マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

「沸かし太郎」を購入して

2020年04月30日 | 身辺雑記

 私は小原庄助さんではないが、朝湯が大好きだった(現在進行形でもあるが・・・)。それが昨年、寝る直前に入浴すると寝つきが早く、しかも良質な睡眠らしくグッスリ眠れて朝の寝覚めが爽快だった。それ以来、勤務日以外は毎夜9時入浴の夜風呂に変えていた。(写真:沸かし太郎)
 問題が一つあった。我が家の風呂は給湯式で追い炊きが出来ない。とすると私より大分遅く、妻が風呂を使う頃には湯は冷めてしまう。多分少し熱めの湯を足して入湯を済ませているのだろう。
 私の場合もそうだ。日の出が早くなり、コロナ禍もあり、早朝散歩が常態化してきたこの頃は散歩後にはシャワーだけでなくしっかり入浴したいと思うようになっきたが、湯は相当冷めている。
 そこで、入浴する際には湯を半分以上抜いて、そこに高温の湯を足しての朝風呂。これは水道料金に跳ね返るし、何よりも水の無駄使い。
“財務省”は何とかしなければと考えていたらしい。
 4月上旬、朝日新聞の広告に「沸かし太郎」が載った。その製品を湯に入れ、電気を通すと温度が上がるという機能。水中での使用が可能な電熱器だ。二人してネットでの評価を調べた上で購入を決めた。広告より5000円ほど安い値段でネット購入した。注文をしてから2日後に到着。

 早速セットし、使い始めた。「沸かし太郎」を使用するのは日に2回。夜は妻が入浴する1時間ほど前にセット。朝は私が散歩に出掛ける5時頃に、どちらも38度にセットしておく。入浴前に「沸かし太郎」を取り出しての入浴。私が朝7時頃に入浴すると適温になっている。電気代の増加分の方と水道料金減少分を比較してはいない。銭湯は自らすすんで自粛し、温泉には行かれない日々のささやかな贅沢。(写真:風呂に入れた「沸かし太郎」)


津和野から山菜セットが着いて

2020年04月27日 | 家事

 20日(月)に知人の市村さんがFacebookに「まるごと津和野」の投稿をシェアしていた。その内容を読むと「西日本有数の産地津和野の山菜を応援して下さい!山菜セット お値打ち価格1000円で販売します」とあった。
 津和野には幾つものご縁があった。まだ観光ブームにならない40数年ほど前に新婚旅行で訪ねたのは“山陰の小京都”と呼ばれた城下町・津和野だった。なまこ壁や白い土塀など、江戸時代の風情を感じさせる建物が残り、川から引き込んだ水が流れる掘割にはたくさんの錦鯉が泳いでいた。
 修学旅行の引率でもここを訪れた。森鴎外の縁で、津和野町と文京区は協定を結び、交流の一環として石見神楽が共同公演され、何度も観劇させて頂いて来た。

 このご時世、どこの観光地も苦戦を強いられ、飲食店などは倒産の危機に瀕している。いとせめてご縁のある町のお役に立てばと思うと同時に久し振りに山菜天ぷらを味わいたいとも思い、早速1セットをネット注文した。
 着いたセットを見て驚いた。“たらのめ”と“こごみ”が各々3セット、それに“うるい”。確かにこれはお値打ちだ。ただ郵送代金が913円したから、必ずしも安いとは言えないが、新鮮な山菜の到着。今まで見たなかで最上のたらのめに見え、2回は調理出来そうな量。




 さっそく調理しようと、二人でキッチンに立った。天ぷら揚げは二人でやるのが一番効率的と妻は言う。水に溶いた小麦粉に山菜をまぶし、フライパンに入れるのは妻。長めの箸で山菜を適宜ひっくり返し、頃合いを見て皿に盛るのは私。濡れた手で箸を持たないで済むのがベストらしく、長年この方法でやって来た。巣ごもりの日々にはちょっとした変化が楽しみになる。実に美味だったので、二日連続で山菜天ぷらとあいなった。
 


年中無休のラジオ体操の今

2020年04月24日 | 身辺雑記

 先週だったか、早朝散歩の帰り、6時20分頃「教育の森」の前を通りかかった。ふと、ここのラジオ体操はどうなっているのだろうかと様子を見たくなり、公園内に入って行った。普段だとここではまずは「みんなの体操」から始まるのだが、その気配は殆どない。完全自粛されているようで、自分なりに体操をする人がちらほら。
 ただ、路上駐車している自動車の傍に4・5人の輪。6時半になると窓の開いた車から懐かしい曲が流れ出してきて分かった。車から聞こえ来るラジオを頼りに数名の方はラジオ体操を始めたのだった。成程と感心した。
 この事があってから、早朝散歩の途中や帰りに、6時半前後に「年中無休ラジオ体操」の会場前を通るように散歩コースを組み、会場を覗くことにした。今日までに、根津神社・大塚公園・白山神社・護国寺と行って来た。
 21日に行った根津神社も完全自粛に近かった。定位置に前立さんは立っていない。ただここも神社の片隅で6時半になると数人のグループがラジオを頼りにして体操を始めた。根津神社はこの時期「文京つつじまつり」のはずだったが今年は中止。ツツジはそのこととは全く無関係に色鮮やかに咲いていた。“年年歳歳花相似たり”か。




 22日は大塚公園へ。ここの緑は見事だ。多くの方が散策を楽しんでいた。ここも完全自粛に近く定位置に前立の姿は見えない。ただ6時半になるとベンチに置かれたラジオを中心にして20名ほどの方身体を動かしていた。






 昨日は白山神社。今朝は護国寺へ。
どこの会場も有志参加のもとラジオ体操は行われていた。外出し、少しは身体を動かしたい思いは皆同じなのだ。(写真:右も下も護国寺にて)







「飛鳥山公園」から「西ヶ原みんなの公園」へ

2020年04月21日 | 東京散歩

 15日(水)の早朝散歩はまずは飛鳥山公園を目指した。本郷通り沿いに歩いて行くのだが、ランナーが増えているように感じられる。35分ほどで飛鳥山公園に到着。3つの博物館は閉館中。「渋沢資料館」は3月28日にリニューアルオープンを予定し“3つのテーマでひも解く渋沢栄一”展を開催するところ、当面延期とか。(写真:渋沢資料館)


 公園内を散策して気が付いたことがあった。樹木に貼られる注意書きが「公園内での宴会禁止」から「公園内での花見禁止」を経て「公園の利用禁止。ランニング・散歩・通勤のみ利用可」と変化していた。感染拡大に対応するかの如くだ。散歩での通行は許されているので、公園内を一周すると、園内の色彩はピンク色から緑色へと移ろっていた。新緑が鮮やか。


 本郷通りを引き返し一里塚で右折し、“ゲーテの小径”を下ると“旧石神井谷”。その先に「西ヶ原みんなの公園」はあった。外語大の跡地に出来た、各種防災設備が整った公園で、ここを訪れたのは2011年3月15日だったから、9年振りのことだ。外語大のグランドには一周400mのトラックがあり、ランニングに凝っていた頃にはここでインターバルトレーニングをしたこともあった。そのトラックを上手く利用して周回の散歩道が整備され、中には芝生が植えられている。その周回コースを多くの年配者が散歩しているので、私もソーシャルディスタンスを心掛けながら歩みに加わった。


 2周ほどしただろうか、突然“みんなの体操”の曲が流れ始め、前立ち3人で体操が始まった。散歩していた人も即体操へ。眺めると100人くらいの人か。広い広場なのでお互いの距離は2m以上離れている。多分、この公園でも毎日ラジオ体操が行われていたのだろう。そこへ東京都ラジオ体操連盟からの自粛要請。そこで、有志を中心という形式にしての体操となったのだろう。私もそれが良いと思う。時計を見ると6時25分頃。7時に開店するはずの「ピーコック」の人出を観察する積りなので、6時半から始まる“ラジオ体操”には参加しないで公園を後にした。


 富士神社でも宮下公園でも“有志中心”でラジオ体操は行われているが、私は参加していない。3月29日に亡くなられた志村けんさんの急逝が妻に大きなショックを与えた。この数年、肺炎を何度も繰り返している妻は、私がコロナに感染することを私以上に恐れている。ラジオ体操は安全度が高いよと言っても、それは止めてくれというので、朝は散歩のみにしているのだ。外出好きの私と肺に弱点のある妻という組合わせ。帯広の息子たちの大きな心配もそこにある。(写真は19日に撮影)
 「文京ブリーンコート内ピーコック」の開店は9時からに変更されていた。後日「肉のハナマサ」は朝6時開店と知り、当面は散歩帰りにここを利用する予定。


ノーベル賞を受賞した本庶教授より特別提言あり

2020年04月18日 | 医療

 ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥先生と本庶佑先生お二人の特別提言が話題を呼んでいる。山中先生は「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」というホームページを開設され、その中で<5つの提言>をされた。(URL https://www.covid19-yamanaka.com/)。それのみならず4チャンネルなどへも出演され発言をされたらしい。
 本庶先生もテレビに出演された。お二人は現在の日本の状況に大きな危機感を抱き、並々ならぬ決意で表舞台に出て来られたように思われる。このままではこの国は非常に危ういと思われたのであろう。

 私は毎日、朝は8時からは5チャンネル「羽鳥モーニングショウ」を、夜は19時30分からのBS6チャンネル「報道1930」を見ている。本庶先生のテレビ出演をその両方で見た。「モーニングショウ」は時に見られる田崎氏と玉川氏の激しい論戦が面白く、岡田晴恵先生の解説は40回以上聞いた。「1930」ではコロナ関連の様々な事柄が学べている。
 16日の「モーニングショウ」での本庶先生の3つの提案は非常に分かり易く、時折語られる例え話も面白く、簡にして要を得た話に感心した。昏かった気分が少し明るくなった。ご覧になった方も多いと思うが敢えて書いておきたい。
 先生の基本認識は「コロナ忍者との戦争は長期戦になる。持久戦では勝てないが先手なら必勝」
 ①「今や国内外が戦場。眼に見えない忍者たる敵がどこにどれだけいるかを知ることが大切。それには感染者を検出するPCR検査を毎日1万人以上に急速に増やす。その為には今までには無かった“PCRセンター”を創設し、医師が検査を必要と判断したら医師がセンターへ予約して検査へ」 
 私の知る範囲では、東京都では医師会が中心となりセンター(発熱外来)は開設されたようだ。千代田区などの区でも今月にも開始へ。

 ②「東京圏、大阪圏、名古屋圏の一ヶ月間の完全外出自粛により満員電車での通勤をやめる。戦いの中心は日本の主要都市(東京・大阪・名古屋)。敵をこの中に包囲して動きを封じることで勝利可能。満員電車が一番危険だ
 ここでも面白い例えばなし。
 「ー30%減の経済活動を3ヶ月間以上行うのとー90%減の経済活動を1ヶ月間行うのを比較すると、同じ経済減ながら、前者の場合ではコロナは蔓延し死者多数。後者の場合ならコロナ制圧へ。それ故、厳しい規制で早期終息が最良策。満員電車を無くすことが一番大事」
 ここで玉川氏は大企業の経済活動1ヶ月閉鎖に言及していた。

 ③「亡くなられる方を大幅に減らす為に治療方法として外国で有効性が示されているものを実地導入する(アビガン・アクテラム)。このコロナはいったん終息しても再び姿を現す。次の戦いに勝利するために国は緊急研究費を投入し全国の研究者が一丸となって病態解明と治療薬開発の研究を至急開始すべきだ」
 「エイズやインフルエンザのワクチンは販売されているが殆ど効いていない。同じ様にコロナへのワクチン開発は困難だろう。だから、コロナの本質、死亡率が何故高いのか根本原因を解明する研究を国をあげて取り組む必要がある」。“アクテラム”は初耳。

 ②の問題は私自身にも関わる問題である。今すぐ外出を完全自粛すべきか否かを考えた。通院と日常品購入は避けられない。が散歩は止めても直ぐには困らない。しかし高血圧が持病の身にはやはり運動は必要と考えた。早朝散歩では殆ど人との接触はなかったから、人への感染も人からの感染もその度合いは極めて低い。早朝散歩だけは続けようと思っている。いずれにしても長期戦を覚悟しておこう。