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柚子湯

■旧暦11月13日、土曜日、、冬至

カイロに行って体調は良くなってきた。やはり、効くのだろう。睡眠剤を飲まずに、効果を試して、そう実感した。間が、一ヵ月半、開いてしまったので、骨格がかなり歪んでしまったらしい。来週も治療に通うことになった。

(写真)わたらせ渓谷鉄道のディーゼルカーの勇姿! 渋い! 通常一両! 多くて2両! イベント列車やトロッコ電車もある。車体の小豆色は、足尾銅山のあかがね色から来ている。



ウェブアニメというのをご存知だろうか。ウェブ上にアップロードされた無料アニメーションのことで、制作は、作画・脚本・声・効果音・テーマ曲など、全部一人でこなす。収益は、たぶん、広告収入や関連グッズだと思う。相当なアクセス数があるらしい。

先日、人気の覆面作家、ラレコ氏がテレビに出演したので、観てみた。35歳の男性で、「やわらか戦車」などの作品を観ると、明らかに、反戦思想を感じてしまうのだが、当人の弁では、そういう思想を意識しているのではなく、自分の生理に忠実に描いているだけだと言う。生理がそのまま思想になっているのだろう。「やわらかアトム」もなかなか笑える。



今日は冬至である。冬至に柚子湯に入ると、無病息災でいられるという。柚子湯が銭湯登場以降の習慣だとすれば、いつからなんだろうか。初めて、「柚子湯」が言葉として登場したのは、狂歌だったようだ。

「伊豆湯よりをとりてあしきゆず湯とはすいもあまいもくたものぞしる」(狂歌・団円 1703年)

この狂歌からすると、18世紀の初頭には「柚子湯」の習慣はあったように思える。銭湯もこの頃からあったのか? そう思って、調べていると、15世紀の後半には、文献に「銭湯」が現れる。銭湯は冬至の日は柚子湯と決まっているらしいから、その日だけ、銭湯に行くのも乙なものかもしれない。


金星と月を左右に柚子湯かな
   橋本薫

■一足先に、柚子湯にしてしまったので、今宵は、入浴剤の柚子風呂にしたのだった。おるかさんのこの句、露天風呂かな。いいでしょうね、こういうの。
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