崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

民主党選挙

2010年09月06日 06時40分05秒 | エッセイ
 韓国から帰国して民主党代表選の雰囲気を満喫している。密室交代の総理代わりに嫌がったので民主主義の新鮮さを感じている。昨日の大阪街頭演説の映像をみながら日本でも民主主義があるんだなと、感じられて嬉しい。ただ憎まれているような小沢一郎前幹事長の信念と説得力のある話を聞けて良かった。氏は「政治家自らの責任で政策、予算を決定できる体制をつくらないといけないと感じ、立候補した」と述べ、政治主導の実現に全力を挙げるという。小沢、菅両氏が演壇に並んでそれぞれの決意が表明された。
 直前まで選挙になると党が分裂するなどの懸念する世論が流れた。党が分裂しても選挙をすべきである。選挙結果に承服、敗北するのが民主主義である。私はマスコミ主導の世論による政治には反対である。それだけではない。学問の世界でも世間の人気を楯にする人がいる。しかしそれが実態である。小沢はその中で「世間で言われることとは異なる」という意向を表現した。政治も学問も信念をもって行われるべきである。


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