電力供給会社を東京電力から東京ガスに代えてから9ヶ月が経った。供給会社を変えた一番の目的は東京電力への抗議。あの事故以降、原発事故が原因で、実に多くの人が生活基盤を破壊され苦難を強いられているのに、いまだに、この会社は真摯な謝罪をしていないし、誠意ある損賠賠償もしていない。事実を覆い隠そうとする体質は依然として変わっていない。妻と私は東京電力へ”NO”の意味と抗議を込めて、電力自由化の機会に供給会社を変更した。
電話一本で来てくれた「LIFE VAL」の係員に過去1年の電気使用量のデーターを見せると、料金は8000円ほどお安くなるだろうと試算した。そのことはあまり期待してはいなかったし、私は熱心にその後の料金比較もしていなかった。一昨日の朝食時に妻から「電気代が安くなった。使う量が増えるほど安さが実感できる」との話が出て、具体的にこの2年間の、7月からの今月までの料金聞いて、エクセルで表を作成し、グラフ化してみた。図1がその表で、それを折れ線グラフ化したものが図2。
図1 図2
月間の比較の前に単純に料金合計を比較すると、この7ヶ月間の合計で東京ガスの方が22712円お安くなっていた。月間比較だと、9月と10月だけは東京ガスの方が高い。一昨年と比較すると、昨年の夏は山荘に行かなった(行けなかった)。その間は東京でエアコンを使用し、その支払いが次月に回ったので、その影響が出て東ガス料金が上にいったと思われる。11月以降、寒くなりエアコン利用が増え、電気使用料が増すにつれて、東京電力と東京ガスの電気代と料金差は広がっている。想定以上に東京ガス料金の方が安いことにふたりとも喜んでいる。
(電気使用量は不明なので同じような使用量があったとの前提で表とグラフを作成した。縦軸が支払い料金)
今日の一葉(我が家からのダイヤモンド富士は、一昨日は曇りの為撮影不可。昨日は疑似ダイヤモンド富士。山の右肩を沈みゆく太陽)