韓国世明大学校金裕盛総長一行４人案内

　韓国世明大学校金裕盛総長一行４人が東亜大学と連携提携の調印のために下関に来られ駅に迎えに行、下関を案内した。まず下関港、グリーンモールの朝鮮人商店街、朝鮮総連山口本部、朝鮮学校を訪問した。校長の鄭万石氏が学校の事情を説明した。韓国にはまだ反共産主義法が存在するが民主化によって有名無実になった。総連も訪問できるようになった。
　次に功山寺を訪ねた。東亜大学教授でもある有福住持氏が説明してくれた。特に鎌倉時代に創建された禅寺で仏殿は我国最古の禅寺様式を残しており国宝に指定されていることと、また、ここは高杉晋作達が 1864年12月15日に奇兵隊等諸隊の決起を促して挙兵した場所であるとの説明もあった。有福氏はカント哲学の権威者でもある。
　日清講和条約の記念館、赤間神宮を回り歩いて拙宅へ行き、関門海峡を眺めてからホテルで夕食をとった。その際、中沢敦学長も同席した。世界的に朝鮮人と日本人が一番近い人類などの話題を含め、いろいろな情報交換ができ、有意義な時間を楽しんだ。