろいろ言い訳するところが、男性のデリケートさ。
奥様は横で、あれがいけないんじゃない、これをやめればいいのよ、と
厳しい突っ込み・・・

ん~、このパターン、うちだけじゃないのね。(ちょっと安心

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お知らせ:月曜日から血流・体脂肪測定会です。

2006-05-20 | 漢方的話題
5/22(月曜日)~5/27(土曜日)
★★ 血流・体脂肪測定会 ★★ 
を行います。

前回、前々回は大盛況。で、どうやら恒例となってしまいました。

その後、日々の養生は重ねていらっしゃるでしょうか?
その成果を確認すべく、ぜひ測定してみてください。

今回は、日にちに余裕を持たせましたので、期間中ご都合のよい
ときにどうぞ。
お待ちしています。

初めての方も、しり込みせず気楽に測定してみましょう。
別に、この間のメタボリックシンドロームのTVニュースのように
脅かしたりはしません。
ご希望ならば、へそ周りを測りましょうか?

楽しく、健康を確認しておきましょう。

漢方対策を行ってよかったことや気になること、そして
こんな悩みに、こうしたら良かったよ・・・・などアンケートも
お待ちしています。ぜひご感想をお教えください。

同じ悩みを持つ人たちで、少しでも情報交換できればと思っています。

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メタボリックシンドロームと中年男性

2006-05-19 | 漢方的話題
巷の男性軍を震え上がらせている「メタボリックシンドローム」
なぜ男性が85cmなんだ!(女性は90cm) 
(ヘソを通る腹回りのサイズ)

といいたくなりますね。

すでに、『メタボラーズ』なんて、漫才トリオじゃあるまいし、
皆で慰め合おうというのか(仲良くしてどうする!)、
涙ぐましい言葉まで出現しているようです。

そこでちょっと昔の記事をご紹介します。

●昨年(2000年)の人間ドックを受診した約264万人について集計した結果で、肥満、高血糖、高血圧、高コレステロール、高中性脂肪、肝機能異常(生活習慣病といわれるものでいずれも血流の問題が関係している症状)について
傾向を見てみると、

 ○男性のほうが女性より異常%が高い
 ○年々異常割合は増加している。
 ○女性は年齢とともに異常数が増える
 ○一方、男性は40代で肥満、高中性脂肪、肝機能異常
  50代で高コレステロールの異常頻度がピークになっている

この結果は、年齢の問題以外に、働き盛りで外食や不摂生やストレスが
続くと、血流が悪化して様々な疾病を引き起こしていることをあらわし
ています。

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●すでに20代から増えている動脈硬化●

動脈硬化の発症年齢が早まっているそうです。ある研究データによると、
20代300人を調べた結果、すでに約70%が動脈硬化の状態にあった
そうです。
偏った食事、脂肪分や糖分の多い加工食品、不規則な生活時間、 寝
不足、運動不足などが影響していると思われます。
今は症状がなくても、やがて30代半ば以降から、こわい心臓病など命
を脅かす引き金となります。
 
●危ない橋を渡っている中年以降●

動脈硬化に加えて、中年以降では、血液の「質」も悪くなります。
1)血栓ができやすくなる
血管壁がデコボコと硬くなると、血液はスムーズに流れることができま
せん。あちこちで停滞を起こすようになります。
また、血小板、フィブリノーゲン、凝血因子、抗凝血因子などの加齢に
よる変化によって血栓ができやすくなります。

2)赤血球の老化
末梢血管では、赤血球の大きさより狭い部分もたくさんあります。健康
な赤血球は、アメーバ-のように細くなって、ここをつるっと通るのです
が、老化した赤血球は変形できずに痞えてしまいます。
また、脂肪の多い食事をしたり、消化が悪かったりすると、未消化物が
血管内に入り、糊のように、赤血球同士をくっつけてしまいます。まるで
蛇のように数珠つなぎになったりもします。
これでは、スムーズに血管内を流れることはできません。

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メタボリックシンドロームって何?

2006-05-12 | 漢方的話題

ウエスト85cm以上は、即、命が危ない!?

みたいな報道が突然TV各局でなされて、驚てしまいましたね。

しかも「メタボリックシンドローム」・・・なにそれ?

なんだかサイボーグにでもなりそうなネーミング。

これ、

もともとは肥満の本場(?)アメリカで問題になっていた話題だったのですが、アメリカの数値をそのまま日本人に当てはめることができずにいました。

それがやっと昨年、日本人向けの数値が発表されたのです。

そこで国民の状況を調べてみたら、なんということか!・・・・

ということで、いきなりニュースになったようです。

で、意味は、

体内脂肪がたっぷりついている状況では、すでに『動脈硬化』はかなり進んでいると考えられ、『動脈硬化性疾患』(脳溢血、脳梗塞、心筋梗塞、動脈瘤、腎硬化症など)発症の危険性は高い。ということです。

報道では『ウエスト』と言っていましたが、『ヘソを通る腹回り』が正解。

だから、『男性の85cm以上』という数値は、中年以降の男性諸氏には、かなり冷や汗ものじゃないでしょうか。

ま、運動や食事、漢方でしっかり血流改善しておきましょう。

詳しい数値はこちらをごらんください→メタボリックシンドロームって何?

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坐骨神経痛というけれど(その痛みはどこにあるか)

2006-05-02 | 漢方的話題
「30代のころからずっと坐骨神経痛が治らないんです。なにをやっても駄目なんですっ。」ときっぱりいう50代の女性

しかしよくよく話を伺うと、どうも坐骨神経痛の痛みとは異なるよう。
痛みの場所は筋肉やもっと奥のほうにあるようで、痛みはほとんど寒さの影響を受けない。
ずっと座っていると悪化する。下腹部が硬く張って痛む。
顔色はややくすんでいて、両ほほにくっきりシミが出現している。

「婦人科疾患の経験はありませんか?」
「30代の頃に手術をしました。だからそれはもう治ったんです。婦人科はいいんです。神経痛を治したいんですけど」

どうやら骨盤内に「お血」(血流悪化)があるようなので、このときはどうにかわかっていただいて、下半身の血流改善をサポートする漢方薬を服用していただいた。(効能に生理不順とか血の道とか書いてあるのが気に入らなかったようだけど)


それから20日くらいたっただろうか。突然、ツカツカと来店されて、
「私、治ったんです」と唐突に言われる

「えっ、なにが・・・」(この人私をからかってるんだろうか)

「この前の漢方薬で。痛みが。」
そしてさらに、
「ま~たく、これまでの何十年はなんだったんだと思いますよ~」

「そ、そう?」
あまりの効きのよさに私もちょっと焦ってしまった。
確かに、肌色も前よりすっきり明るくなっている。(よっしゃ~)

「もうほとんどいいみたいなんだけどもう少し続けてみます」

勢いのある人で、押されっぱなしだったけどよく症状をうかがっておいてよかったと思った一例でした。

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イライラするときに

2006-02-18 | 漢方的話題
このところ寒暖の差が激しい。
急に温かい春の陽気に見舞われると、妙にイライラすることがないだろうか。

晴れ晴れした天気にほのぼのした陽の光。意気揚々として、調子がいいぞと感じているうちに、気が付いたら、苛立ってしまっているのだ。

よく「木の芽時」は精神的に不安定になりやすいという。

きっと陽気につられて、気持ちも動かされ過ぎ、興奮してしまうのだろう。
勢いに任せてしまうと、それこそ何をしでかすかわかったものではない。

ここは、腹式呼吸で深呼吸をひとつ、ふたつ。
そして、ハーブティーは、首から上のほてりを冷ます、「杭白菊花茶」がいい。
杭白菊花茶「香菊花」(しゃんきくか)
ふっと気分が和らいで、頭の中がさっぱりします。
花粉症でイライラしたり目が充血しているときもおすすめします。

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溺れそうになる正しいうがいのやり方

2005-12-27 | 漢方的話題
インフルエンザが蔓延しつつあるこの頃。薬局に送られてくる冊子に、うがい、手洗いの正しいやり方が書いてあった。

うがいは、天井を向いて5秒間ガラガラとやる、それを3回繰り返す。のどの奥のほうまで洗浄し粘膜の乾燥を防ぎ清潔に保つのだそうだ。

さっそく「のどの奥」を意識してやってみたら、あやうく溺れそうになった。しかも「5秒」というのが案外長く、途中で息継ぎしたくなる。上を向いたまま息をつこうものなら、また溺れる。
こりゃ、うがい一つするのに、練習が必要です。

また、殺菌作用の強いうがい薬よりも、塩水やお茶などでやるほうが粘膜にやさしいのだそう。
板藍茶(うがいしながら飲むお茶)

手洗いは、石鹸でつめのかいだまでしっかり洗い、流水で20秒以上洗い落とすと良いのだそうです。
やってみてください。

【ウイルスから身を守る5か条】
外出時はマスク
栄養のバランスのとれた食事
適度の運動と十分な睡眠
室温&湿度をしっかり調整
疲れたときは人ごみを避ける

すぐできる冬風邪&インフルエンザ対策



血流&体脂肪測定会・男性と女性の反応の違い

2005-12-16 | 漢方的話題
10月に大好評だった血流測定&体脂肪測定会の第2回目。昨日から明日まで行っています。別に脅かしてどうにかしようというわけではなく、明るくワイワイとやっています。

男性と女性で結果のデータに対する反応が違うのが面白い。

男性は、ちょっといい結果がでるとそれで、満足しようとする。
『今までどおりでいいんだ、これでお酒も安心して飲める・・・』みたいな。

女性は、絶えず貪欲。
『ここのデータは、どうしたらよくなるの。もっと〇〇になるにはどうしたらいいの?』って調子です。
このパワーに違いは、なんだ~~。

このような機会を利用しようとする年齢は、40代くらいからが多い。
実際、年齢を重ねるほどに、若い頃とは違う体調に不安が広がるものです。
たえず、もしかしたら・・・と思っていたりします。
かといって病院で診断を受けるのも怖いし・・・なんてずーッと心配しっぱなしの人も多い。
で、近所の薬局なら、ちょっと行ってみようかってところでしょうか。
『こういう機会があると、自分の体を見つめなおす良い機会になる』、
また、漢方と運動、食事などの養生を重ね、よい結果を得て、
『やっぱり養生続けなくちゃね』と心を新たにされる。
みんな気持ちが元気になって帰っていかれる。
これを機会に、人間ドックなども気楽に受けて、健康管理に努めてください。

来年もまた行います。

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血流測定会

2005-10-24 | 漢方的話題
先週後半から血流血圧測定会の催し物を行ったら大盛況で、大忙しでした。
私はといえば、朝から晩までずっとしゃべり続けているので、夕方には声が枯れてきて、陰虚(潤い不足)状態。まさに麦味参顆粒の症状といったところでした。

たまに自分の体調をチェックするのも健康づくりの励みになっていいですね。

多くの方々からのリクエストをいただき、再度12月の中旬にも行う予定ですのでお近くの方は是非いらしてくださいね。