マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

ミニクラス会を終えて(その1)

2009年11月29日 | 

 昨日、京都より帰京しました。
 ミニクラス会は”京浜組”9名+”関西組”2名の計11名の参加で、快晴のもと、紅葉の京都散策を楽しんで来ました。7年半振りの、
京都でのミニクラス会でした。50数年前の中学卒業生はクラス55名、そのうち前回の”桜の京都”への参加者が17名、今回は11名、参加率の良いクラス会と思っています。
 京浜組9名は、同じ新幹線乗車ながら席はばらばら、乗車駅も、東京、品川、新横浜とまちまち。既に14回ほどのクラス会を重ね、気心も知れた者どうし、これから2日間喋りまくるのだから、高々3時間くらい同席でなくても気にしないで行こうと、幹事役のBさんも私も気楽な思いで出発。

 宿の「ヴィアイン京都 四条室町」に荷物を預け、京都在住のHさんの案内でいざ出発。「真如堂」→「ミニヨンヌ」(フランス料理)→「詩仙堂」とここまでは皆一緒。「修学院離宮」当選組4名のみ早めに「離宮」へ移動。落選組は「曼殊院」をめぐって「修学院離宮」入口で合流。ここから「赤山禅院」を巡って宿へ戻り、小休止ののち「京料理 かじ」へ。移動は一部を除いてタクシー利用。京都の良さに魅かれ京都の高校に勤務してしまったHさん、京都在住既に数十年、今では同志社大学をはじめ幾つかの大学の講師。京都を知り尽くしています。彼の道案内で移動もタクシー選択。時間を効率よく使っての見学となりました。

 
 どのお寺様で見る紅葉も東京の紅葉より色鮮やか。「真如堂」などは既に盛りを過ぎていたと思われますが、京浜方面からの見学者には見事な紅葉に思えます。京都では、その様な樹木を多分意識的に植え、育てて来たのでしょう。


         (真如堂の紅葉)



            (詩仙堂にて)

 私は幸運にも「修学院離宮」入場が叶いました。池をめぐらせ、東山を借景とした自然の中で見る紅葉が素晴らしいと思いました。今回の旅の中で一番印象に残る風景です(入場出来なかったクラスメイトには申し訳ない感想ですが・・・)


        
(修学院離宮隣雲亭からの眺め)


   (修学院離宮内で見かけた青鷺?

 

        
(修学院離宮内の土橋)


            (修学院離宮内千歳橋)



        (隣雲亭付近の紅葉)

 今回のミニクラス会”花より団子”では無く”花と団子”を心掛けました。
 昼食はHさんが予約しておいてくれた”ミニヨンヌ”を貸切です。美味しいパンと”鳩山婦人”に似た可愛らしい奥様が特に印象的。昨年は佐久間良子親子も訪れた記念のサインもありました。30周年記念で100円引きのサービスで950円と超お安く、それでは申し訳ないと1000円にしてもらい、皆満足です。因みに”ミニヨンヌ”とはフランス語で”可愛い”との意味。
 夜は「京料理 かじ」。夜に京料理が3700円で召し上がれるとの評判で今宵も満席。(詳しくは7月31日のブログに)
 帰路は二条城横の堀川通りを散策し、私の馴染みの「クラフト和光」のお店を開けて頂き、ベストを購入する友も。宿ではツインの部屋で8人、持ち込んだワインで再度乾杯、お喋りは12時近くまで続きました。
 (このブログ次回に続く)


成年後見「ピンクカード」

2009年11月25日 | 行政書士奮戦記

 一昨日(11月23日)の夜7時、行政書士会文京支部「成年後見」担当者会議が水道橋「喫茶ルノアール」で開かれました。出席者6名。私もその一員です。会議は、「成年後見部」の中心のKさんから、成年後見に関する最近の報告から始りました。
 報告の中心は、行政書士会として、特に「成年後見」の業務委託を引き受ける、受け皿として社団法人設立の動きがあるとの事。弁護士会や司法書士会は既にその様な団体を持ち、裁判所からの認知も受けていますが、行政書士会は未だそのレベルに達していません。更には「成年後見」に関しての知識と実務をこなせる人材の育成が急務となっています。
 その一環として設けられた制度が「成年後見ピンクカード」。行政書士会が行う60時間の研修を受け、「効果テスト」に合格した方に、その能力ありとのお墨付きを与えるのが「ピンクカード」と呼ばれる身分証明書で、このカードを持った方にのみ「業務を委託」しようという狙いです。
 今日の報告者Kさんは、4年前にこのカードを取得した1期生。ただこの仕事「労多くして益」は今のところ少なし、だそうです。出席者の中の紅一点のMさんは今年この研修を受講中。私は、来年是非と誘われています 。きちんと知識を吸収し、それを例えば町内会の場などでお話することは大事だと思いますが、なかなか踏ん切りがつかないでいます。
 明日からミニクラス会で京都に出かけ、私だけもう一泊して奈良「唐招提寺」を訪れる予定で、帰京は11月28日になります。ブログはその日以降、書き継ぎたいと思います。


煙の中の体験

2009年11月24日 | 身辺雑記

 煙に巻かれての痛ましい事故が相次いでいます。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。
 
 昨日(23日)、富士神社境内で「防災訓練」が行われました。主催は「駒込富士前町」町内会防災部。東京消防庁から5人もの消防士の方が見えられての訓練。今回は4つの訓練が実施されました。第1訓練は「煙の中で体験訓練」。第2は消火器の使い方。第3は「119番通報」の仕方。第4は「人口呼吸と心臓マッサージ」更に「A E D」箱の使い方。
 第1の訓練と、第4の訓練の「A ED」使用方法が私には初めての訓練でした。第一の訓練は「密閉された空間に煙が立ち込めたとき」の訓練で。20畳ほどのテント内に無害の濃い煙を立ち込めさせて、この中を3人ずつ歩くのです。テントの中は真っ白の”白い闇”まるで先が見えません。消防士の方からは次の3点が強調されました。屈んで進むこと。口にハンカチなどをあてがう事。壁(今日の訓練ではテント)に手を当て、壁沿いに出口まで進む事。
 昨今、煙に巻かれた事故が続けて起こっていますから、皆真剣です。訓練を終え「周りがまるで見えないので怖い感じがした」、「出口までがとても遠く感じられた」、「実際にその場に居合わせたらパニックに陥ってしまう」等々の感想が語られました。私も一刻も早く脱出したくて、急ぎ足になり、つまずきそうになり、平常心から遠ざかりました。実際の時は精神錯乱状態になるかもしれませんが、一度でも訓練をしておくことが何かの役に立つかもしれません。
 ただ脱出後は、迷路脱出のパズルを思い浮かべ、もし循環経路のグルグル回りに陥ったらどうやってやってそこから抜け出すのが正解か、パズルの一面があるなと感じました。


        (これが体験ハウス:横)



       (体験ハウス入口)



      (消火器訓練直前)

  


(消火器は”ピン・ポン・パンと覚える)

 第4の「AED」使用方法の訓練も有効でした。駅などで見かける事の多くなったこの「AED」箱、一体どのくらいの人が使用方法を知っているでしょうか。知らなければ”絵に描いた餅”で終わってしまいます。
 箱を開けると「倒れた人の胸をはだけ、2枚のシートを心臓を挟むようにして貼り付け、電源を入れて下さい」と言うような音声が流れました。この音声の様に実施する訓練でした。
 この様なPRを兼ねた訓練は、非常に意味が大きいと思います。消防署が町内会を通じてこのような訓練を実施することの意義は大ありです。更には学校などで少人数を対象にしての訓練がヴェストではないでしょうか。気候の良い日が幸いしました。23名の参加者、皆お互いに顔見知り。和気藹々の内に訓練は終了しました。

          (人工呼吸)


       
(「A E D」の使い方)


東大構内、銀杏色づく

2009年11月22日 | 身辺雑記

 11月21日(土)の散歩は本郷の東大構内へ。朝7時頃、正門も赤門も開いています。東大は外来者に対しておおらかです。犬と散歩を楽しむ人、ランナー、銀杏を拾う人、修学旅行と見える一団、観光客、様々な人を受け入れてくれます。この日、私は「弥生門」の7段ほどの階段を昇って構内へ。色づいてきた銀杏を撮影したかったのです。わけても「工学部1号館」付近の大ぶりな銀杏が大好きで、東大構内散策のときは必ずここを訪れます。


      (工学部1号館脇の銀杏)


 (少し撮影ポイントをずらして)


      (校舎の間の銀杏並木)


      (微かにランナーの影が・・・)


        (正面奥が安田講堂)


               (東大正門)

 折りしもランナーが通り過ぎて行きました。ふと五輪真弓の名曲「恋人よ」の一節が思い出されました。
 『・・・・・
  ♪ 砂利路を駆け足で
   
 マラソン人が行過ぎる
  まるで忘却望むように
    止まる私を誘っている ♪
  ・・・・

 ラジオ体操を終えた頃は曇っていた天候も、丁度東大へ着いた頃には陽が差し始め、銀杏の樹の先端が黄金色に染まり出しました。


『かりや淳子』さん個展へ

2009年11月22日 | 身辺雑記

 昨日(11月21日)、かりや淳子さんの個展が、地元「たぬき食堂」で開かれ、行って来ました。假屋さんは街並みを描くことをライフワークの一つとしています。2年ほど前「たぬき食堂」で開かれた個展で知りました。私も知っている街並みが見事に再現されていました。街並みを歩くことやその絵を見る事の大好きな私にとって素晴らしい空間が「たぬき食堂」にありました。

 「たぬき食堂」は私の属する町内会「駒込富士前町」と町内会を同じくします。現店主のお父様が経営されていたころ、美味しいランチのお店として地元で愛されていましたが、残念ながら私は行ったことがありません。人伝手に評判を聞くだけです。そのお店、父君が亡くなられて一時閉店していましたが、故あって、2年ほど前の春、ご子息の現店主が再開され今に至っています。何度か通い、現店主の人柄と、歩んできた人生街道を知るにつれ、応援をしたくなり、かって「信楽」に行ったときには女性の「たぬき」の焼き物を購入、商売繁盛を願い寄付させて貰いました。自称「たぬき食堂の営業部長」です。2か月に一度通う程度ですから、熱心な応援団員ではありませんが・・・。


      (たぬき食堂入り口)



   (個展の看板が・・・)

 その「たぬき食堂」で何故若き画家さんが個展かは聞いたことはありませんが、今日は假屋さん、街並みではなく、他のライフワークの一つ「音楽活動」をテーマとした個展。その音楽活動のライブ演奏も行われました。私が聴きに行けたのは午後4時の部。黒川倬生さんのギター演奏で、俼実聖子さんのボーカルの生ライブ。生で聴く演奏は迫力がありました。ただボーカルの聖子さん「最近旧型インフルエンザに罹りまして」と声の調子がいまいちであることを語っていましたが、マイクを握れば、プロの血が騒ぐのでしょう、見事な声量を披露してくれました。アルバム第2弾も発売されたとの事。


         (ライブ演奏のお二人)


      (ギター演奏の黒川さん)

 假屋さんの作品の中から、街並みを登場させているカレンダーを購入して帰って来ました。私の馴染みの街並みが5つほど登場する手作りのカレンダー、見ていると心和むのです。店内に置かれていた作品ノートから、その旺盛な制作活動の様子が伝わってきます。
 神保町界隈や本郷の街並み、聖橋から見た御茶ノ水駅の風景、渋谷「ライオン」、吉祥寺近辺、私の居住付近等々。かって私が散策した風景が幾つも登場してきて、話題に話が弾みます。今日は「現代遺跡発見の旅」をお貸ししました。彼女の制作拠点の参考になるでしょうか。
 今回の木版画展は11月21日(土)と22日(日)の2日間限りですが、風景画展は12月28日(月)~30日(水)、1月4日(月)~9日(土)(6日は休廊)とやや長期間に渡って、茅ヶ崎市のハスキース・ギャラリーで開催されます。


 (聖橋付近からの御茶ノ水駅)
 


   (2010年カレンダーの表紙:中華街入口)



   (7・8月は吉祥寺近辺)

 若き画家さんや音楽家達に活動の場を提供する「たぬき食堂」の親父の心意気を感じています。