崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「以熱治熱」

2018年07月20日 04時32分39秒 | 研究業績

 昨日の読書会はオールメンバーの総合討議、猛暑のなかの「以熱治熱」となった。話題はさまざまであったが、植民地時代から住んでいる在日とは違って、ニューカマーの韓国人や中国人が注目された。福岡在住の田中、板井、北九州の朴、広島から山田、そして下関の古本、田辺、倉光、礒永の諸氏と私の9人で、熱く討議した。観光だけではなく、日本に住もうとする人が多いという話、日本の魅力とは何か。日本で活躍する人たちのサクセスストリーではない話。韓国や中国が国民を追い出す、放出する力、日本が受け皿のようになっている要因はなにか。経済成長中心、競争の激しさ、単線的な出世主義から複線的多様な幸福な日本社会で安全安心を求めて日本に住もうとする人たちにが脚光を浴びる。親日論ではない。人生論、国格論、田中氏の筆力による本の出版の出発である。山田寛人と朴仙容の両氏が拙著『朝鮮戦争から生まれた米軍慰安婦の真実』に関するコメントをフェースブックに投稿した内容の説明もあった。


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