(2)「候補数を消去する」手筋
⑧で手筋「Jelly Fish」と「Squirmbag」に付いて書きました。凄く難しいと感じた事と思います。そのときは軽く読み流して下さい。
実は「超難問」と言っても出版社によりそのレベルはまちまちです。あまり難しい手筋が登場しなくても「超難問」との文言が入った問題集もあります。色々な問題を解いてきた経験上、大雑把に言って「Sword Fish」と,次回のブログから登場する「3国同盟」「4国同盟」、更に先で書きます「上級ステップ」の手筋の幾つかをマスターすれば多くの「超難問」は解決出来ると考えています。
そこで、この「Sword Fish」に習熟することが、実践的に重要な戦略かと考え、2題ほど例題を載せます。この2題の問題解決に取り込む過程で、どうすれば見落とす事無く「Sword Fish」等を発見出来るかを、研究して頂きたいと思います。(マーちゃん推薦はオセロ石を用いる方法です)
例題4を図1に例題5を図2に掲げました。図3が例題4の解答で、図4が例題5の解答です。
図1
例題4 図1で「Sword Fish」を見出してください。(その先の作業は問いません)
図2
例題5 図2で「X-wing」または「Sword Fish」の成立のマスの配置を指摘してください(問題は”指摘”までです)
(以下に例題4と例題5の解答を載せます)
図3
解答(例題4)は上図の黄色マスの配置です。候補数7について3列の配置で「Sword Fish」成立です(今後b2、b8、e5、e8、h5、h8の候補数7が消去出来ます)
図4
解答(例題5) 図4で黄色マスの配置が「Sword Fish」の配置です。(候補数3の3列の配置で成立し、今後c7、e1、e9、g7で候補数3が消去出来ます)
次回ブログは「3国同盟」についてです。