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崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

学生のコメント

2013年07月25日 21時18分12秒 | エッセイ
今日前期の講義の試験を残して、最終時間であり、学生たちから拍手を受けた。休講もなく、楽しく終えることができて学生たちに感謝し講義評価と感想を聞いた。科目名は「観光人類学」であり、山下編『観光文化学』をテキストにして私が調査や旅行した映像と画像をもって、考えたことを話し合うように講義し、必ずノートをさせて回収して私がコメントする対話法を取った。私ののコメントは褒めることはもちろん、注意することも含まれていて学生とのコミュニケーションにもなった。それは学生による評価であり、教育そのものでもある。今日のコメントを一学期大活躍してくれた渡辺君がまとめて読み上げて拍手と歓声が上がった。以下は学生たちのコメントである。

 キム・ドゥヨン:ほかの講義ではほとんどの先生が一方的に話すだけですが、崔先生は対話式の講義を行ってくださったのでとてもわかりやすかったです。
 コウ・ギョウケツ:先生が韓国人学生に対して韓国語で話す時は違和感を感じた。
 イ・カンハン:先生が諸外国へ行って実際に撮影したものを見ると、私自身もその国へ行ってみたくなりました。
そして毎時間行う授業の感想を書くことによって、自ら考え、モノを書くスキルの向上につながったと思います。
 ソン・ギョウトウ:毎回先生がせっかく準備してくださっているパワーポイントですが、量が多くひとつの講義の中で全てを見ることができません。そこで、スライドの量を減らし簡潔に記述することによって先生の苦労も減り、私たち自身の授業効率アップにもつながると思います。
 熊田知央:日頃テレビでは美化された情報しか流れてなく、それだけの情報しか得ることができないが、崔先生の授業ではよりリアルな特に映画「汚れた日本人」を見ることができ自分自身の知識の幅が広がった。
 尾島悠太:実際に世界を旅した視点での授業だったのですごくためになりました。(ぜひ自分も何か新しいことにチャレンジしたい)
 タイ・チンホウ:先生が多くの国を訪れて撮った写真や映像をもっと多くみたいです。
 チェ・ユリ:ブログとFACEBOOKを見て、先生の若く生きる方法を学ぶことができました。
 ノ・ヨンジュ:先生の授業ではテーマがあり、それに関した事例や知識を細かく教えてくださること、さらには授業の感想を書くことでそのテーマについてより深く考えることができました。
 ヤン・ハイム:ほかの先生の授業はただ単に専門的な知識を教えるスタイルですが、先生の授業では専門的な知識はもちろんのこと、先生自身の体験談や経験をもとにその知識についてより深く教えてくださるので、ほかの授業に比べ多くのことを身に付けることができました。
 渡邊雅之:先生の実体験をもとに構成されている授業なのでよりリアルで、嘘ではない本当の知識を得ることができました。「ペーパーチェイス」を見てから自分自身の授業への取組み方や、先生方の授業方法について深く考える機会が増えました。対話式の授業を行うことにより本当に生徒がその知識を自分のものとしているか(いかに身につけているか)をはかることができ、さらにはコミュニケーション能力の向上、ディベート力の向上にもつながる本当に素晴らしい方法だと思います。今後このような授業がほかの科目でも増えることを願っています。
(文責:渡邊雅之)

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