血の伯爵夫人 2011-04-08 20:53:04 | 本 『血の伯爵夫人(I、II)』 アンドレイ・ゴドレスク ☆☆☆ 昔読んだはずだがよく覚えてないので再読。なんとなく思い出したが、再読するまでもなかったかな。 題材になっているのは16世紀末のハンガリーで何百人という女性を殺戮したといわれる、バートリ・エルジェーベト伯爵夫人。渋澤龍彦の『世界悪女物語』の中でも扱われている。小説は三人称で語られるエルジェーベトの伝記風ストーリーと、バートリ家 . . . 本文を読む