『クリムゾン・キングの宮殿』 キング・クリムゾン ☆☆☆☆☆
プログレッシヴ・ロックの名作の一つ、『クリムゾン・キングの宮殿』。プログレ好きでこれを知らない人はいないだろうし、プログレって何? という世の善男善女の皆さんは誰も知らないだろう。そういう音楽である。間違っても喫茶店でかかったりスキー場で流れたりはしない。
しかしすごいジャケットである。インパクト絶大。前10ccの記事で書い . . . 本文を読む
『Renaissance Man』 Jamaaladeen Tacuma ☆☆☆☆
せっかくなのでジャマラディーン・タクマをもう少し紹介したいと思う。この『Renaissance Man』はソロ二作目。
一作目の『Show Stopper』が色んなタイプの曲を幅広く収めたアルバムだったのに対し、この二作目は比較的タクマのフリージャズ志向が強く出た作品である。一曲目『Renaissanc . . . 本文を読む
Turn It On Again Tour at Madison Square Garden(9/25/07) Genesis ☆☆☆☆☆
ビョークの翌日はジェネシスの再結成ツアーなのだった。ああこの世は極楽。
というわけで行って参りましたジェネシス。今回の再結成はもともとピーター・ガブリエルやスティーヴ・ハケットが参加するかもという話もあったんだな。全然知らなかった。
この日は . . . 本文を読む
Volta Tour at Madison Square Garden(9/24/07) Björk ☆☆☆☆☆
先週のRushに続き、今週の月曜にはビョークのコンサートに行ってきた。これもMSG。翌日の火曜もまたまたMSGでジェネシスのコンサートだった。ああ至福。というわけで、今日はビョークのコンサートについて。
まず言いたい。前座が長い。長すぎる。8時過ぎから始まって前 . . . 本文を読む
Snakes & Arrows Tour at Madison Square Garden(9/17/07) Rush ☆☆☆☆☆
9月17日の月曜日にラッシュのコンサートを観て来たのでそのレポートをしたい。スネークス・アンド・アローズ・ツアー、場所はMadison Square Garden。新作『Snakes & Arrows』がとても良かったので期待していた。がしかし、その予想を . . . 本文を読む
『Show Stopper』 Jamaaladeen Tacuma ☆☆☆☆★
ジャマラディーン・タクマと読む。ベーシストである。この人のベースはベース好きにはたまらない。知る人ぞ知る、快感原則のど真ん中を豪速球で突き抜ける最高にイカシたボス・オブ・ザ・ベース、それがこのお方、ジャマラディーン・タクマなのである。無論ジャコ・パストリアス、パーシー・ジョーンズと並んで私の大フェイバリットなベ . . . 本文を読む
『GOLDEN☆BEST Legendary Hits 80’s』 原田真二 ☆☆☆
原田真二のベストを入手した。最近、原田真二の初期、ポリドール時代、フォーライフ復帰後、とそれぞれの時期をカバーしたベストが出ているようだ。再評価のきざしなのか? けれどあいかわらずオリジナル・アルバムはほとんど手に入らない。
昔デビュー作の『Feel Happy』を妹が持っていて、私もかなり好きだった . . . 本文を読む
『Shadows and Light』 Joni Mitchell ☆☆☆☆★
ジョニ・ミッチェル1979年、カリフォルニアはサンタ・バーバラでのライヴ。このライヴはスタジオ・アルバム『Mingus』の次に発表された作品で、ジョニのいわゆる「ジャズ期」の一枚ということになる。
ジョニ・ミッチェルはもともとフォーク系のシンガーソングライターとして登場し、その路線で『Blue』のような傑作 . . . 本文を読む
『エマーソン、レイク&パーマー』 エマーソン・レイク&パーマー ☆☆☆☆
エマーソン・レイク&パーマー、略してEL&Pのデビュー作。EL&Pは私はそれほど好きではないが、『展覧会の絵』『恐怖の頭脳改革』とこの『エマーソン、レイク&パーマー』は時々引っ張り出して聴く。一般的には『恐怖の頭脳改革』が最高作といわれているようだが、私はこの一枚目の方が好きである。
EL&Pを今ひとつうさんくさ . . . 本文を読む
『魅惑劇』 ノヴェラ ☆☆☆★
確か昔アナログ盤で持っていたような気がするノヴェラの『魅惑劇』をCDで購入。これは懐かしい。
ジャパニーズ・プログレ、略してジャパグレとも呼ばれる音楽ジャンルが存在することを、世の善男善女の皆様はご存知だろうか。決してヒットチャートをにぎわしたりヘイヘイヘイに出演したりすることはなく、レコードが出たと思ったら廃盤になるの繰り返しだが、不思議とジャンル自体 . . . 本文を読む