崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

同姓同本

2018年01月14日 06時03分59秒 | 日記

 呉信媛先生引率、韓国の女子高校生6人がわが家を訪ねて来た。門司から船で渡ってきたので我が家での海岸景色鑑賞は省略。愛犬ミミを囲んでの談笑だった。自己紹介で名前を漢字で書くのは難しかったようである。朴世恩、崔由京、金旼、河垂濱、金秀辰、徐味の6人の中に金の姓が二人、韓国の苗字の中の最多姓であることをさす。中に崔の姓が一人いた。彼女から本貫を聞かれた。私とおなじの慶州崔である。それを聞いて頭を床に着けて拝礼をした。しかし世代(輩列)では彼女の方が私より上であると解り大笑い。韓国でよくあるハプニングである。伝統は続く。
 韓国は漢字文化圏から抜けていくようである。しかし政治的に、文化的に中国向けが続く。韓国と日本は冷却時代。それでも韓国からの観光客の往来は激しい。学生たちは日本の旅行が楽しくてしょうがないと、崔由京は礼儀正しい人が多い日本が好き、住みたいといった。彼女の父親に私のハングルのエッセー集を献本した。