崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

小沢一郎氏敗れ

2010年09月15日 06時09分31秒 | エッセイ
 昨日民主党代表選の所信表明の演説、投開票まできちんと見守った。投開票に先立つ2人の演説では「私には夢がある」と熱弁を語った。特に小沢氏の迫力あるスピーチを聞いて昔学んだスピーチ論の講義を思い出した。オバマなどのような名スピーチだ思った。菅氏がやや優勢と聞いていたが大差をつけて勝利した。
 私は内心、やや小沢氏に傾いていたので残念ではあったが、日本の民主主義「選挙」の勝利のようで嬉しい。私の身の回では選挙はほぼ確認するプロセスに過ぎない。今度民心が「衆愚」か「天心」か、民が代表を選ぶという民主主義の制度を使いこなしたことに喜んでいる。もっとも良かったのは小沢氏の堂々とした登壇する態度であった。これからは選挙は一つのゲームと思い、悔いを残さず政権へ協力すべきであろう。日本は経済だけではなく、政治的にも先進国になっていくように願っている。