マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

五郎丸さんの個展を鑑賞

2014年08月30日 | 映画・美術・芝居・落語

 8月24日(日)と29日(金)の二日間、五郎丸隆子さん(愛称ゴロちゃん)の個展を観てきた。24日はその後、菅原さん・Nさんと私の3人で、銀座ライオンで一献。29日は、日比谷公園で変化朝顔を愛でた後に訪ねた。

 ゴロちゃんの個展は、通算で第8回目となり、2年に一度の割合を崩さずに続けている。今年は担任になったと聞いていたから、その忙しさの合間を縫っての制作。エライの一言である。今年は8月24日から30日の、銀座は1丁目にある「ハヤシ画廊」での開催。手作りの木版摺り更紗《鍋島更紗》も展示されていた。詩情豊かな題材とそれに相応しい仕上がりの絵柄。彼女の個性が際立ってきたように思えた。ユウモアを感じる作品には赤丸が張られていた。


 24日は、個展観賞後、菅原さん・熊倉さんとの3人で、南アルプス山行の”反省会”を行う積りだったが、熊倉さんの都合がつかず、二人で行くことに決めておいた。ふとした切っ掛けで、菅原さん・ゴロちゃん・私の3人全員とは、元同僚の関係だったNさんのことを思い出し、お誘いをすると「行きましょう」とのことで、彼も個展に現れ、その後一献と相成った。
 彼は、とある高校の校長を1年早く退職していて、退職後は再雇用でも高校に勤務し、学校説明会などの仕事を担当している由。弁舌爽やかな方だから、水を得た魚のような活躍だろうと推察出来た。ただ、1年早く辞めた理由は、その激務にあったとの事。校長にとっても、今の高校現場は忙し過ぎるようだ。

 帰宅して、ゴロちゃん作製の小冊子を見た。7月に入院・手術をし、病の床で色々と考えたことが綴られていた。比較的身近にいるはずと思いこんでいた私は、その迂闊さを嘆いた。次回に続く。


         (新作:Honey)

 
     (水玉)                 (すずな)

    



 


 

 


富士神社の「鎮火祭」

2014年08月28日 | 町内会

 6月30日に、富士神社の山開きの際灯された火は、今日8月28日に鎮火の日を迎えた。鎮火の儀式をもって、篝火は奉納され、もって篝火は消えゆくこととなり、ここに山じまいと相成った

 私は19時少し前に神社を訪れた。生憎の雨模様とあって、祭壇は社務所軒下に設えられたが、神社境内には、笹の木を囲むように縄張りされた、5m四方のエリヤが組まれ、篝火用の台座も立てられていた。午後7時少し過ぎ、火が点けられ、火は赤々と勢いよく燃え始めた。
 富士吉田にある富士浅間神社の火祭りは、毎年8月26日の「鎮火祭」と、27日の「すすき祭り」の2日間にわたって行われるそうだ。その翌日と定められた富士神社の鎮火祭は、毎年8月28日に冨士講の方々によって執り行われる。今では神社境内のみで行われる、この鎮火祭り、以前は違っていた。




 私がここ富士前に引っ越ししてきたのは、1983(昭和58年)9月末。その翌年の8月に、本郷通り沿いに、駒込駅近くまで、篝火の台座が用意され、台座ごとに薪が乗せられている光景を目にしたのだった。我がマンション前にも同じものが用意された。19時過ぎ、神主を先頭に冨士講のメンバーが続き、各篝火台に火を点けに回って来たのだった。
 6月30日から7月2日の、賑やかな山開きにも吃驚したが、この鎮火祭にはもっと驚かされた。面白いところに引っ越ししてきたものだと、この夏の風物詩を喜んだのだった。2
0年ほど前から、消防署からのアドバイスあるいは警告があったのだろうか、篝火は境内に限定されてしまい残念である。暗闇での篝火は幻想的でもある。客人が来ていることもあり、火の最後を見届けることなく、早々に神社を後にした。
 


『伊勢物語色紙』(著:俵屋宗達)を鑑賞

2014年08月26日 | IT

 8月23日(土)、妻が講師を務める「源氏物語を楽しむ会」(現在は「伊勢物語」)が、本駒込地域活動センターで開催された。その席で、なんとか、パソコンソフト「Power Point」を通じて、俵屋宗達著の『伊勢物語色紙』を映写・鑑賞することが出来た。が、そこに至るまでは、幾つかの壁があった。
 「Power Point」のスライド集は早い時期に完成していたが、それを活動センターの液晶プロジェクターを通じて、スクリーンに映し出すのが、私には難儀だった。第一の問題点は、私のタブレット型パソコン「Surface」とプロジェクターをどう繋ぐのかという問題。しかしこれはパソコン教室の先生からお聞きした、右写真のコネクターを使用することで解決した。(写真:白色の、小さいコネクター)
 問題はもう無さそうに思えたが、3月28日のテストでは、プロジェクターからは「PCからの信号を感知しません」の様なシグナルが出て映像を写し出せなかった。ただ、3月29日の「源氏の会」では成功し、スクリーンに、過去の「花見の会」の模様を映し出せた。(ここまでは、3月30日のブログに既に書いた)
 ただ、今回は不安もあったので、7月29日に再度試みたところ、またまた失敗。原因は全く分からず途方にくれた。

 8月14日に蓼科にやって来た、電気器具やパソコンに詳しい石野さんに相談した。本当は、彼に駒込まで助太刀に来てほしかったが、そうとは言い出せず、幾つかのアドバイスをもらった。その中の一つに「コネクターは繋いだ積りでも、キッチリ繋がれていないことが多々ある」があった。
 8月22日に、地域活動センター4階A室の、午後が空いていることを知って、この部屋とプロジェクタを借りて、長期戦覚悟で、私一人この部屋に籠った。コネクターとプロジェクターを、かなり力を加えて結合した。その結果は大成功で、その後何回も実験成功。
 当日も問題なく、大型のスクリーンに『伊勢物語色紙』を写し出せた。会の皆さん、文を鑑賞するだけでなく、その色紙を観て喜んでくれた。”結合をキッチリとする”、この様な仕事でのイロハだろう。しっかりやった積りだが、不完全だったことが失敗につながっていた。反省!
 投げ出さないで、本当に良かったと思う。妻は発表の機会が多いので、映像を必要とする場面が訪れそうならば、安心して「Power Point」を活用し手助けが出来る。「お話会」の時にも役立つかも知れない。私自身が活用する場面は、可能性はそう高くないが、あれば活用したい。
 以下は絵巻色紙から、有名な場面を3つ。

 

 


何時もと違う朝

2014年08月24日 | 文京食の100選

 山旅から帰ってきて、数日後に階段登りを再開した。山登りに備えて、その2ヶ月前からトレーニングを開始するのが今までの習慣だったが、今年は、少し考えるところがあった。折角ついた筋力が落ちてしまうのが惜しかったし、大げさに言えば、山登りだけでなく、今後も元気に、いろいろな運動・活動できる脚力を維持したいと考えての結果だっだ。今後も末永く続けるとすれば、他の場所も利用してみたいとの”浮気心”が芽生えてもいた。
 私の住む周りには、坂は多いし、階段も多い。東洋大学の裏手・白山神社裏・小石川植物園傍の簸川神社等々。「文京の坂」に登場する曙坂は坂ではなくて階段。お化け階段も登場している。何処の坂に行こうかと、少し迷ったが、一番近い白山神社がベストに思え”実踏”に行ってみた。階段数は44段。富士神社ほど急坂ではないが、それなりの勾配と標高差(推定8mくらい)があった。1回の上り下りに要する時間が、1分8秒ほど。1回に要する時間は、富士神社のそれよりも短時間で終わりそうでもある。神社の裏側にあるので、それほど人の往来も多くなさそうなので、当面ここと決めて、白山神社に通い出して4日目。20回の上下運動を始めた。まだ暑くならない内の有酸素運動。糖尿病予備軍の私には、その面でも良い選択か。(写真:正門)


      (神社裏側の階段)

 8月24日の今日は日曜日。6時5分に白山神社を後に、巣鴨駅付近にある宮下公園に回った。日曜日は富士神社のラジオ体操は無い。前日に、公認一級ラジオ体操指導士の資格を持つ渡辺さんから、毎日曜日は宮下公園に出掛けていると聞いた話がヒントになった。私もここへと思い、この日は自転車で移動。6時15分公園着。この公園に5年間のご無沙汰。周りや公園内の写真撮影に精を出していると、6時25分に、みんなの体操が始まった。渡辺さんの華麗な体操に見惚れていると、足の辺りが非常にカユイ。蚊の熱烈歓迎を受けてしまったのだ。周りを見ると半ズボン姿は私一人。蚊は私一人を集中攻撃。大きなミスをしたことに気が付いたが、後の祭り。慌てて公園の外へ出て、何とか第1と第2のラジオ体操をコナシタ。
 富士神社の体操ではお互いの姿が見渡せるのに対して、ここでは、鬱蒼と茂る、多くの樹木に遮られて、全体は見渡せないが、60名を超える方々がラジオ体操を嗜んでいた。(写真:指導員お二人。左、渡辺さん)
 


目黒に集う

2014年08月22日 | 身辺雑記

 一昨日の8月20日(水)、第14回のクラス会開催に向けて、その候補地、いわての蕎麦「やまきた」に、幹事の、石井君と馬場さんと私の3名の他、そこから直ぐ近くに住んでいる北田君にも声をかけ、4名が集った。久しぶりの、再会。
 「やまきた」は岩手・八幡平で自家栽培している蕎麦の実を、店の石臼でじっくりと挽き、その挽きたての蕎麦粉を使って蕎麦を打つ。今年の6月10日にオープンしたばかりのお店。馬場さんが一度行ったことがあり、今回のクラス会にどうかしらとの推薦。石井君も訪ねたことがあるということで、下見的にやって来たのだった。



 目黒は、私にとっての”ふるさと”。私だけでなく、ここを去った級友の多くにとっても懐かしい、思い出深い街だろう。目黒で何回かクラス会を開催したが、この数年は目黒を離れていた。”故郷回帰”ではないが、私は、今回は是非、目黒で開催をと思っていた。「やまきた」での宴会は12名が程よい人数に思えたが、最大に参加人数を見込んでも15名。詰めれば何とかなると踏んでここに決めた。
 10月25日(土)17時からの、会費6000円での開催。ミニクラス会は毎年やっているが、クラス会は3年に一度と決めている。来年3月には皆73歳となる。亡くなられた方や病持ちの方もいる。さて今回は何人の方が集まれるだろうか。

 この日は、4人でお酒は地ビール2本。ツマミは産地岩手の材料を主とした、厚揚げ・サラダ・鴨ロースの炙り焼きの3点。それに全員が「やまきたそば」を食して、お一人2100円なり。「やまきたそば」は、右写真のごとく、各種の野菜が乗った、冷やし蕎麦。果たしてそばの味はと、じっくり味わってみた。流石に、挽きたて・打ちたてだけのことはあり、香り佳く、こしはかなりしっかりしている。ただ、ベースの味はややカライように感じた。
 ”
酒の肴は岩手からの産直食材をふんだんに使い、素材を活かした旬の手作り料理が楽しめます”と自己紹介している。クラス会ではお喋りでけでなく、お味の方にも期待出来そうだ。私以外にお酒を嗜むかたは居ないので、必然的に長居とはならず、それでも1時間半ほどでお開き。2ヶ月後の再会を約して別れた。

(「やまきた」のURL http://yamakita.kitadate.co.jp/