崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

4年目の「楽しい韓国文化論」

2015年08月12日 02時57分15秒 | 旅行
 昨日も猛暑の1日、留学生の部屋のクーラーが故障ということで村田氏に連絡して臨時処理をしていただくことになった。すばやい行動に関係者に感謝である。午後から私の研究室で10月から始まる「楽しい韓国文化論」の準備会を行った。今年で4年目であり、東亜大学東アジア文化研究所と下関広域日韓親善協会の共催で行うことになった。今までの蓄積を勘案して下関を中心としてネットワーク作りを目指すものであり、講師もその時一回だけ参加する人ではなく、一緒に和を作れるような人選となった。テーマは韓国の生活文化とし、初日には一般公開講演として岡山大学名誉教授の小林孝行氏による「日本の演歌と韓国のトロット」と李陽雨氏の「ヨイトマケの歌」(写真)をもって始めることとした。衣食住の講座に和仁浩明氏の「食文化」、小園喜代子氏と友松氏の日韓衣服の比較、亀松靖弘氏の日韓住居文化、崔吉城の「冠婚葬祭」、そして礒永和幸氏の「麗水と下関」を予定しており、その後、船で3泊4日の現地探訪旅行を行う日程とした。本欄を通して多くのブログやフェースブック友に、特に下関近郊の方々には参加を呼びかけたい。一緒に楽しい時間、和を作っていきたい。
 今政治的には日韓関係はよろしくない。韓国からは安倍総理、日本から朴大統領が悪いと言われている。一般人同士は悪くないという。一般人の私たちが和を持ってより交流を深め、理解し、受け入れ合うことによってトップや政治に影響を与えることができるはずである。本当に近い隣国、日韓の文化的相互理解は常に必要である。似て異なるのが日韓文化であリ、身近な生活文化の理解が必要と思われる。
 


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