崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「忠臣がいない」

2017年02月14日 05時45分48秒 | 日記

 昨日は新聞休刊日、困ることはない。ツイッターやフェースブックなどで早い情報はあふれ、新鮮だった。トランプ大統領がカナダの首相と会った話など、下関では市長選など現場写真がネット上に伝わってきて、私は受信と発信に忙しかった。ある週刊誌の記者が私の研究室に取材のため東京から来られた。在日3世の長身美男、私が李王朝の「烈女」「忠臣」に触れた時、韓国の(デモ隊)方向へ指さしながら「忠臣がいない」といった。私は彼が私の話のキーポイントをよく把握していると思い、それで十分であるといいその話を終えた。その代わりに私はインターネット新聞を作ろうと提案した。まず紙の新聞の弱さに対応する、迅速さと正直、正しい判断コメントが溢れるネット新聞を作ることの提案であった。肯定的な話し合いであった。
 また研究室では山県順子氏の「下関裁判」(今月16日3時、東亜大学東アジア文化研究所研究会)の打ち合わせ、鍬野保雄氏も加わり、下関が慰安婦問題発祥の地のような話になった。日本人在野人権運動家が在日韓国朝鮮人たちと裁判へ、韓国へ持ち込み韓国側から応援してもらう過程が実によくわかる。私はその生々しい話は研究会で発表するようにした。これは重要な研究会になりそうである。小規模な会ではあるが大きい話題になりそうである。兵庫大学に転出した李良姫教授が久しぶりに研究室に顔を出して嬉しかった。