一昨日は午前中に全国高校野球東東京大会決勝で、”都立の星”我が母校小山台高校の活躍を観戦し、夜には我がマンション屋上での「花火観賞会」で、満月の様な月がスカイツリーを横切る光景を見て、気持ちがハイのまま寝床に着いた。
母校がここまでやると予想もしていなかった。帝京高校に7-2で勝ったことは翌日の新聞で知った。大会決勝は10時から開催され、100回の記念大会の予選試合を初めて観た。4回表には3-1とリードした。勝って欲しいと願ったが、勝てるとは思わなかった。案の定、後半は一方的にリードされたまま敗れた。しかし満足だった。いい夢を見させてもらった。球場を去っていく球児の姿は爽やかだった。(写真:帝京に勝利した直後の小山台)
試合途中で解説者が「小山台の練習時間は3時15分から4時45分までの1時間半に過ぎないのです」と語るのを聞いて、60年前と変わらないなと思った。60年前の1958(昭和33)年、私は小山台高校定時制に1年遅れで入学していた。4時15分に勤務先日本光学を退社すると一目散で学校を目指した。到着した学校のグランドでは野球班が練習をするかグランド整備をしていた。17時からのグランド使用は定時制に移るのだ。まだ殆どの定時制生徒が登校せず、グランドも使用しない状態だから、練習時間の少ない野球班が練習を願い出ても不思議ではない。しかしそうはしなかったのだ。今も変わらぬ短時間の練習で決勝まで進んだチームに、有難うと言いたい。
「花火観賞会」は19時から始まった。以前は高齢の方が多かったが今は子供が多い。その子どもたちが楽しみにしていたのが天体望遠鏡。準備をしてくれる住民がいるのだ。木星・金星・月などを観察できて子供も大人も満足。大人の満足は今回は、今年初めて用意した生ビールの10リットルの樽。これが大好評で「来年も是非」の声。
今年の隅田川の花火、例年より12万人多い人出とあった。多分、立川や八王子の花火大会が中止となった影響が大きいと思う。隅田川の花火は1日順延され、私達の観賞会もそれに合せて順延。スカイツリーの両側から花火が上がるのが見えた。ふと見るとスカイツリーの傍にも花火。いや、よく見るとそれはお月様だった。スカイツリーを横切る、赤い、真ん丸な月も見られて満足度高い観賞会だった。
明日から会津駒ケ岳に出掛ける為、ブログ更新は8月5日以降になります。