崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「韓国の常識、日本の非常識」

2013年09月03日 04時04分49秒 | エッセイ
今週末の土曜日2013年9月7日 2時から3時半まで東亜大学13号館で第2回「楽しい韓国文化論」の最初の公開講座[無料]を行う。先日も触れたように講師は韓国・嶺南大学校講師の『「二重国籍」詩人野口米次郎』の著者である堀まどか氏、演題は「韓国の常識、日本の非常識」である。日韓における常識、非常識、そして「私の常識、あなたは非常識」、「常識ではない」など普段の言葉が気になる時間になるだろう。その【要旨】は次のようである。

韓国の常識は、日本の非常識なのか?それとも、国際的にみて日本人のほうが非常識なのだろうか?そもそも「常識」とは何だろうか。異なる価値観のせめぎあう臨界に立ちあい、思考するとは、どういうことなのだろうか。共通の認識や理解、普遍的な判断ということは、存在しうるのだろうか。現在、国家間としての日韓関係は悪化しているが、このような時代にこそ、市民や個人のレベルにおいての、人々の異文化理解に向けた意識と判断力が試されているように思う。
 今年3月から韓国の大学で教壇に立ち始めたばかりの私は、いってみれば韓国文化に関しては素人なのだが、学生たちとの対話や授業の様子、韓国の「食」文化にも触れながら、現在感じている印象や混沌とした思い、そして改めて気づかされた日本の文化や社会について語りたい。身近な実例を紹介しながら、会場のみなさんとの議論のきっかけとしたい。


 

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