全国的に寒波、強風の中でも読書会は休まずやった。私の先生の中には朝鮮戦争の爆撃・避難の中でも反論を書いたという話を学生時代に聞いたことがある。それが座右の銘になっているわけではないが、ただ決めた以上は楽しく習慣的に続けることが私の生活パターンである。最近気が付いたのはこの程度の話も日本では自慢話と嫌な表情を浮かべる人がいる。人の自慢を聞くのを非常に嫌がる日本人を知っている。満洲映画協会に日本人グループで調査に行った時、通訳者の私の弟子が一つ冗談で自慢話をしたらある日本人がその言葉だけを言わなかったら完璧だと冗談で返した。中国や韓国では冗談でも自慢話が多いが、日本人は極端に嫌う。私は日本語がいまより下手の時にも数多く失言冗談をした。日本に適応して冗談もかなり控えてきたのは萎縮させられてきたのかもしれない。日本の社会化とは制約、萎縮されることを意味するのかもしれない。
昨日の読書会では私の科研の研究テーマである、日露戦争後の報徳運動、農村更生運動、そして宇垣総督の農村振興運動と朴正熙大統領のセマウル運動への大筋の中の問題意識が議論された。この読書会は知識人になるために読書をするのではなく、問題とアイディアを追求する戦いであることも主張した。研究成果をを公表することへ話が至った時、コンテンツ会社の小野博社長が岡山から来られた。彼は高精細画像の映像を見せながら製作過程について説明してくれた。高性能のカメラで絵図・屏風・襖絵等撮影し、コンピューターに入れ込んで資料化する。高精度デジタルカメラによる資料撮影、ハイビジョン動画制作、レプリカ制作などに私は大学教育と研究に利用することを考えた。櫛田学長も同席して教育改革のためにどのように活用できるか、話は延々と伸びた。私は自分で作ることを考えた。終わらせたのは、冬の日の短い夜7時であった。
昨日の読書会では私の科研の研究テーマである、日露戦争後の報徳運動、農村更生運動、そして宇垣総督の農村振興運動と朴正熙大統領のセマウル運動への大筋の中の問題意識が議論された。この読書会は知識人になるために読書をするのではなく、問題とアイディアを追求する戦いであることも主張した。研究成果をを公表することへ話が至った時、コンテンツ会社の小野博社長が岡山から来られた。彼は高精細画像の映像を見せながら製作過程について説明してくれた。高性能のカメラで絵図・屏風・襖絵等撮影し、コンピューターに入れ込んで資料化する。高精度デジタルカメラによる資料撮影、ハイビジョン動画制作、レプリカ制作などに私は大学教育と研究に利用することを考えた。櫛田学長も同席して教育改革のためにどのように活用できるか、話は延々と伸びた。私は自分で作ることを考えた。終わらせたのは、冬の日の短い夜7時であった。