地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場





になるのだろう、10年もすれば。
 大寒を過ぎてようやく寒くなった、しかし晴天で風もない休日の午後、妻が居ないと虫が騒ぐ。田も畑も仕事がない。読書もDVDも飽きた となると里山道しかない。家事、生活のことでも知恵を回して時間を過ごせばいいものを、逃げる。ただ、グジグジしているから家を出るのは日も山にちかい午後3時半。
 JR下庄駅近くの山中へ入り東方を目指す。ほどなく休耕田が連なりはじめ、田圃には雑草が枯れて立つ。農道となった里山道は舗装されているものの、2,3年もすると山仕事にしか使われなくなって、そのうち、廃道となる。今のうちなのだ、そこいらじゅうの里山道を徘徊できるのは。と思いつつ、一つの山を抜け出して下り始めると丁寧に起こされて春を待つ田圃が連なる。こころなしか舗装面にも生活臭が。里が近いのか、軽トラに山柴(枝払いしたのを整理してみえただけかも)を積んでいる年配の方と話すことが出た。ここはもう鈴鹿市三宅。人と話をしたら、引き返す山道の寂しさが胸につまり、結局、田圃のふちをくるりと回り北方に広がる集落をずっと眺めc.c.wで一周して軽トラまで戻った、1時間強の今日。

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