どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『国立西洋美術館の常設展示』

2008年09月14日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

西洋美術館の常設展示を観に行きました。

国立西洋美術館 <常設展示> 第2・4土曜日は、常設展示は無料で観覧出来ます。

http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html


何点か、写真を撮りました。(※常設展は、フラッシュしなければ写真撮影OKですよ)

ジャン=パティスト・カルポー ナポリの漁師の少年



アードリアン・イーゼンブラントの帰属 玉座の聖母子



ジャン=ヴィクトール・ベルタン イタリアの風景



マリー=ガブリエル・カペ 自画像



フィンセント・ファン・ゴッホ ばら



カルロ・ドルチ 悲しみの聖母


展示していた中で、やっぱりカルロ・ドルチが1番好きです。


この後は、<音音 上野バンブーガーデン店>でランチをしたのですが、そのことは、今度書きます。


『英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠 ジョン・エヴァレット・ミレイ展@Bunkamura』

2008年09月10日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

<源氏物語の1000年-あこがれの王朝ロマン>などを見た後は、Bunkamuraに移動して<英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠 ジョン・エヴァレット・ミレイ展>を見ました。

Bunkamura <英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠 ジョン・エヴァレット・ミレイ展> 10月26日(日)まで

http://www.bunkamura.co.jp/old/museum/lineup/08_jemillais/index.html

http://www.asahi.com/millais/


ミレイの作品で観たことあるのは、今回も展示していた、国立西洋美術館の<あひるの子>くらい・・・?(※以前、西洋美術館で撮ったもの。)


ミレイは、私好みのキレイな絵画を描いている印象です。


そして、今展覧会は<オフィーリア>を観ることが出来ます。


観た感想は、オフィーリアがいなくても、風景だけでも充分作品をしていけるんじゃないかなぁ。と思いました。(地味になりますが・・・。)

ビデオの映像で、オフィーリアは、描く順番が逆で、まず、風景を描いてから、人物を描いたそうです。本来は、人物を描いてから、風景を描くのだそうですよ。

植物も細部まで丁寧に描かれていて、・植物・花に意味(花言葉?)があるのだそうです。←作品リストに書いてあります。


他にも気に入った作品を紹介しますね。

14.マリアナ


ステンドグラスと、青い服(濃い青、群青?)がキレイです。


18.1746年の放免令


ミレイの妻のエフィーが初めてモデルをしたそうです。よーく観ると、犬の舌(ベロ)がちょっと出てるんですよ。犬も喜んでいるんです。


36.アリス・グレイの肖像

所蔵が、新潟県立近代美術館/万代島美術館なので、いつか観に行きたいです。この作品好きです。


38.姉妹

3人ともミレイの娘がモデルです。いい作品なのに、ポストカードが発売されていませんでした・・・。(個人蔵だから、ダメなのでしょうかね?)


47.初めての説教


48.二度目の説教


この2点に描かれている女の子が可愛いんですよ。顔初めてのときは、きちんと聞いているのに、二度目の時は寝ちゃっているんです。


71.露に濡れたハリエニシダ


朝もやの中の淡い光が射していてキレイですよ。


他にも、下記の3点が良かったです。

12.木こりの娘

30.信じてほしい

37.エステル


私は、閉館時間までいたのですが、やっぱり<オフィーリア>の前には、2~5人ほどしかいなくて、ゆったり観れましたよ指で。

このミレイ展は、もう1回観に行こうと思っています。それほど、良かったので・・・。

後日、もう1度見に行きました。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/79f49ab7564030bbfe600ac9da160c5e


素晴らしい作品を観ることができました。

ありがとうございます。


『特別展 源氏物語の1000年-あこがれの王朝ロマン@横浜美術館』

2008年09月09日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

<神奈川県立近代美術館 葉山>を後にした後は、横浜美術館へ移動して<特別展 源氏物語の1000年-あこがれの王朝ロマン>を見ました。

横浜美術館 <『特別展 源氏物語の1000年-あこがれの王朝ロマン』> 11月3日(月・祝)まで

http://yokohama.art.museum/exhibition/archive/2008/20080830-98.html



私は、源氏物語全く知らないんです。どこが、どのような話の部分なのか全く解らず・・・。なので、知らない方は、予習をしてから行かれた方がよろしいかと・・・。まだ、2ヶ月近く展示されるので、私もリベンジしに行くかも・・・。

でも、解らなくても、結構楽しめましたよ。


気に入った作品を紹介しますね。

2.国宝 紫式部日記 (残念ながら、9月6日までの展示です。)

7.国宝 金銅藤原道長経筒 (10月1日まで)

14.国宝 和漢抄 下巻 (第一巻) (9月21日まで)

48.源氏物語画帖 (10月1日まで)

57.源氏物語図屏風 

69-15 源氏香図 

69-41 五十四帖源氏発句雙六 

85.源氏物語絵 若菜 (10月1日まで)

98.雪月花図

104.紫式部図

105.国宝 千代姫婚礼調度 初音蒔絵見台 (10月1日まで)

107.源氏物語図貝桶 合貝

108.源氏蒔絵沈箱 末摘花 (10月1日まで)

110.野々宮蒔絵硯箱 (10月1日まで)

113.源氏物語図蒔絵手箱

125.焔(大下図)

↑やっぱり、あまり内容が解らないので、工芸品などが印象に残ってます。(展示期間が載ってないものは、最終日まで展示されています。)

もし、きちんと解ったいたら、何倍も楽しめたのに・・・。


今回は、常設展の作品数は少なかったです。

その中でも、気に入ったものを・・・。(※常設展は、フラッシュをしなければ、写真撮影OKです。)

ジャン=ジャック・エンネル ニンフ



オディロン・ルドン 二人の踊女



ウジェーヌ・カリエール 家族




横浜美術館って、8階に行けるんですね~。知り合いに教えていただきました。

たぶん、イベントだったからだと思うのですが、8階はこんな風になっていました。







8階からの眺めです。





この後は、Bunkamuraへ移動して<英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠 ジョン・エヴァレット・ミレイ展>を見たのですが、そのことは、今度書きます。


『レストラン オランジュ・ブルー@<神奈川県立近代美術館 葉山>内のレストラン』

2008年09月08日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

<秋野不矩展>を見た後は、美術館内のレストランの<レストラン オランジュ・ブルー>で食べました。

レストラン オランジュ・ブルー
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/public/Restaurant.do

食べログのページ
https://tabelog.com/kanagawa/A1406/A140602/14004352/


<スパゲティ ひじきとイカと茸の生姜正油風味 ¥1200>をいただいました。


ちょっと量が少なかったですが、美味しかったですよ。

座席数が少ないので、早い時間に食べるか、遅い時間(13時30分ころ?)がいいと思いますよ。

レストランから葉山の海の見れて、いいですよ。


美術館の散策路を歩いて、ちょっと寄り道をして海岸出て、写真に撮りました。(2~3分ほどで海岸に出れましたよ。)









空には、トンビ?が飛んでいました。





再入場が出来るので、また<秋野不矩展>を観ました。(係員に聞いたら、当日のみ何度でも再入場できるようですよ。)

この後は、横浜美術館に移動して<『特別展 源氏物語の1000年-あこがれの王朝ロマン』>を見たのですが、そのことは、今度書きます。


『生誕100年記念 秋野不矩展@神奈川県立近代美術館 葉山』

2008年09月07日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

神奈川県立近代美術館 葉山に行って<生誕100年記念 秋野不矩展>を見ました。

神奈川県立近代美術館 葉山 <生誕100年記念 秋野不矩展> 10月5日(日)まで

http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2008/akino_fuku/index.html




展示替えがあります。(前期、9月7日まで、後期9月9日~10月5日まで)

なぜ、葉山まで行ったかと言うと、2005年に<美の巨人たち>で観て気になっていたので、ちょっと遠かったのですが、行っちゃいました。

秋野不矩さんは、50歳を過ぎてから、インドの大学(ビスバ-バラティ大学。現:タゴール国際大学)に客員教授として、インドに渡ってから、亡くなるまで14回もインドに訪問したそうです。

全部じゃないですが、黄色・黄土色(土地の色?)を多用した作品が多かったです。


不矩さんの作品で、いいなぁ。と思ったものを紹介します。

26.カミの泉Ⅱ

黄色?(黄土色)と白の荒涼とした大地にエメラルド色?の5つの泉が綺麗なんです。


30.女神ナギニー

女神ナギニーは、竜の女神で優しい微笑みをしています。


64.朝の祈り

女性が、地面に模様?を描いている様子。


91.オリッサの寺院

縦122.0cm×705.5cmの大作です。


他にも、感想はないですが、下記の作品も良かったです。

1. 朝露

47.テラコッタの寺院

49.海辺のコッテージ

50.七母神

60.村童

70.シバ寺院Ⅰ

80.テラコッタ寺院

E-1-18.きんいろのしか ※前期のみの展示


不矩さんの作品を通して、インドを訪問したような気分になりましたし、静岡県にある、秋野不矩美術館へ行ってみたいなぁ。って思いました。(靴を脱いで、寝っ転がって観てもいいそうなので・・・。)


この後は、美術館内のレストランの<レストラン オランジュ・ブルー>でランチをしたのですが、そのことは、今度書きます。