崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

대만

2021年01月09日 06時29分01秒 | 講義

 昨日の本欄では韓国の慰安婦問題に触れて、一昨日の遠隔授業の報告が今朝になった。寒波と降雪で家で遠隔講義をした。 広島と下関の我が家と大学の3ヵ所から三角線でつながる講義だった。山口県立広島大学の上水流久彦教授の講義だった。彼とは私の広島時代の師弟関係。私の植民地研究と深く関わっている。彼は台湾を現地調査地にして広く東アジアに関して多くの論文を発表している。
 微妙な「一国二体制」というタイトルでお願いした。香港と中国との関係から中台関係を論じた。台湾政府は香港の事例を見て、中国との関係を確立して行こうとするその過程がうまく説明された。結局台湾問題が香港、中国問題に繋がるようであった。 
 イギリス植民地から母国への復帰の問題、民主主義と独裁との対立、イギリス植民地の英語、表現の自由、人権、そして経済などへ話が広がった。鵜沢先生は台湾で鉄道で乗り合わせた3人の少数民族が日本語で話すのを聞いてびっくりした体験談を出され、また上水流氏は調査に行った初期に台湾人が日本語で話ていたなど、文化人類学的に展開された。よい議論ができた。

 8일 한파와 강설로 집에서 원격강의를 하였다. 히로시마와 시모노세키의 두 곳 등 삼각선으로 이어지는 강의였다. 현립히로시마대학의 가미즈르 교수가 강의를 했다. 그는 나의 식민지 연구와 관계 깊은 문제점 등을 연구하여 많은 글들을 발표하고 있는 연구자이다. <일국이체제>라는 내가 정한 제목이 정치적이니 정치적인 설명이 될 수 밖에 없었다. 그런데 정치적인 민감한 문제를 별로 괘념하지 않고 홍콩문제가 대만 문제라는 점에 초점을 두었다. 영국식민지의 교육 등이 민주화 인권 표현의 자유 등 홍콩인들의 큰 힘이 된 것이 아닐까.   


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