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一日一句(239)






幻の北の大地や馬肥ゆる





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一日一句(238)






めし喰ふも余生に似たり十三夜





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一日一句(237)






草の花きのふのこゑが野に満ちて





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一日一句(236)






めし喰ふも余生に似たり秋日和





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一日一句(235)






冬瓜の見てゐる夢は太古とも





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蕪村の俳句(105)


■旧暦9月6日、日曜日、

(写真)山縣有朋の元別荘を流れる高瀬川。この辺が鴨川から別れて高瀬川の「源流」となる。現在は、宴会・食事処「がんこ二条苑」になっている。友人たちが、予約してくれて、京料理を味わう。



湯葉を食べた後、にがりを入れて豆腐を作る鍋がとくに面白かった。飲み放題。



高瀬川「源流」、紅葉の季節は、また、いいだろうなと思う。

この料亭に入る前、時間があったので、市役所の北側の路地をぶらぶらしていた。あまり、その辺り歩いたことがなかったのだが、京の特産品の竹箸や竹細工を売る店や骨董店が軒を並べていて、いい雰囲気の一角になっている。竹箸と箸置が安かったので、購う。



今日は、ほとんど、雑用に明け暮れる。午後から、冷蔵庫の整理、掃除、運動、買い物。夕食を一品作る。芸がないので、また、生姜焼。

29日に文科省から、千葉・埼玉の線量の航空機モニタリング測定結果が出た。ここから>>>このデータをみると、市で測定している結果とほぼ一致する。ぼくの住む松戸は、流山、柏、三郷などとともに、ホットスポットであることが裏づけられている。故郷の群馬県の山間部も高い線量が観測され、汚染地帯になっていることがわかる。温泉や山の自然を心から楽しめなくなってしまった。欺瞞の全体構造に改めて怒りが湧いてくる。



染あえぬ尾のゆかしさよ赤蜻蛉   明和五年

■どこか、余白を残しておく、どこか、未完のままにしておく、というセンスに、共感する。完成は、没落の始まりであり、息苦しさも伴なう。突拍子もないように思うかもしれないが、完全性は「殲滅する」という思想とも、どこかで通じているようにも感じる。ちなみに、「ゆかし」は心惹かれるの意。





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Cioranを読む(59)



■旧暦9月5日、土曜日、

(写真)広隆寺

昨日から、木犀の香が漂い始めた。今日は朝から、病院。コンビニにて、『カムイ外伝』を入手。コンビニ本で第一部全20話を収録。840円、安い。FBで漫画家の長谷さんより教えていただく。

特養というのは、認知症の方もいるので、自分の個室がわからなくなって、人の個室を次々に開けてゆく人も中にはいるらしい。昨夜、こうした事件が起きた。認知症の男性が間違って叔母の部屋に侵入、叔母がパニックになったという。今日は、落ち着いているらしいが、予想もつかないことが起きるものだと、ちょっと驚いている。特養に入れたら、安心、というものでもないようだ。割り切っていかないと、身がもたない。





俗に清明桔梗と言われる陰陽五行を表す印。広隆寺本殿にて。



広隆寺は、渡来人、秦河勝が、聖徳太子から半跏思惟像を拝受して建立した京都最古の寺であるが、興味深い祭が伝わっている。その名も「牛祭」。得体の知れない神、摩陀羅神を祭る奇祭。摩陀羅神が赤鬼、青鬼の四天王を従えて、牛に乗って境内を巡回。設けられた祭壇で奇妙な祭文を読む。十月十二日の夜に行われる。なんと、虚子の歳時記に記載されていた。

金堂へかたむく月や牛祭     雅堂



本殿



同上



霊宝殿



霊宝殿前に群生した蓮



霊宝殿より苔の庭を見る



霊宝殿前に群生した蓮



On peut tout imaginer, tout prédire, sauf jusqu'où onpeut déchoir.   Cioran Aveux et Anathèmes p. 36

人間は、あらゆることを想像できる、予測もできる。自分がどこまで堕ちられるか、そのことだけは別にして。

■この断章を読んで、思い浮かんだ人物は、経団連会長の米倉氏である。思い浮かんだからしょうがない。醜い表情、醜い体形。蝦蟇を思わせる。おっと失礼>蝦蟇くん! 人間は外見ではないとよく言うが、ぼくは、人間こそ外見だと思う。外見に現れている美があるかどうか、だと思う。その美は、やはり悪からは遠いのだと思える。経団連会長、どう見ても美しくない。







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一日一句(234)






そう言うないづれ死ぬ身の秋の風





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