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飴山實を読む(172)

■旧暦3月12日、日曜日、

(写真)無題

今日は、とくに何もせず。掃除して、蒲団を干して、取りこんで、その蒲団にくるまって本を読んでいたら、しばし寝てしまった。つげ義春の『新版 貧困旅行記』。この本に出てくる子どもは、まさに、時期的に、自分自身。とても懐かしい。娘が夕食を用意してくれたので、それを食す。夜、ウィスキーを飲んでぼーっとする。




而して散りたる風の柿の花
   「俳句研究」(平成九年九月)

■余韻があって惹かれた。「而して」に現れた世界は、自然と人が相互に浸透した世界と感じられる。自然の物語であり人の物語でもある。



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