マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

朝食には野菜をたっぷり召し上がれ

2023年04月16日 | 調理

 一人で暮らすようになって一番大変なのは三食の食事の準備だ。スーパーからお弁当を買ってきたり、外食にしたりすることはあるが、毎日の食事は出来るだけ自分で調理したいと思っている。食事を何にしようか考えることから始まり、その為に必要な食材を考え、それを購入して来る。漸くそこから調理が始まるのだが、兎も角大変だ。これを世の主婦(時に主夫)さんは毎日・毎食やっている訳だし、亡き妻さんも元気な日々はやっていた。遅まきながら、大変だったろうなと思い至る。私とは頻繁にメール交換をしたり、身近に接する機会の多い義妹や妹は、私が食事準備で息が切れそうになっていると感じたのだろうか、助け舟を出してくれた。2人とも我が家にやってきて、朝食に野菜を摂る上で貴重なアドバイスや実演をしてくれたのだ。
 深谷に住む義妹のマコちゃんが夫さん共々、遥々我が家までやって来て、簡単な野菜料理の実習をしてくれたのは、昨年12月の22日だった。この日は持参した人参とブロッコリー、アスパラガス菜を茹で、皿に盛ってくれた。茹でた後タッパーに入れ、冷蔵庫に保管して置き、朝食の時に皿に盛って、ドレッシングをかけて食べると良いとのことだった。あれから3ヶ月、あまり好きではなかった人参が今では甘く感じられるようになった。(写真:人参やブロッコリーを茹でたもの)






 妹がやってきた3月6日(月)、電子レンジ調理器「温野菜」持参だった。この調理器は二重構造になっていて、下段に大さじ2杯の水を入れ、上段に人参・ブロッコリー・白菜などの野菜を入れ、蓋をして電子レンジ(600Wで4分弱)で温める。野菜はほぼ何でもよく、ウインナーやベーコンを入れることもある。出来上がりは湯気が出ていて食欲をそそる。

 こちらの方法とマコちゃんから教えて貰った方法を交互にやっている。どちらにしても、野菜が美味しく、沢山食べられて非常に心地よい。どちらの方法も、妹たちからの「お兄ちゃん、朝食には野菜をたっぷり召し上がれ」のメッセージを感じ取っている。


みかん酒を漬け、柿ジャムを作る

2020年12月23日 | 調理

 12月に入って、知人から和歌山の富有柿が1箱送られて来た。その後和歌山の有田みかん1箱も届いた。どちらも名高い果物とあって非常に美味しく頂いた。以前は息子が果物をよく食べたし、私たち2人の食欲も旺盛だった。しかし、現在は高齢者2人だけの家族にとってとても食べ切れない量だ。そこでミカンの一部は果実酒にし、柿は3個を残してジャムにすることにした。
 12月20日(日)は、何とか開催に漕ぎつけた全国高校駅伝。私の大好きな駅伝放送だが、男子は世羅高校の独走状態となり興奮する場面は少なかった。そこで妻とふたり、放送を見ながらミカンの皮を剥き、白い糸を取ることにした。ミカン全部で20個で1.5キロ。大瓶にミカンとミカンの皮を入れ、ホワイトリカー1.5升と砂糖60グラムを加え完了。



 2ヶ月ほど寝かせば飲酒可能。これを棚に仕舞う際、ブルーベリー酒を取り出した。漬けたときの日時がラベルに書いてあるので見ると、「6月30日」と書いてあった。既に5ヶ月以上は経っている。もう良いだろうと4合瓶に移し替えると6本になった。試飲すると今までにない程の美味である。手作りのものは年によって出来が違う。さてどうしてだろうか考えた。今年はコロナの影響でブルーベリー狩りには行けなかった。その代わり送ってもらったのだ。ブルーベリー園の主からの粒は私たちが捥ぐものより大きかった。それが影響しているのかも知れないなと想像しながら、晩酌にはブルーベリー酒を味わった。




 柿ジャムは、バーミックスを使っての、妻の独壇場で私はほんの少々手助けをしただけ。レシピ等は省くが、非常に大きい富有柿7個を使って2.2Kgのジャム完成。小さい瓶で11個になった。いくらかはお裾分けする。このジャムはパンにつけるかヨーグルトに混ぜて食するが、ビスケットに乗せて食べると絶妙。私たちの好む「東ハト」のビスケットに乗せると非常に美味しい。冷凍保存が可能なので長い間楽しめるだろう。



Cook Leader を使ってみて

2019年11月23日 | 調理

 購入を申し込んでおいたクックリーダー(アサヒ軽金属工業KK製品)が一昨日届いた。妻は早速ジュース(正確にはスムージーと言うらしい)を作り二人して飲んだ。トロリとした、軽い甘味の懐かしい味で、「飲んだことがある」と言ったら、二十年くらい前までは私が作っていたとの事で、思い出した。東武デパートで購入したものを用い、バナナとパセリに牛乳を加えて調理したものを毎朝飲んでいた。その担当は私だった。その器具は2度壊れ、以降調理は途絶え、私の記憶からも殆ど消えていた。





 私もやってみたくなり、レシピもあったが、妻に聞きながら昨日の朝やってみた。
 ()バナナ1個を輪切りして10個ほどの小片にし、パセリは葉の部分だけを摘み軽く洗って、共に“スムージーボトル”に入れる
 
()そこへ牛乳200ccを加え、“ブレード”と呼ばれる蓋をしっかり締める
 
()ボトル側の↑とブレード側の↓をしっかり合わせながら本体にボトルをセットする
 
()ボトルを上にして、軽く5回押す
 
()その後そのままの状態で1分間押し続ける
 (写真:下は素材の入った容器スムージーボトルで、上は攪拌する刃の付いたブレード)

 
 
以上で作業終了。実に簡単に仕上がった。あとはカップに注ぐだけ。
 
甘味はバナナから、薄い緑色はパセリから来ている。以前と比較してザラザラ感が少なくネットリとしている。調理担当は以前と同じ私で、隔日に調理することにした。簡単に出来ることが大変に良い。







 出来上がったものをジュースとは呼ばないでスムージーと呼ぶのが不思議で調べたら、以前は食材に氷片などを加えて調理したものをスムージーと呼んでいたが、最近では氷片を加えなくてもスムージーと呼ぶらしい。ではジュースと何処が違うのか?ジュースとは野菜や果実をしぼった飲料。これに対してスムージーは、野菜や果実をミキサーなどですりつぶした飲料。ジュースと違って果肉や繊維などを含んでいる分、ドロっとしているとの説明。スムージーはミキサーで食材を丸ごと粉砕して作るドリンクなので、ビタミンやミネラル、食物繊維などを豊富に摂取できます、とも書かれていた。(写真:一番下が本体)
 レシピ本にはスムージーの調理方法が色々載っていて、豆乳+アーモンド+白ごま、パイン+キウイ+ヨーグルト等などあるが、まずは白ごまを使ってみたい。
 この器具はミキサーにもミルにもなる。手作業でやっていた大根おろしこれを使おう。
Cookingのレシピも多数紹介されていた。


柿酢を作る

2019年03月03日 | 調理

 話は3ヶ月ほど前に遡るが、10月31日に大森まで出掛け100個を超える柿を捥いできた。重さにして11キロあった。幾つかは食し、残りでジャムを作り、果実酒を漬けたが、まだ柿は残っていた。妻はいずれ柿酢を作ろうと考えていたらしく丁度良い機会なので作り方をネットで調べた。





 ネットでベストと思える方法を知った妻は、実行にあたって私に「協力を宜しく」と言って来た。普通なら果実酒を作る大きな瓶に柿を入れておくだけで酢が出来るという。私は半信半疑だったが、言われた通りに、残っていた柿15個くらいを大瓶に移した。時折大瓶をゆすったがそれ以外はなにもしなかった。約1ヶ月の状態が右写真で、段々とカオス状態になっていったのを時々かき回した。







 今年の2月末に、1日掛けて、どろどろ状態のものを(上記写真)目の細かい笊で漉した後、再度ガーゼで数時間漉した。その最終成果が右写真の液体で、舐めてみると酸っぱい、立派な酢になっていた。妻曰く「あんなに多くの柿からこれだけしか酢にならないの!」
 これをどう利用するか?まず、ゼリーにしようということになり、昨晩二人で作った。どんなものに仕上がるか不安だったので、少量の酢だけにして、柿酢60ccを水300ccで薄め、砂糖30gを加えた。そこへかんてんパパで購入しておいた粉末かんてんを2.7g入れて熱した後、容器4つに分け、最後に冷凍しておいたブルーベリー2粒を加え、冷えた後に冷蔵庫へ。




 今朝のコーヒタイムの時に味わった。酢の味がやや強く感じられたが、上品なゼリーに仕上がっていて美味しかった。この柿酢全てゼリーになるだろう。

 

 

 


味噌作りの節目に

2017年03月01日 | 調理

 自宅で味噌作りを始めてからどのくらいの時が経ったのか、もう覚えていない。今住むマンションに引っ越してきたのが、1983年だから30年ほど前からか。その後数年して、戸澤さんと共同で、我が家で22キロほどの味噌を作り始めたから、お味噌を25年ほど作り続けていることとなる。当日は、朝10時頃に開始し、夕方17時頃までは掛かる。妻は体力的にキツくなってきている一方、戸澤家では、子供たちへの伝授が必要ともなって来ていた。そこで、両家での味噌づくりは今年を最後にし、戸澤家長女のアキちゃんにも参加しもらい、作り方を会得してもらうことにした。

 225日(土)10時、共同での、最後の味噌つくりが始まった。既に書いたことでもあるが簡単にレシピを書いておくと、
(1)高畠から送られて来た大豆を前日に洗って、水に浸しておく
(2)大豆を圧力鍋で煮る
(3)煮た大豆をミンサーに掛け、長時間掛けてさます
(4)冷めたら麹と塩を混ぜ、大豆の煮汁で耳朶上の堅さにして捏ねる
(5)(4)の状態のものをボール状に丸める
(6)容器の下に昆布を敷き、その上に味噌玉ボールを空気を抜きながら押し込む
(7)一番上に穴をあけ、煮汁を注ぎ、少量の塩を加える
(8)最後に蓋をして、寒冷の暗室に格納する
 (写真:味噌作り最終段階。各ナンバーに対応する写真は最下段に)

 初参加のアキちゃんの手際は良かった。小学生の頃は算数の質問をしに、我が家によく来た。私が白板を使用して説明をすると、真剣な眼差しながら、迷い顔で話を聞いていたのを覚えている。その頃の面影は全くない。社会人となり、結婚し一児の母となり、多くの経験を肥やしにして逞しくなっていた。今も働き、家事の合間に果樹酒や味噌を作るそうな。家事にも意欲的なのだ。
 味噌作りを始める前に私は「このレシピ、Power Pointでまとめるよ」と言っていておいた。制作を始めたばかりだが何とか完成しなくては。旅行記やレシピを作るのに”パワポ”が向いているとは思っていたが、なかなか実行出来なかった。妻が作っておいたメモを参考に新たなレシピを作り変える絶好の機会とも言える。
 ここまで色々なものを調理してきた妻の持論は”道具が大切”。今回登場は圧力鍋とミンサー。多分アキちゃんも購入することだろう。(写真:作り始めたレシピ
 2月中に味噌作りと確定申告書の提出を終えてホットている。

 

 

 

  
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