どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『神聖ローマ帝国ルドルフ2世の驚異の世界展@Bunkamura』なのだ

2018年02月20日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ Bunkamuraで 3月11日まで開催している<神聖ローマ帝国ルドルフ2世の驚異の世界展>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

やっぱり アルチンボルド<ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像>なのだ


ぼくらわ 2009年にも1度見ているのだ

この作品の隣に<ハプスブルク家、神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の肖像>が展示していて見比べると 洋梨で表した鼻の感じと リンゴとももで表した頬などが 良く特徴に表れているのだ

これが 隣に展示していたハンス・フォン・アーヘン作のコピー<ハプスブルク家、神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の肖像>なのだ



1番最後にあった 特別展示のフィリップ・ハースの作品で アルチンボルドの四季の立体作品なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)



個別にも撮ったのだ

<春(模型、アルチンボルドに基づく)>なのだ



<夏(模型、アルチンボルドに基づく)>なのだ



<秋(模型、アルチンボルドに基づく)>なのだ



<冬(模型、アルチンボルドに基づく)>なのだ



こちらわ <コロッサス:巨像(模型)>なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


別角度の写真も載せるのだ



他にも ルーラント・サーフェリーの<鳥のいる風景>が良かったのだ


ぼくらわ アルチンボルドの<ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像>を見たくて行ったけど 最後に展示していた フィリップ・ハースの模型わ ちょっとビックリで 立体作品にすると より アルチンボルドの凄さが分かった気がしたような感じになったのだ・・・



ここから先わ えこうの感想なのだ

Bunkamura <神聖ローマ帝国ルドルフ2世の驚異の世界展> 3月11日(日)まで

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_rudolf/




展示構成

プロローグ ルドルフ2世とプラハ

第1章 拡大される世界

第2章 収集される世界

第3章 変容する世界

エピローグ 驚異の部屋

特別展示 フィリップ・ハース

油彩、版画、水彩、工芸品、書籍などが展示しており、特別展示や参考出品を含めると約130点ありました。


気になった作品

47.ルーラント・サーフェリー 動物に音楽を奏でるオルフェウス


解説の一部には、こう書かれています。
『愛する妻を永遠に失った悲しみにくれるオルフェウスが自然の中で竪琴を奏でて歌い始めると、樹木や森、鳥、そして猛獣や岩までもが、魅了された。動物の多くがペアで描かれているのは、「ノアの箱舟」の物語をまねたのだろう。』

動物たちの白目が輝いて見えるからか、目がクリクリしていて可愛かった。

あと、NO.48の作品<2頭の馬と馬丁たち>もそうだったけど、馬のたてがみが長いのはなんでだろう?


66.ヤン・ブリューゲル(父) 陶器の花瓶に生けられた小さな花束


46もの花と12の動物(虫など)が描かれており、見ていると、花なのに迫ってくるような気がした。


67.ヨーリス・フーフナーヘル 人生の短さの寓意(花と昆虫のいる二連画)


解説には、こう書かれています。
『皇帝のために描かれたこの細密画には、寓意に対する宮廷の好みが反映されている。頭蓋骨や髑髏は命の短さを表し、天使の頭は永遠の魂を、砂時計やバラの蕾、咲いたバラは時間の経過を表す。旧約聖書から引用も世界の果敢なさに関する。チョウと毛虫は魂の変容を象徴するものだが、小さな生き物の世界を観察して得た表現でもある。画家はインスピレーションを神の創造に求め、作品の美しさによって創造主と注文主とに応えているのである。』


71.ジュゼッペ・アルチンボルド ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像


解説には、こう書かれています。
『ここにはルドルフ2世が、巡る季節、基本四元素、物を変転を司る古代エトルリアの神であるウェルトゥムヌスとして描かれ、森羅万象を統べる主としての皇帝への讃評となっている。この寓意像は画家アルチンボルドが到達した頂点を表すものであり、皇帝を大いに喜ばせた。四季のような植物相の間の調和は、その小宇宙の主である皇帝の庇護の下での黄金時代が享受する調和を反映している。なお本作は1648年のプラハ攻略によってスウェーデンにもたらされた。』


88.ディルク・ド・クワード・ファン・ラーフェステイン ルドルフ2世の治世の寓意


解説には、こう書かれています。
『本作において軍神マルスは理想化された皇帝の肖像であり、主題場面に入ろうとする右上の擬人像を自らの体で押し止めている。同時に学問の女神がマルスを、守護霊に戴冠されている三人の女性から遠ざけるようにしている。三人とは「豊穣の角」を足元に置く豊穣の女神、剣を持つ正義の女神、鳩を伴う平和の女神である。上には平和を象徴としてオリーブの葉のリースと棕櫚(しゅろ)の葉を伴う皇帝の鷲が見え、鷲は金の枷によって「正義」と「学問」を結び付けている。』

アルチンボルド以外だと、この作品が1番良かった。


他にも、驚異の部屋に展示していた<蓋付きの杯>、<舟形杯>、<貝の杯>などが良かった。


私は絵画中心に見たので、惹かれる作品は少なかったが、今回の展覧会で、ルーラント・サーフェリーという画家を知ることが出来て良かった。

最後に展示していた、フィリップ・ハースの作品も面白くて、オススメだと思いますよ


この後わ 六本木(乃木坂)に移動して<トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド>でランチをしたのだけど そのことわ また 今度書くのだ



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