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Richard Wrightの俳句(51)
2008-03-02 / 俳句
(写真)河津桜が開花
今日は、片づけと掃除とパソコンの配置換えで終わった。お雛様を出すのにともなう諸々の作業が発生したのである。
鳩山大臣ではないが(笑)、友だちの友だちがテロリストに間違われた。M信託銀行に預けてある金の動きが不自然だということが疑われた理由らしい。ある晩、ピザ屋のチラシと一緒に、その信託銀行K支店の課長の名刺がさりげなくポストに入っていたのである。裏には、折り入ってお話がしたいとの趣旨のことが赤ペンでぎっしり。電話で話をしてみると、その課長は、テロリストだけではなく「振り込め詐欺師」の容疑もかけていたことが判明。友だちの友だちは激怒して、丸の内の本店に怒鳴り込んだのであった。そもそも、疑いの元になった「不自然な金の動き」とは、10万単位の金が頻繁に出し入れされていたことを指すらしい。当人に直接確かめたわけではないので詳細はわからないが、たぶん、サブプライムローン破綻で生じた株の売買資金と関連するものだろう。友だちの友だちは、ぼくと同じように貧乏人だが、馬券を買うように株券を買うのが趣味の男なのである。
◇
(Original)
As the sun goes down,
A green melon splits open
And juice trickes out.
日が暮れると
青いメロンが割れて
汁が溢れた
(放哉)
財布はたいてしまひつめたい鼻だ
■ライトの句、始め、あまりいいとは思わなかったが、何回か読んでいるうちに、可笑しくなってきた。とぼけたユーモアが感じられる。放哉の句は、自分で自分を笑っている。いわば、自嘲の句である。自嘲はただ自虐的に己を貶めて卑屈に笑っているのではなく、他者への配慮や世俗的な価値観の相対化、自己解放などの意図が含まれ、なかなか深いものなのだと思う。
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