隣の石井家が遠く三重に引っ越しすると言う。寂しくなる、昨日ご夫婦と満珠荘で昼食をとった。御主人は下関の地元産。奥さんの実家の三重県に引っ越すことになったとのこと。ここに戻るよう、引き止めたい気持ちで長く話した。鉢物の植物などをいただき、私は最新著『帝国日本の植民地を歩く』をサイン入れて献本した。
見送りの言葉のように定年後の長い時間を考えながら現職を生きるよう話した。私は新年から80才代、本格的に高齢を生きる。苦難の時代を生き抜いてきた免疫性に頼るような信念のようなものがある。どう生きる。昔のことを話すのではなく、昔からの長いスパンの人生の失敗と成功を語るべきであろう。
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